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書籍_仕事で本当に大切にしたいこと

大竹美喜さんが書いた「リーダー改造論」を読んで、大竹さんが書いた他の本に興味を持ち読んでしまった。

自分のバイブルにしたい書籍になった。2008年に書かれた本だが、これからの時代のリーダーにとって必要なことが書かれている。今の自分に刺さった部分を記録にとどめておく。

■失敗を分析し次に生かす人間になれ
大竹さんは作家の柳田邦夫さんが「この国の失敗の本質」の一文を引用されていた。それが刺さってしまった。

「日本人は学習を軽視したり、本質論を軽視して問題を先送りする。さらに責任を追及されても体裁ばかり繕うのは得意であり、過去の失敗は封印するといった文化的な欠陥遺伝子が存在している」

まさに今の自分に当てはまった。そもそも自分はこの6、7年、失敗を失敗として認識できていなかった。

■君は知らぬうちにゆでガエルになっている
まさに自分がゆでガエルだったと思わされた一文。

「鍋の中に張った水の中にカエルを入れておいて、少しずつ少しずつ鍋を熱くしていくと・・・。鍋の中は少しずつ温まっていきますが、その変化が緩やかなため、変えるは温度の変化に気づかないまま、気持ちよさそうにしています。ところが、そうしているうちにも温度は上がってきて、だんだん熱くなります。そして、変えるがそのことに気づいたときには、もう逃げることもできず、そのままゆであがって死んでしまいます。」

死んでいないところだけが違うだけ。また、追加で一文書かれていたのも忘れないようにしたい。これって今の多くの日本人に言えることなのではないか。

「『国に任せていればうまくやってくれる』という思いがずっとどこかにあって、個々人が努力することを忘れてしまったのです。個人も企業も、いつの間にか『ゆでガエル』になっていたのです。」

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