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【Part.3】東京ホテル図鑑(ラスト):おすすめのホテル3選~『AMAN TOKYO』と『白井屋ホテル』~

おはようございます、こんにちは、こんばんは、
KEIです!

昨日に引き続き、今日まで『東京ホテル図鑑』の感想を共有します!
昨日は行ったことのあるホテルとこの本の良さをシェアしましたが、
今日は、作中にあったホテルの中で、②行ってみたいホテルと③時代を感じられるホテル、をシェアします!

まずは何と言っても、「AMAN TOKYO」!!

AMAN TOKYO のページ

2014年、大手町タワー33階にオープン。
その豪勢なインフィニティプールや人気のアフタヌーンティーは、インスタグラムでも数多見たことがありますが、
そこは何と言っても『東京ホテル図鑑』。
客室の美を余すことなく載せてくださっています。

30mも天井高のあるロビー

アマンリゾートのコンセプトは、土地の自然環境に配慮し、伝統文化を尊ぶこと
このロビーからも分かる通り、実は、AMAN TOKYOは伝統的な日本の住居からインスピレーションを得てデザインされています。
上のスケッチのように、客室のお風呂は檜風呂。障子やふすまなど、日本ならではの部屋の作り方で設計されているのです。

日本の中心・大手町の38階にありながら、そんな日本文化を堪能できるホテル、ぜひ泊まってみたいですね~~。

最後に紹介するのは、”時代”を感じられる「白井屋ホテル」です!

白井屋ホテル のページ

2020年末、群馬県前橋市にオープンしたホテル。
この場所は、皆さんご存じJINSメガネを生み出したJINS代表・田中仁さんの生まれ故郷です。この方が「まちなかの活性化プロジェクト」の一環として個人資産を投じ作ったホテル。

300年続いた老舗旅館の躯体を活かした設計になっており、さらに、アーティストとコラボした客室まで設けられています。
この土地の歴史を活かしつつ、現代との融合が見事になされた、
時を感じられるホテルだそうです!


この本の素敵なことろは、そのスケッチや実測値におけるリアルさだけではありません。
各ホテルについての概要紹介や泊まってみた感想がすさまじいのです

立地や階の構成、ホテルの特徴といった、定量的で読者誰しもが想像に容易い説明から、
一級建築士かつデザイナー視点での印象に残ったポイントまで、
実にわかりやすく、かつ、綺麗な言葉で表現されているのです!!

柔らかい、品格のある、いびつな、、などなど、雰囲気は分かっても表現するのは難しい空間がこの世にはごまんと存在します。

ここまで言葉をかみ砕き、読書みんなが想像できるよう描くのは、そうとう”言葉”についての理解が深いに違いありません。

そんな、ボキャブラリーを増やす、日本語を知る、という点でも、
この本はまるで図鑑になる1冊です。

ぜひお手元に。


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