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「子供」は差別用語ではない

「子供」は差別用語


私が学生だった20年位前に、先生から「『子供』の『供』という感じは、差別的意味合いがあるから、『子ども』と書くのが望ましい」という話を聞いた事があります。

数年前、子育てに関するコラムを執筆していた事があったのですが、その時にも「『子ども』と書いて欲しい」と言われました。

「子供」は差別用語ではない

しかし最近、教職関係者の方から「その考えは誤りである」とご指摘頂きました。

公文書では「子供」を使う事になっているという事でした。

私の知識がアップデートされていなかったのか⁉️と驚きました。
そして、いつからそうなったのか気になったので、調べてみました。

エビデンス

なんと、2年前の令和3年にこの件で国会質疑がなされていました❗️

文部科学省は平成二十五年度に行われた省内の協議において、「子供」の表記について差別表現でないと結論を出して、常用漢字表に基づき「子供」に統一した旨を省内に周知している。

「子供」の表記に関する質問主意書

約10年前に「子供」は差別用語ではないという見解が出た様です。
知らなかった…差別用語ではなくなった事を知らない人が、私以外にも沢山いるんじゃないだろうか…。

この質問書の答弁を読むと、政府は積極的に周知活動は行わない様です。

「子供」の表記に関する国民の認識の在り方について、政府として積極的に働き掛けることは考えていない。

衆議院議員丸山穂高君提出「子供」の表記に関する質問に対する答弁書

私の周りで「子ども」と書いている人を見かけたら、そっと教えてみようと思います。

知識のアップデート、必要ですね。
アンテナを張っておかなければ…。

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