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身の回りが日本文化の入り口に溢れていたら

こんにちは。和樂webスタッフのさいころです。

和樂webのスタッフになって半年が経ちました。それまで10年いた業界と異なる場所で仕事をするのは、仕事の覚えがゆっくりな私にとって結構緊張の連続です。理想と現実の差の大きさに自信をなくすこともあります。ただ、少しずつできることが増えてきているのと、色んな方のお話を聞いたり、記事を読んだりなど刺激も多く、自分の中では楽しくやっています。

さて、今回は、6ヶ月で和樂webで学んだことで(本当にたくさんあるのですが)、そのうちのひとつご紹介。それは、

 日本文化の入り口は実はとても身近にあるということ

です。例えばこんなもの。

・昨日食べたラーメン
・仕事の合間に飲む温かい紅茶
・仕事帰りについ寄っちゃうコンビニ
・宅急便の受け取りで使うシヤチハタのハンコ
・この時期になるとやたらと吟味して買いたくなる手帳

「えっ、ラーメンが日本文化の入り口ってどういうこと???」と思った方、わかります。私もこの記事を読むまではそう思っていました。

日本文化の入り口マガジンと称する和樂webで働き始めた当初の私だったら、日本文化というと、

茶の湯、着物、歌舞伎、能、落語、漆、蒔絵、禅 etc...

ちょっと特別、自分の生活とは距離があるものという感覚を持っていたと思います。もちろんこれらも日本文化といえると思うのですが、ライターの方の記事や、仕事を通じて、日本文化の入り口が身の回りに溢れているということを和樂webから学びました。

コンビニのレジ横にあるおでんも、実は茶の湯と通じているなんて……!

日常生活の延長線上にあるものも文化のはずなのですが、私は知らずのうちに高尚なものと捉え、勝手に距離をとっていたようです。

文化って何なんでしょう。名詞として文化と聞くと形を留めているようなのですが、その概念を考えているとだんだん、その輪郭がぼやけてきて、この世のもの全てが文化に通じているような気もしてきました。

ちなみに、最近の私は、今自分の身の回りにあるものはどんな日本文化に繋げられるだろう?とゲーム感覚で考えるようになりました。あれも入り口、これも入り口かな、とうまくできると周囲の見え方が変わってちょっと面白いです。

最初にあげた5つ。それ、ホント?と思った方は一度和樂webを覗いてみてくださいね。



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