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100本以上の記事で葛飾北斎の人生に迫る!「HOKUSAI PORTAL」できました

葛飾北斎の命日である4月18日、和樂web内に「HOKUSAI PORTAL」を開設しました! 現在100本以上の記事で葛飾北斎と周辺人物、彼らの生きた時代や浮世絵にまつわる情報を発信中。さらに、2021年5月28日公開の映画『HOKUSAI』に向けて、新規記事を20本以上公開予定です。

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こんにちは。和樂webのWebディレクター、鳩です。

和樂webでは、現在「葛飾北斎祭」を開催中! 「HOKUSAI PORTAL」に加えて、TwitterFacebookInstagramTikTok、さらには音声コンテンツまで。和樂webが活用しているさまざまなプラットフォームで、北斎にまつわる知られざるエピソードをお届けしています。

世界中の芸術家がHOKUSAIに熱狂!

「浮世絵師・葛飾北斎」と聞けば誰もが、この波の絵を思い浮かべるのではないでしょうか。

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インパクトある波の絵『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』は日本のみならず、海外にも衝撃を与えました。モネやドガ、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌまで。名だたる画家たちが北斎に熱狂し、模写し、次々と作品の中にその工ッセンスを取り入れたといわれています。

世界的インフルエンサーとしての北斎の存在は、絵画の世界にとどまりません。エミール・ガレやティファニー、カミーユ・クローデルらによる工芸や彫刻、ドビュッシーの音楽、あるいはポスターのデザインや建築物など、ジャンルを横断して様々な分野に影響を与えました。さらに、その波は時代を超え、2007年にディオールが発表したドレスのモチーフとしても採用されています。

海外での北斎の知名度や影響力に比して、日本では近年まで過小評価されてきたように見えます。その潮目が大きく変わったのは、1998年にアメリカのフォトジャーナル誌『LIFE』が行った「過去1000年で偉大な功績を残した人物は?」という調査。

なんと、日本から唯一選ばれた人物が葛飾北斎だったのです。

その後、日本でも毎年のように展覧会が開催され、パスポートや新紙幣のデザインに採用されるなど大きな注目を集める中、2021年は葛飾北斎を題材にした映画が公開されることになりました。

映画『HOKUSAI』って?

世界に影響を与え続ける葛飾北斎。しかし、若き日の北斎に関する資料はほとんど残されておらず、その人生は謎が多くあります。

映画『HOKUSAI』は、歴史的資料を徹底的に調べ、残された事実を繋ぎ合わせて生まれたオリジナル・ストーリー。北斎の若き日を柳楽優弥、老年期を田中泯がダブル主演で体現、超豪華キャストが集結しました。

今までほとんど語られる事のなかった青年時代を含む、北斎の怒涛の人生を描き切ります。画狂人生の挫折と栄光。幼き日から 90 歳で命燃え尽きるまで、絵を描き続けた彼を突き動かしていたものとは? 信念を貫き通したある絵師の人生が、170年の時を経て、いま初めて描かれます。

葛飾北斎のことを知るなら「HOKUSAI PORTAL」で!

「HOKUSAI PORTAL」には過去記事を含めた100記事以上の北斎関連情報が掲載されています。その中から、ここではおすすめ3記事をピックアップ!

1.浮世絵はアートじゃない!?そもそも「浮世絵って何?」という疑問にお答えします!

映画『HOKUSAI』は気になる! だけど浮世絵のことは全くわからない......そんなあなたにおすすめしたい記事です。私も「浮世絵=渋い絵」なんて固定概念を抱いていましたが、実は、浮世絵ってイノベーションの歴史なのです。読めばきっと固定概念が覆ります!

2.喜多川歌麿とは?浮世絵師としての生涯や代表作を3分で解説!

映画『HOKUSAI』で玉木宏さんが演じる喜多川歌麿。色気たっぷりの歌麿ですが、いったいどんな人物でどんな絵を得意としたのか? この記事を読めばわかります!

3.なにこれカッコいい!北斎と国芳の名作がモチーフの「浮世絵スニーカー」

広島のスニーカーブランド「スピングルムーヴ」と和樂webがコラボレーションしたオリジナル商品! 編集長も愛用している「北斎カモフラージュスニーカー」はあの波の絵がパターン化された珍しいデザイン。このほかにも和樂webオリジナルの北斎グッズが盛り沢山。ぜひ「HOKUSAI PORTAL」をチェックしてみてくださいね。


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