見出し画像

食生活、バロメーターは自分の調子。

私はどちらかと言えば菜食主義に近い。

あまりベジタリアンとかビーガンって決めつけるのは好きじゃないのだけど、
ここ7−8年はグルテンフリーと赤い肉、乳製品を避ける生活を続けていた。

動物保護やトレンド、ダイエットとは全く関係ない。
試行錯誤の結果、単純にその方が身体の調子が良いという意味で続けていた。

おとめ座の象徴する身体の部位は「腸」「自律神経」と言うけど、
面白いくらい本当にそうで、私は腸が弱点。
子供の頃からお腹がものすごく弱い。
何かあるとすぐお便りに現れ、ほぼ毎日というくらい腹痛に悩まされていた。

赤いお肉は父が好きだったから子供の頃はよく食べていたけど、
どちらかと言えばお魚の方が好きだった。
よく、子供の好物はハンバーグや焼肉って言うけど、
鯖の塩焼きやお刺身が好きな子供だった。

乳製品だと特に牛乳は本当にダメで、
飲んだ直後にお腹がグルグル、嵐が起こる。
でも不思議と発酵されてるヨーグルトはわりと大丈夫だった。
逆にチーズを食べると便秘気味になる。

食べた物がお腹の調子に影響することは子供の時からなんとなく感じていた。

そして、ようやくたどり着いたのが、
冒頭でも書いた、小麦製品、お肉、乳製品を避けた食生活。

去年の12月から2月までベルギーで過ごした日々は毎日お肉、パン、チーズをいただく生活だった。フランスとベルギーで過ごした昨年7月から9月も同じくそのような食生活だった。

お邪魔させていただいている身としてはワガママは言えない。
それに健康に関わるアレルギーなどではないから迷惑をかけたくなかった。

お肉はとてもフレッシュなエネルギーいっぱいのジビエだったから美味しくいただけたのかもしれない。

でも、なんとなく日々身体の調子が悪くなっていくのを感じていた。
身体が重くなって鈍くなるような感覚だった。
夏の時は久しぶりにニキビや肌荒れにも悩まされた。
何が原因か分からないけど、お肉、パン、チーズのトリプルパンチだと思う。

この度ビックリしたのは安静時心拍数。
Fitbit の腕時計で計測しているが、不思議とベルギーにいる間はいつもの安静時心拍数54から60まで上がっていた。
ベルギー滞在中は休暇だったし、かなりストレスフリーの生活だったはずなのに。
そして、カナダに戻って元の食生活に戻ったら、その日から見事に安静時心拍数54に下がった。

安静時心拍数と食生活が関係しているかわからないけど、
食べる物の影響力は私たちが意識しているよりずっと大きいものだと思う。
私の体感覚では全身の巡りが小麦、お肉、乳製品を抜く方が良いのは確かだ。

私たちは機械ではない。
人はそれぞれ違う性質を持って生まれてきているから、万人に合う食の方程式はないと思ってる。1日、3食必要としている人もいれば、1食で十分な人もいる。6食必要な人だっているかもしれない。バロメーターは自分の調子が良いかどうか。
世の中から偏食だと思われても、本人の身体にとってはバランスが取れてる場合だってある。その反対も然り。バランスが取れてる食事を取っていても、本人にとってアンバランスという場合だってあるだろう。

試行錯誤して自分に合った食生活を探してみると面白いかもしれない。


サポートいただけると嬉しいです!いただいたサポートはより面白い記事の提供、クリエイターとしての活動費に使わせていただきます。