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目黒不動尊の狛犬たち

前回に続き、目黒不動尊(泰叡山護國院 瀧泉寺)の動物たち、今回は狛犬です。

前回の記事

こま‐いぬ【狛犬】

[1] 〘名〙 (高麗犬の意)
① 昔、高麗から伝来したといわれる獅子に似た獣の像。木、石、金属などで作り、玉座の御帳(みちょう)、神社の社頭や社殿の前などに向かい合わせに阿吽(あうん)の一対を置き、威厳を添え、また魔よけとした。もとは宮中の門扉、几帳(きちょう)、屏風(びょうぶ)などの動揺するのをとめるための鎮子(ちんし)として用いたもの。こま。からいぬ。

出典:コトバンク「精選版 日本国語大辞典「狛犬」の解説

入口、仁王門の前に鎮座する狛犬です。

ドライアイにならないか、心配。
牙があるのに、人間のような歯が、なんとなく愉快。
平成生まれ。

仁王門の裏側にいる狛犬。

角があるタイプ。
爪もしっかり健康。

本堂前。都内最古の狛犬だそうです。

歯がとがり、舌を出しています。犬のようですね。

胸に文字がが刻まれています。

奉献 不動尊霊前 唐獅子二匹、と書いてあるらしい。

足にも。

読めない…。
剥落しています。

八大童子の山の前。工事中なのか、入れませんでした。

微笑観世音菩薩の向かって右。

優しそうな狛犬。
台座にも、犬らしき姿。

そして左。

だいぶ雰囲気が違います。
右前脚の下にいるのは子犬でしょうか。

ここにも。

本堂の裏手、地主神の祠の奥にも。

敷地の外から正面を見ようとしましたが、木立に隠れていたのか、見ることができませんでした。残念。

一口に狛犬といっても随分違うものですね。
表情、髪型?尻尾の形など、どれも個性的でした。
狛犬にハマりそうな予感‥。

続きます。

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