【感想】Withコロナのエンタメ業界どうなる?

こんばんは!

月額550円でテレ東のビジネス番組、ニュースが見放題のサービス「ビジネスオンデマンド」に登録しているのですが、メールで以下のような特集をやると通知が来ました。

【Withコロナのエンタメ業界どうなる?】SURVIVE 2030 @テレビ、YouTube、アニメ業界のキーマンが語る

エンタメ業界は何名か知人もおり、声優を推しているので気になるところでもあったので見てみました。

登壇者は以下の通り。

司会:豊島晋作(テレビ東京)

ゲスト:清水俊宏(フジテレビ、総合事業局「フジテレビュー‼」など)

    高橋弘樹(テレビ東京、プロデューサー・演出「家、ついて行ってイイですか?」など)

    渡邊拓(BitStar創業、YouTuber支援やインフルエンサーをプロデュース)

    イシイジロウ(ゲームデザイナー/原作・脚本家、「文豪とアルケミスト」など)

好きに話す形式だったので、気になったポイントを五月雨で記載していきます。

①バラエティ番組は一人で何でもできる人が強い

これはどういうことかと言うと、今のテレビ番組はカメラをタレントの家に送りつけて自分で組み立ててもらうらしいんですね。

そして女性タレントなんかはメイクもあるんですけど、当然メイクさんを送ることはできないので自分でメイクをしないといけない。

そのため、カメラの組み立てやメイクなど、こういうところでも一人でできるタレントの需要が高まっているそうです。

ビジネスでは個の時代でいかに自分の能力を高めて通用する人間になれるか、というのはありますが、タレントさんでもこういう知識や技術が大事になっているそうですね。

アニメもネットフリックスが収録用の機材を声優さんに送り始めたそうですが、声優さんは顔を映さずメイクはいらない分、収録機器の使い方は習得した方が良さそうです。

②タレントとYouTuberの違い

今や芸人さんや声優さんでもYouTuberとして活動している人は多いですよね。

YouTuberとの決定的な違い、上手くいかない芸能人は「出演者の意識」とのこと。

YouTuberは出演者でありプロデューサーであるため、その意識がなく普段と同じ出演者感覚だと退屈なものになってしまうそうです。

これに関しても①同様にタレント個人の能力を身に着けるということになりそうです。

③ルールを武器にできるか

ゲームはコンシューマー向けの機材が持ち出しNGの契約があり、その変更に時間が掛かったそうです。

ゲーム制作事業者がテレワークするのに時間がかかった原因がこれとのことです。

今後Withコロナによって色んな企業や文化でルールの変更があると思いますが、今までと同じ契約形態では通じないことも出てくると思います。

もしくは適合するためにルールを変えていかなければいけないことも多々出てくると思うので、そこは注意が必要です。

また、ルールチェンジに追い付けるかどうかがまずありますが、その先にその「ルールを武器にできるか」ということがあります。

例えばZoomを使って何ができるか。

最近のTVだとリモート出演の際は各タレントさんが画面上はワイプごとに分かれています。

タレントの自室や家が背景で映って最初は新鮮なんですが、通常の番組と違い画面の切り替えができないため飽きられてしまう可能性が高いそうです。

そんな中、歌舞伎役者の片岡愛之助さんは奥さんである藤原紀香さんをチラ見せしたりすることで、視聴者からは好評だったそうです。

一般的にオンラインマウントと呼ばれるものですが、こういう工夫をすることも一つのルールを武器にするということだと思います。

④エンタメは変わらないが、機材・インフラの変化はある

これは①で触れたように、カメラなども自宅で撮りやすいタイプに変化していくといったものです。

撮影はもちろん、収録や編集機材・インフラについての変化が起こるかもしれません。

同じように一般の方にもテレワークでのオンライン会議用に照明を買ったという話をよく聴きますが、これも今までは撮影用であったものがコンシューマー向けでの販売が出てくるかもしれません。

⑤外出自粛で恩恵を受けた人を置き去りにしてはいけない

個人的にこれが一番注目した点です。

例えば脱出ゲームなんていうのは人が密集して、モノによっては屋内で密な環境で行われるもののため、今は開催されていません。

そんな中、Zoomを活用したオンライン脱出ゲームというものも生まれたようです。

そうすると妊婦さんなど元々外出してこういうイベントをやりたくてもできなかった人たちが楽しめるようになり、非常に好評とのことです。

このように恩恵を受けている人がいると分かったのは一つの発見だったそうです。

今は一時的な取り組みかもしれませんが、継続してそういう人たちにも楽しめる環境を提供することは大切だと思いますし、アウトとインの選択肢を用意することは大事なことだと思います。

テレワークについても今後都内が宣言解除になった場合、出社必須に戻すのではなくテレワークとの選択肢を残すことはモチベーションを保つためにも重要だと考えています。(もちろん生産性や成果を出せることが前提)

異なる業界の話ではありましたが、確かにそうだよなと思う部分が多く、面白い企画でした。

今後もこういった企画を見ては感想を書いてみたいと思います。

(気に入っていただけたらフォローお願いします!)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?