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も〜、ずーっと見ちゃうのよ。和樂web、Scrapbox始めました

日本文化の入り口マガジン「和樂web」では、これまでSlack中心に編集部を運用してきました。

和樂webが始まった当初「インターネット???」な仲間も多く、できるだけシンプルなルールで、ストレスなく仕事ができる環境を整えたいという気持ちがあり、ツールを増やさずここまできました。

そんな和樂webですが、2020年2月末からScrapboxを使い始めました。

現在、Scrapboxを使い始めて5日目。セバスチャン高木編集長をはじめ、編集部でどハマり中です。時間があると、つい見ちゃう。なんでもかんでもリンクさせたくなっちゃうし、も〜おもしろいったら、おもしろい。

なんでこんなにハマるのか?どうして使い始めたのか?これからどんなチャレンジしようとしているのか。Scrapbox使い始めて3日目ですが、まとめてお届けします。

※この記事は、神7こと運営スタッフのひとり「白、時々黒、ミステリアス鳩仮面」がお送りします。ぽぽぽ。

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Scrapbox導入のきっかけ

1スタッフが増えた
和樂webは100万UUを達成し、今年はWebメディアとしての成長だけでなく商品開発や広告案件の拡大を目指すべく、チームもちょっぴり拡大することになりました。で、2020年に入ってから運営スタッフの人数が5人→7人に。口頭かSlackで情報共有するのが習慣化していたのでいざ新しいスタッフに編集のフローを伝えようと思っても、どこを見たらよいかわからない...!

2.ミスも増えた

記事の数もライターの数も増えて、ミスも増えました。都度どうしたらよかったのか今後どうするべきか反省しますが、それも会議などで終わってしまうため、その場にいない人への共有方法や、後日ふりかえる場所がないのです...!

以上2つが大きくお悩みポイントだったので、フロー型のSlackは継続してライターのみなさんとのコミュニケーションに使いつつ、スタッフ間でのコミュニケーションとナレッジ共有の場所として、Scrapboxの導入を提案しました。

とりあえず運営スタッフ用Scrapboxをつくってみた

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現在、使ってみて5日目。よかった!と思う点は以下のとおりです。

よかった!こと

■アナログでおこなっていた朝会をリモートで行える。
■商品企画やWebメディアの運用、広告案件など、ジャンルや粒度のちがう情報を横断して検索できる。
 →例えば「浮世絵」というテーマの下に、それにまつわる「記事」モチーフにした「商品」の媒体情報が集まるようになる。
■参考事例系のURLが行方不明になることが減った。
■想定外のつながりがおもしろい!
■書くことのハードルが低い。
 →思いついたことなんでも書ける。忘れること、考えが引っ込むことそのものを防げる。

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一方、5日使ってみて苦戦している点は以下のとおり。

今苦戦してること

■やってみないとおもしろさがわからない。
 →ノッてくるまでに時間がかかる。
■スマホからの編集に慣れるまで時間がかかりそう。

なぜScrapboxを選んだのか?

実は、和樂webに関わって2、3カ月した頃にも一度Scrapboxを提案したことがありました。そのときは、チームも記事本数もSlackの運用も今ほど規模が大きくなかったので、必要を感じず導入の話は流れてしまいました。

今回、再び導入を提案したのは、Scrapboxの考え方と和樂webのサイズがちょうどよくなったから。Scrapboxと今の和樂webのスピード感とか情報量とかフィールドの広さがぴったりだと感じたからです。

この1年間、編集長がWebならではのおもしろさを追求するために新しいことにチャレンジしながら、和樂webに情熱を燃やす様子を間近で感じてきました。だからこそ今このタイミングでSrapboxの導入を提案したら、前向きに検討してくれる!と確信していたのです。

実際、試しに使ってみて一番最初におもしろがってくださったのは、編集長でした。(まっさきにできたのは「熊目撃情報」のページでした)

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Scrapboxと和樂webは似ている?

「やってみないとおもしろさがわからない」Scrapboxの特徴は「なんかむずかしそう...」と離脱する人の多い、日本文化の印象にちょっぴり似ています。Scrapboxの並列で縦横無尽に情報がリンクしていくおもしろさと、日本文化の広いフィールドで多様な記事が展開されている和樂webの考え方も、どこか似ている気がします。

「今度和樂webがリニューアルするときはこういう見せ方ができたら...」な〜んて編集長と話しているうちに、秒でオープンなスペースが爆誕しました。


▼それがこちら!!!

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内容は、とりあえず和樂webの記事の冒頭を抜粋しただけのシンプルなもの。「戦国時代」とか同じテーマ同士がつながるのはもちろん、想定にない出会いをつくってくれるので眺めているだけでもおもしろい...!例えば「ペン」とか「日本食」とか「漫画」とか。ガチャガチャした見た目もまた、和樂webのカオス感にマッチしているな...!!!

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▼ライターのプロフィールはこんなかんじ

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WebメディアでScrapbox使った運用をしているところはまだ少ないし、こういったオープンな場所として使ってる事例もまだ少ないので、これからいろいろチャレンジして、その結果をnoteでお伝えしていきます。

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