「ネオ縄文与論への奇跡⑦〜女性性編〜」
2022年11月15日
< 私の日々是日記 >
=繋がり=
本気の与論島地域おこしプロジェクトを想い始めて早3年…
試行錯誤で取り組む中で、たくさんの繋がりと出会いがありました😊
今回はサロンメンバーでもある、おかざきななさんが、なんと与論島に来てくださることになりました🙌
想い1つで来てくださったななさん❤️
女性を元気にしたい✨と講座まで開いてくださったのです‼️
「ジェンダー社会を生きる 女性学ー女優に学ぶ•美しいしぐさふるまい編」
女性性の時代と言われる今にピッタリと感じた次第でありました😆♫
女性性を紐解き、具体的な実践方法の一部をレッスン😆♪
表情•しぐさ•ヴォイス。媚びない自立した女性の魅力を教えて下さいました😃
=「色気」とは=
「色気」と聞いてどういったイメージが浮かぶでしょうか?
自分には無縁だと感じていましたが、それはそれは大きな勘違いでございました😅
役者の世界では「色気」って褒め言葉だそうです✨
言われてみれば…確かに🤔
イメージ先行の世の中にうっかりハマってる事って、意外に多いのかもしれませんね💦
男性社会に負けない「男性ルール」でがむしゃらに働くのが当たり前だと思って疑問にも持っていませんでしたが、ななさんの講座を受け「女性である」というところに深い感銘を受けました❤️
「媚びない自立した女性の魅力を身につける事!」
女性が女性らしく、楽しく頑張らずに成功する✨
その奥に、深い日本の知られざる文化を感じました😌
=女性の役割=
かつて日本は幾度となく戦乱の世を迎え、国体を揺るがす時代を乗り越えてきました。歴史を見れば有名な方はたくさんいますが、いつの時代もそれを支えてきたのは女性であると言うこと😌
女性の持つ教養
女性の持つ知的なパワー
本当に平和を願うその想い
日本を大好きな深い心
「細川ガラシャ」のお話を思い出したわけです✨
細川ガラシャは明智光秀の娘で、細川忠興の妻として、細川家に嫁いだわけです😊
お義父様は細川幽斎。戦国時代から江戸時代初期にかけての武将•戦国大名•歌人。
塚原卜伝(鹿島神流に加え、天真正伝香取神道流を修め鹿島新當流を開いた)から剣術を習い、古今伝授(古今和歌集の真意を説いて伝える)としても当代一の文化人。そして武芸人。
=和歌の学習=
ガラシャ夫人はとても教養のある方で、百人一首の真意を解いていかれました。その歌に掛ける想いは、とても尊いものでした。
奈良平安の時代、混乱から始まりましたが、平安中期には平和と繁栄の時代というものを築いたとされています。素晴らしい女優歌人が綺羅星の如く登場しました。
しかし、平安末期になると様々な争いが起こりついには源平合戦に至りました。500年にも渡って平安でありながら、血で血を洗うようなひどい時代となってしまったのです。
先祖伝来の正しい道を守ってきているにも関わらず、世の中が音を立てて崩れていく。女性たちが歌を詠む想いは、世の中の平穏を願って平和と繁栄に目覚めてくれるようにと様々な歌が詠まれたそうです。
式子内親王(しきしないしんおう)
「玉の緒よ 絶えなば絶えぬ ながらへば しのぶることの よわりもぞする」
玉の緒とは、自分の肉体と魂を繋いでいる緒で、これが切れるということは、人の死を意味する。これ以上命を永らえば耐えること我慢すること、その気持さえも弱ってしまう。
争いはなくなって欲しい みんなが豊かで安心して暮らせる世の中になってもらいたい 願っても願っても 祈っても祈っても 世の中はどんどん崩れていく
こんなに祈ってるのに こんなに祈っても駄目であるならば 私の命はなくなってしまっても構わない。私の命に代えて世の中の平和というものをなんとか実現してもらいたい。
そんな女性たちの歌をガラシャ夫人はしっかりと学び、伝えていきました。
=和歌がもたらした影響=
細川ガラシャは大きなお家元でしたので、和歌を学んでいるとなれば、ガラシャ夫人に集う他の殿様の奥方や姫様たちも同じように学んでいったそうです。
和歌を通して、日本の歴史というものに対する意識と自覚をしっかり持った奥様方は、戦ばかりで威張り散らしている旦那に対し、
昔の人を見習いなさい。
強いものは威張るという国柄ではない。
天皇を治す国であり 民衆こそが宝という国柄である。
教養を持ち、平和を願う女性たちの声は、徐々に殿様方の耳に入るようになり、学ぶようになったそうです。
戦うときには戦わないと行けないが、なんの為に戦うのか…。
それは平和のため、民衆のため、という自覚が明確なものとして芽生え、 戦国時代を終わらせる一つの大きな流れになったそうです。
=日本の文化に学ぶ=
たとえ戦乱の世であろうとも、しっかりと日本の文化を学ぶことによって、ポジティブな日本というものを築いていったことが伝わります。
なぜ築くことができたのか…
日本の女性たちは
日本と言う国が好きだから
自分の周りにいる人達も好きになる
同時に自分自身も好きになる
好きなもの同士で、なぜ争わなくてはいけないのか
困っている人がいたら助けてあげる
大好きな人が困ってるんだから
大好きな民衆が困ってるんだから
それを助けるのがお殿様の役目でしょ
世の中の考え方が変わる、大きな潮流となったそうです。
=現代の戦乱を終わらせるために=
細川ガラシャのお話から、今にリンクすることをたくさん感じました。
まさに世界規模での大混乱のとき…
賛成反対の言い争いもしていますが、その真中にいちばん大事なことがあったりします。日本の歴史は人々が助け合ってきた歴史であり、人々が支え合ってきた歴史。物質的なものの価値から、精神的なもの、哲学や考え方に大きな影響を持つようになってきた今だからこそ、日本の文化が日本人の常識として取り戻され、それが世界の常識になっていったときに、必ず世界は変わると感じた次第です😌
お読みいただきありがとうございました🙏✨
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