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【お金の話】航路を守れ-STAY THE COURSE- #15

こんにちはchapiのすけです。

本業が忙しく、更新が滞ってしまいました。約2週間ぶりの更新です。
突然ですが、今、こちらを読んでいます。

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バンガードの創設者ジョン・C・ボーグル氏のバンガード立ち上げから現在までを振り返った回顧録です。まだ途中なのですが、とても面白いです。ページを進めれば進めるほど、インデックス・ファンドを生み出したボーグル氏の功績の偉大さ、そして何よりバンガードをどんどん好きになっていく本ですね。

今回は書評ではないのですが、昨今の株式市場を眺めていて、この「航路を守れ」が何よりも自分の投資哲学にしっくりとあてはまるため、雑談チックなnoteを残しておきたいと思います。

2月の市場は波乱のまま幕を下ろした

2月の市場は大荒れでした。
1月末に起こったゲームストップ株の暴騰暴落の余波で始まった2月は、1月末の調整の反動で上旬は好調な滑り出しだったと思います。ハイテク×グロース株の決算も明るい内容が多く、ワクチン接種も順調に進み、このまま緩やかな上昇基調で終えるのでは、と思われました。

ところが最終週の大幅調整。米国長期国債の金利上昇、テスラの暴落に引っ張られた状況でしょうか。SNS上でも様々な声があがりましたね。

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メガグロースはやや持ち直しましたが最終的には下落優勢で引けました。私自身、2月は楽観視していたのですが、2月中旬と比較すると私のPFも最終的に-3.7%程の下落になりました。

S&P500指数は上昇している

実際のところ、この1か月に関して言えば、S&P500は+2.6%で上昇しています。(以下はSPYの直近1ヶ月のチャートです)

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直近の下落だけに目が行きがちですが、それでも1月末の数値を上回っています。1ヶ月前にS&P500連動のインデックスファンドを購入した方は含み益が出ていることになります。
#もちろん来月以降どうなるかは誰にも分かりません。

大幅調整でも騒がず慌てず

仮に3月も波乱の市場が続いたとしても、個人投資家がそこをうまく売り抜けるのは至難の業なので、当初決めた航路を愚直に維持するのがやはり一番だと思っています。私の今年の航路はひたすらインデックス投資に終始(具体的にはVOOとVXFの定期買付け)することですので、市場の動揺に惑わされず、航路を守っていきたいと思います。

私のPFは直近高値から3.7%の下落になりましたが、たった3.7%程の下落で済んだ、とも言えそうです。私のリスク許容度には十分収まる範囲であり、やはり私はインデックス投資をコアに据えることが、自らの投資方針として非常にしっくり来ています。今回の大幅調整も、どこか冷静に、特に気にすることなく眺めていられたのは、自分の中でも良い気づきでした。

私はこれからもインデックス投資で、市場に振り回されることなく、資産をコツコツ築いていきたいと思います。

それでは。



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