【日記】PC改造計画

普段Twitterで事足りるためnoteのアカウント作ってしばらく放置してましたが、長文でまとめたい事もあり活動を再開することに……

前置きはさておき、私のPCは2020年当時金欠だった私が10万円でなんとかなるように組んだいわゆる自作PCです。スペックは以下の通り。

CPU:ryzen3 3100
GPU:RX580
メモリ:crucial 3200 8GB
MB:B450 AORUS Elite
ケース:Alpha 330(正確にはこれに光るファン付のウンチャラDigiみたいな名前だった記憶)

まあ見ての通り当時からしてもローエンドなPCでした。

組んだ当時の画像

ローエンドといっても当時持っていたモニターはEIZOのEV2334W。ゲームならFHD60fps出れば十分でしたし、CPUは、本音を言えば同じryzenの3300Xか一時期噂だっていた1500みたいなやつ(たしかryzen5 1600Xのリネーム品)が欲しかったのですが、腐っても4コアで大きなボトルネックにもならず割と快適でした。
あとGPUはFluidMotion目当てでRX580を選びました。当時新品2万円で買いましたがその後マイニング需要で5万以上値上がりして真面目に売るか迷ったこともありましたが何とか手元に残ってます(まぁこれがないとモニター映らんし……)。
その後クーラーを無駄にNH-D15Sにしたり、ビートマニア用にサウンドカードのXONER AEを挿したり、WIFIカード挿したりして遊んでました。

それから2年。
年末も近くなり給料も手に入ったので去年12月にCPUとMBをryzen7 5800X3D、TUF B550M-Plus に換装。大体セット割で68,000円とまぁまぁお安く買いました。メーカー違いのMBでしたが大事もなくポン付けでそのまま動作成功。ぶっちゃけ3次キャッシュが効いているかどうかなんて怪しいソフトばかりですが、CPUそのものの性能は文句ないです。特に今まで処理落ち気味だった重いデータの3DCADファイルを開いたらヌルヌル動いて超感動しました。超感動。MBはWifiモデルが欲しかったのですが在庫がないためやむなく……一応優先順位としては、オンボードのオーディオALC1200以上でSPIDF対応>Wifi搭載だったので仕方ないです。Wifiモデルが欲しい方はMSIのPro Wifiみたいなやつを買いましょう。

んでもってこれからのお話です。
組んだ当初はネカフェのような環境をイメージして座卓+座椅子環境でPC床置きしていましたが2年もあれば考えも変わるようで、いつの間にか立派な電動昇降デスクを導入していました(大体ビートマニアのせい)。
さて、電動昇降デスクをPCデスクとして運用するにはあることに注意する必要があります。ケーブルです。電動昇降デスクをウィーンと上げるとケーブルがピッチピチになってます。テーブルの上にきれいに並べたUSB機器類は崖っぷちです。これはよくない、ということでPCをデスクトップするわけですがミドルタワーのサイズをなめてはいけません。とりあえずおいてみるとなんかデカいのです。すっきりしていた机に急にモノリスが建造されたようで落ち着きがありません。さらにいうと俺はビートマニアなので専用コントローラーが最大で机の面積を縦横350x1200(mm)は占有します。日本でよくみる大きめの机でも700x1400ですから、モノリスを建造する余裕は当然ありません。もっと言うと私の使っているコクヨのSTANDSIT-Wは650x1350とやや小さめサイズなのでコントローラーを置くと奥行きが300mmしか残らないのです。

何とかならないかなーと価格comをのぞいたらなんかありました。

ALTA F1のプロトタイプがお披露目されていることは知っていましたが、こんなものまで出ていたとは……silverstone恐るべし。奥行き302mm、IOがフロントに集中していて使いやすそうです。値段は2万円近く高級ですが選択肢がないので仕方ありません(え?taobaoで$110?むぅ……)。
こいつを運用する上で注意する点は電源。デカくてもSFX-Lまでですから今もってるATX電源は入りません。fracral designがseasonicOEMでいい感じのSFX-L電源を出していましたが、どの店見てもお取り寄せ状態で品薄です。

