「ネオ縄文与論への奇跡⑧〜JUNさん滞在記・12月編〜」
2022年12月22日
< 私の日々是日記 >
「ネオ縄文与論への奇跡⑧〜JUNさん滞在記・12月編〜」
=未来のための新しい島起こし=
JUNさんを知ったのは、ちょうど1年前ぐらいだったと思います😌
与論島の未来を考えると、現状を知れば知るほど後10年も持つかな…と、深刻なもので、大きな舵切りが必要だと感じていました。
地球規模で考えても、何かが犠牲になり続けないと経済が回らないシステムのままでは、次世代に残すことは難しい…
参考にさせて頂いた一つの指標に、エコロジカルフットプリント(生態系を踏みつけている足跡)というものがあります。
人間が自然環境にどれだけ負荷を与えているのかを示した数値です。
エコロジカルフットプリントの世界平均は2.9gha(グローバルヘクタール)/人。に対して日本は1人あたり5.0gha/人と平均を大きく上回っています。
もしも世界中の人々が日本人と同じような暮らしをした場合、地球は2.9個必要になる計算です。ちなみに世界の平均は地球が1.7個必要と言われており、自然の生産量を上回る資源を使い続けていることになります。
地球資源のバランスを取るためにも、地球1個分の暮らしを目指していくよう努めることが大切だと思いました。自然の摂理は無駄がなく絶えず循環しています。その状況下に対応しながら柔軟に調和を保っているのです🌳✨
自然に習った循環システムが社会システムに連動できたら…
そんな時、大発見したJUNさんの記事✨
「循環」を大事にされている事に感銘を受け、とても興味をもちました🙌
そして「みまもりすべ」というイベントを全国各地でどこでも開催しますという記事が目に飛び込み、早速お声掛けさせていただきました😊
そこから始まったJUNさんとのご縁は、どんどん深まっていきました😌
=与論島を次世代につなぐ為に=
「子どもたちへ残したい与論島へ」という思いから繋がった「みまもりすべ」イベント参加メンバー。その後に行われたJUNを囲む会で、世界の動きやこれからのことを知ると、「与論島の役割」というものが重要であることを知りました。
自分たちにできることをやりたい…未来のために…
その想いをJUNさんに伝えると、「天響」という学びがあることを教えて下さいました😊
こうして始まった「天響」は、初めて「みまもりすべ」のイベントを行って、4ヶ月後のことでした✨
与論島の受講生7名から始まり、現在は毎月沖縄から通ってくれるサロンメンバーのみきちゃんと、与論島へ移住したてっちゃんも加わった計9名で、毎回深い学びを得ています😊今月で第一教程 第五門まで進み、与論には特に必要な回だったと強く思う次第です。なんと400年以上続いている与論の「十五夜祭り」にも繋がる内容で、ご先祖様を感じられずにはいませんでした😌
=与論島の必然=
「天響」を期に毎月与論へ来てくださることになたJUNさん。
「天響」に加え、本気の島起こしプロジェクトが始まりました🙌
毎月要望に合わせて企画を立ち上げています✨
一番人気は
【テレビじゃ教えてくれない!世界と日本の情勢事情シリーズ😆】
毎日変わりゆく世界の動きを知ることで、何が必要なのかをみんなで考え、地域づくりに活かしたいという思いから、定期的に開催されています。
朝戸自治公民館主催で行われることもあり、集落の方々も学びにいらっしゃいます😊
今は流れを掴んでいくのに必死ではありますが、ここから次の「行動」へ繋がるような話し合いへ移行できるよう、学びを重ねているところです✐
【世代を超えた学びの場・ツリーハウスづくり】
ツリーハウスを作っている場所は、農園の一角。
昔畑をするために岩を積み上げて行った際、大きな木も成長して出来た場所です。この場にたくさんの方が集い、様々な分野を学んでいける体験型の何かを作れたらな…と始まったツリーハウスづくり。あっという間に4階建てとなり、今回基礎工事が終わったところです😊
その大木へ向かう小道も作り始めました✨
まだまだ作業は続きます😆これからの展開も楽しみです♫
【朝戸自治公民館大掃除】
イベント開催場所として使わせて頂いてる確率の高い「朝戸自治公民館」
与論島には9つの集落があり、それぞれに自治公民館があります。
この日は奉仕作業の日で、みんなで片付けや掃除をしました。
