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和樂webは本当に小学館が運営しているのか?読者のみなさまライターのみなさまへ伝えたいこと

和樂webの取材を申し込むと、「和樂ってあの小学館の和樂ですよね~」と、感嘆の声をあげられることが多いのですが、あの高尚な日本文化を扱う和樂ではなく「誰にでも親しめる日本文化の入り口をモットーにしている和樂webです」と伝えると、「あ~」とトーンが下がることがたまにある和樂webです。

のっけから自分でディスってしまいましたが、はじめまして、8月から和樂web編集部内で怖いお局枠で採用された「黒ちん」です。

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同期には、優しいお局枠で採用された「かわちん」がいます。

......くろ「ち」の後に「ゃ」が脱字と思った校正気質のあなた!! 

これであっています。

なぜなら、今、和樂web編集部は、空前の「ちん」ブームが巻き起こっているからです。

「ちん」ブームってなんだ?

平安時代を生き抜いた編集部スタッフ平安暴走戦士~chiaki〜が、平安時代に起こった「ちん事件」を記事に書いたことから、編集長と下ネタラジオ談義を繰り広げ、外タレ(?)の「むすこスティック」やカナダの秘境「ちんレイク」などもお目見えし、どんどん「ちんワールド」がさく裂しています。

ここまで読んでいただき、和樂webは、あの「和樂」とは一線を画した媒体だということがお判りいただけましたでしょうか。

目指すべき方向性や伝えたいメッセージも、同じ出版社とは思えないほど、コンプライアンス室になんとか許されているギリギリの品位を維持している媒体なのです。(え、そんなこと聞いてないという和樂webライターの方がいらしたら、直接、説明に伺わせていただきます!  )

これが小学館の三大奇人の一人、編集長セバスチャン高木が日々語る、「日本文化の民主化」であり、突き抜けたバカバカしさ、多様性を抱えた日本文化の真骨頂と言えるのです。そして、それを最も明確に迅速に伝えられるのが、日本文化の根底に流れる下ネタ文化では! というのが最近の編集部の見解なのです(本当? )。

確かに、いつの世も新しいものを生み出すということは、軋轢や摩擦、しがらみや抑圧を乗り越えたところにあるもので、かつて誰も見たことのない素晴らしい境地を目指すべく、50をとうに超えた私も日々、下ネタと葛藤しております。

編集部内で起きているあんなことこんなこと

そんなわけで、最近、和樂なのに「春画?」とか「ちんレイク? 」という言葉が飛び交い、驚かれているのは読者のみならず、和樂webを支えてくださっている強靭なライター陣も同様だと思い、みなさんに向けて、今の和樂web編集部内で起きているあんなこと、こんなことをお伝えしてまいります。

本来、和樂webは企業が運営するメディアであるゆえ、収益を生み出すメディアとならなくては、運営が立ち行かなくなります。しかし「新しい日本文化の開拓」という壮大な目標と新たなコンテンツやマーケットづくりを念頭に、 現在は様々なトライアルが可能となっています。

オウンドメディアとしての機能を保ちつつ、音声コンテンツや商品開発、様々な企業 とのコラボを行っています。

星の数ほどあるWebメディアが生き残っていくために、Webメディアが課されている数字は、最低でも100万UUが求められ、それを目指して2019年から頑張ってきたのですが、2020年夏から次なる200万UUを目指す段階に入りました。

これは喜ばしいことである一方、さらなる大海原に漕ぎ出でる覚悟が必要だと思っています。そのため、編集部内では、今まで以上に和樂webのファンを増やすためのあれやこれやを日々、朝会と呼ばれるミーティングや編集会議で熱く語り合っています。その一つとして、新たな試みで生まれたのが「クイズ形式 」の読み物です。

流行りの漢字クイズを和樂web的に歴史に絡めたり、日本文化を散りばめた短い記事を編集部スタッフが書いています。また、今までに書いていただいたライター陣の記事をクイズ形式にして再度読んでいただけるようにまとめたりもしています。「難しい歴史ものや堅苦しい日本文化は苦手~」と思っている食わず嫌いの方々に読んでいただけるよう、今まで以上にわかりやすく、バカバカしく、覗き見したくなるようなタイトルをつけたりしています。

そして、ライターのみなさんにはより一層、各自の個性、強みを発揮していただこうと、編集部スタッフは今まで以上にライターさんとのやり取りを密にしていこうと考えています(三密はだめだけど、この密はOKよね? )。

これから必要なこと

セバスチャン高木が言う、和樂webが日本文化の多様性を拓く開拓者となるためには、もっとバカバカしく、もっと突き抜けたテーマを語り合う場が必要です。そのために、zoomを使って直接会話ができるオンラインスナックやSlackを活用してざっくばらんに語り合える場を活発にしていきたいと思っています。

和樂webに「こんなことを期待したい」という読者の方々の意見や「こんなテーマで書いてほしい」と和樂webのライター陣に提案してくださるのも大歓迎です。

和樂webの記事の下の方に、ライター一覧があります。ぜひ、一度ご覧いただければ、和樂webの伝えたい多様性が一目瞭然 。ライターを生業にしている人だけではない個性豊かな 面々が記事を執筆 してくれていることがわかります。

和樂web編集部内でも企画会議や編集会議で、「ライターのみなさんとこんなやり取りをして面白かった! 」という情報交換やライターの強みを活かす媒体作りをいろいろ話しあっています。そんなこともまた、オープンにオンライン上で意見交換がしたいです。

和樂webが目指す日本文化の多様性が世の中に広がれば、ちょっとした躓きや失敗も笑い飛ばせるぐらい、明るく楽しい世界を共有することができるのではとも思っています。

......ちょっと気を抜くと、硬い文章になっちゃっていますね。

「アタマ硬いんだよ!! 」と編集長に苦い顔される度に「アタマ悪いんだよ! 」と言われる以上に腹が立つ私ですが、日々、 阿佐ヶ谷姉妹と上沼恵美子の間を揺れ動きながら、どっちのキャラで攻めたらいいのかを考えあぐねている私です。50過ぎてもチャレンジすることは多々ある!!!

みなさんもどうぞ、バカバカしい日本文化の普及に一役買ってくれませんか! 若さを売りに キラキラの才能を発揮している20-30代の運営スタッフたちに負けじと頑張っている、黒ちんとかわちんの神保町姉妹にも応援よろしくお願いします!

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