在庫ありで手に入りそうなのだとクラマスのSFX電源Vシリーズ。

ちょいと高いですがファンも気合入ってて悪くはなさそう。

とはいえ、色々見てみたもののケース交換で4万近くはちょいと腰が引けます。今すぐIYHしてもいい気はしますが、実はもう一つ私を悩ませるものが。それはモニターです。

前にEIZOのモニターが……と風を吹かしていましたが、こいつが去年昇天しました。代わりに買ったのがBENQのXL2411K。
新春セール特価で2.5万円、TNだけど昔と違うし、店で見た感じも悪くないし……とゲーム以外の用途でも使おうと買い……買ってしまいました。実はこのモニターには大きな落とし穴があり、60Hzぐらいだとモニターのカラー調整でEIZOと同じくらいの色合いにできるのですが、これを120ないし144HzにWindowsで設定すると……ワァ白い。すげー白い。こいつがゲーミングモニターたる証拠をはっきりと突き付けられます。ハードウェア調整ではどうにもなりません。windows、Radeon両方の色調整を駆使してやっと普段使いに耐えうるレベルです。それでもひどい。余談ですが今年の新春セールではIPSのEX2510Sが3万円で売られてましたクソゥ!!!
……店頭で並べられているモニターはすべて同じ映像を映すために60Hzで流していることが多いです。当然気づかないわけです。まぁ、応答性能は本当に良いんですよ本当に……Dyacだって素晴らしい。ゲーム以外では全く役に立ってませんがね……

そんなこともあり、モニターを新調したい!ただしビートマニアの為にデカくて120fps出るのが欲しい!でもACと同じ43インチは物理的に置けないから勘弁な!
という条件でWQHDの32インチモニターを探すことになりました。なぜWQHD?32インチなら4Kでいいのでは?という声が聞こえてきそうですが、4Kだと文字ちっちゃいしWindowsの汚いスケーリングをするなら初めからドットバイドットがいいです。それに4Kで120fps以上はGPUに4090必要だもんね。あんなデカくて大食漢なGPU入れられません。
さて、この条件で見つけたのがギガバイトのM32Q、IODATAのGigaCrysta EX-LDGCQ321HDB。

どちらも5万円クラスのモニターです。正確にはM32Qは九十九がずっと特価やってる状態で普段なら7万円クラス。GigaCrystaに関してはG-sync対応モデルが7万円、現在amazonでセール中の8,000円安い4.7万円です。
レビューを眺めた感じでは、M32Qは発色よし、ただし黒の表現が甘くグレーに近い色になる。KVMは期待するな。といった感じ。対するGigaは背面のLEDがうるさい、全体的に白っぽい、ガンマがおかしい、上下に対する視野角が悪くVAパネルのようだ、とのこと。Gigaに関しては外国の方が日本語で頑張ってamazonに詳細なレビューを書いてくれていて助かりました。
白っぽい、という意見は今目の前にあるTNパネルを連想させてなんかいやなのでM32Qが良さそうです。実際、amazonのレビューを信用するなら、カラー対応状況はGigaがsRGB96%、対してM32Qは120%対応なのでM32Qの方が良さげな感触。一応、パネルの性能だけ見るならLGという選択肢もあるのですが……なんかあのOSDメニューが気に入りませんでした(だって絶望的にださいんだもん……)。ほかにもDELLのG3223D、AcerのNITRO XV0 XV320QULがありましたがDELLは過去にすごいセールやってるしAcerはこの価格ならM32Qかな……という気がします(公称スペックならM32Qの方が凄いのですがAcerも評判いいので一応考えてはいる)。

さて、モニターとケース一式交換でお値段は9万円に上りました。あとは誰かが背中を押してくれれば買えそうです。ここで迷った時のルーレット。買うか買わないかの2択を天に任せて回します。結果は買わない……よくよく考えたらWQHDの前にRX580は貧弱です。買い替えるならGPUもセットでないと効果が下がります。でもお目当てのELSAのRTX 4070は7月まで出なさそうだし……その間にいいモニターが出るのを待つばかりです(結局ケースも買ってません)。


※余談ですが筆者が初めてゲーミングPCに触れたのは2014年。PS4が出て1年目で、当時持て囃されていたのがGTX750TiとGTX980でした。PS4と同等の性能でMODもちょっと行ける750TiとFHDで60fps出る980の住み分けは完璧で、価格は750Tiが3万程度、980が6~9万だったような気がします。PSO2をネットカフェのGTX980搭載PC(HPのENVY700水冷にGPUだけ格上げしたもの)で遊んだときは感動しました。これが原因で家でもネカフェみたいな環境を目指そうとしたんですね。
その後980Ti、TITANXが出てGTX10XXへとつながるわけですが……気が付いたら80番は私の知っている価格の3倍になっていました。nVidiaのCEOはGPUの価格なんて下がらんよと宣告していますし、がっかりしています。

追記:全部買った。反省はしていない。

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