地域の活動に溶け込み、すっかり島人(しまんちゅ)です😊
天響が始まり、クーラーの設置や、ホワイトボード、防災用のマットが常備されたりと、とても使いやすくなり「整っていくー」と感じた次第です❤
【バレーボールスポーツ少年団指導】
子ども向けの身体教室もやりたいな…と思っていたのですが、JUNさんありきの今の実力…。JUNさんがいらっしゃらなくても教室を開けるにはまだまだ程遠いな…とここで思いついたのが、スポーツ少年団での指導でした😀
今あるものを最大限に伸ばそう作戦😂
我が子はバレースポーツ少年団に所属し、小学校の体育館をお借りして週3回ほど練習をしています🏐滞在期間中ちょうど練習日が重なっていましたので、特別講師として入って頂けることになりました✨
サロンメンバーのみきちゃんも一緒に参加してくださり百人力❣
ひたすら基礎練習!だけど楽しい♫
子どもたちの吸収の速さに、とても感動しました😊
【Kabuku Mai】
そもそもダンサーの方なのに…与論では世界情勢のお話やツリーハウスづくりなどなど、地域お越しにご協力を頂いております😀
なので今回は…Junさん独自の思想を元にしたコンテンポラリーダンス
【傾 舞 kabuku mai】単独公演in与論を開催する運びとなりました✨
※傾舞とは「武+舞+奉+禅」の4つの漢字であらわされるコンセプトを持つ
技術的には、日本人独自の身体操法に着目し「双軸」(2本のセンターを駆使して踊る)など数多くの体系を持っています。
すべてが即興…。
音楽もこの日のために結成されました♫その名も「音霊(おとだま)」
与論でそれぞれ活動している音楽メンバーです。
あまり即興の経験がないメンバーがほとんどでしたが、JUNさんのつくる場に引き込まれていきました。
【JUNさんの記事を抜粋】
長期間の断食をしての挑戦でしたが、今はやり切ってとりあえずホッとしています。
与論島の未来に、日本、世界の未来に大きな岩戸開きができたと思います。
=祖先が森の中で行っていた芸能を劇場に持ち込めるか?=
今回は本当に全てが即興のライブだったので、テーマも決まっていなかったんですが、僕の中では、自然に「後ろ戸」の奥にある精霊の王の誕生…みたいなのがテーマになりました。
みている人はどんな感想を持ってくれたのでしょうか…
傾舞Kabuku Maiの場合、エンタメのパフォーマンスとは違い、アーティストが自分達の主張を伝えるものではなく、その場の土地、観客、アーティストが一緒にその場の必然を紡ぎ出す事を大切にしています。
僕らの舞台を注視して様々な事を感じている観客の
視線は、そのまま我々演じ手に影響を与え、影響された我々アーティストが又観客に変化をもたらす…
つまり商業芸術ではなく、我々の祖先が森の中で行っていた芸能…まさしく「天然芸術=EART」なんです。
「傾舞( Kabuku mai )」のスタイルでは不思議なことに、公演が終わった後、観客の感想はバラバラになるんです。
つまり、ある人は涙をながし、ある人は勇気をもらい、ある人は見ていられなくなり、ある人は心乱れて解放される…
僕らを含めて、その場に集まった人全員に「必然」の変化が訪れる…そんなパフォーマンスが僕の「傾舞( Kabuku mai )」の目指すところなんです。
今回は台風のような強風と雨の中、集まってくださった観客で満席になりました。
本当にありがとうございます!
島の人々に革新的な記憶の断片を残せたのなら本当に幸せです。
島の皆さん、かりゆしの方々、Yoron天人のメンバー、そして「音霊」のみんな本当にありがとうございました!
=「私のできる」を積み重ねる=
こ~んな感じで8月から与論滞在中にはその時にやりたいと感じた様々なイベントを立てたり、活動に参加したりしています。
色々な方の想いにも触れ、毎回学びがつきませんが、一つ一つの「私のできる」を積重ねあって創り上げていきたいと思います😊
与論島で起こっている必然が、
世界に地球に宇宙に響き合って愛と調和の世界実現へ貢献できますように…
さて、来月はどんなイベントが立ち上がるのか…
今から楽しみです🙌
お読み頂きありがとうございました😆♫
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