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【中絶?】胎児ドック、出生前診断を受ける前に決めたこと

どうも!小児外科医ちゃおやすです!

今回は
ちゃおやすが胎児ドック、絨毛検査を
受けることを決めたお話です。

「ちょっと‥赤ちゃんの首がむくみ(NT)があって、分厚いかもしれません」
そんな言葉をかけられた方もいるのではないでしょうか。

「不安だな‥安心したい」
「胎児ドック?出生前診断しようかな」
「難しくてわからない」

と、気になっているあなたに向けて書きました。

読むと

・どうして、検査を受けようと思ったのか?

・夫婦で決めた、受診までのステップ

・結果で悩まないために決めたこと

がわかります。

妊娠中にNTを指摘されたら、どうしますか?

もしかすると、早めにわかってよかった、勉強して、受け入れる準備ができると考える方がいるかもしれません。
正直なところ、なんで自分が?思い描いた家族像と違う‥やめてよ、嘘でしょ
どうしたら‥と、思い悩む人は多いでしょう。

私たちもそうでした。知識がある分、

「妊娠継続するか?」

その考えは、すぐに頭をよぎりました。

でも、そんなこと言えないのが
日本の社会やSNSにはありますよね。

「優生思想だ、社会として‥」
「せっかく授かった命だよね」
「育ててる人ネットにいるみたいだよ」
「その子はどう思うのかな」

これらは、心ない言葉で
悩んでいるあなたを深く傷つけます。
より相談できる人は限定されるでしょう。
出生前検査を受けて、考えた苦悩はほとんど書いていません。

医師に相談してみましょうか。

「確率なので、まだ決まったわけではないです。今後の検査を受けられるかどうかはご自身で判断してください。」

医師の助言は方針に直結します。
伝え方次第では、あの先生が言ったからこうなった、とトラブルになるため安易な発言は絶対しません。

こんな少ない情報でどう考えろというのでしょう。


そして、最も問題なのは‥

「赤ちゃんの治療を担当する医師の説明がない」
「将来のイメージが湧かない」

がないことです。


だから詳しいことが説明されず
命の選別だと、色んな憶測が飛び交っています。


私は小児外科医で
多くの染色体異常や先天性疾患のおこさんの治療経験があります。SNSには出てこないおかあさんたちの事情を知っています。

記事を読んで

・高額な費用だったと後悔し、夫婦で揉める
・検査結果に迷い、方針が決められない

そんなことが減るといいなと、
そんな想いがあってこの記事を書いています。

※今後も加筆修正していきます。

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