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映画感想 漁港の肉子ちゃん
実写化したら鬱系映画になりそう
絵が好きな感じだったので観た
雰囲気は明るいが、あらすじから不穏な気配を感じるのも気になった
①ストーリーライン
ざっくり肉子ちゃんとの日々と主人公の成長…だけどストーリーラインがよくわからなかった 言いたいことはわかる気がするけど人に聞かれたら答えられないやつ
クラスのトラブルパートと出生パートが区切れていたので、並行してたほうが面白そう
主人公の生みの親は最悪だけど、その理不尽さがむしろいいところだと思う これで綺麗に終わったらこの映画の特徴がない
事実だけ見たらやばすぎる状況を、肉子ちゃんのキャラクターとアニメで明るく描いている 実写だったらどう頑張っても鬱設定
二宮や主人公や肉子ちゃんの変な部分がアニメファンタジーによって肯定的に描かれるのも同じ
ストーリーラインがわからないのでラストシーンも謎 生命循環ループに持っていきたいのか
ラストの肉子ちゃんの表情がいきなり怖い
②台詞
「私は望まれて生まれてきたんじゃない」って台詞が突然のヒロインでどうしたのかと思った
あとはその台詞を言うに至った理由がいまいちわからなかった
主人公が自分の生まれに強い劣等感を抱いているように見えない
友人トラブルも解決してるし肉子ちゃんが主人公を疎む様子は全くない
解釈するなら、かねてから思っていたことが、家を追い出されるのではないかという不安がトリガーとなって台詞に表れたということ?
心から思っていることというよりは、甘えが混じった台詞のように思えた
「誰もが望まれて生まれてきた」という作品テーマらしきものに繋げようと取ってつけた感じもする
まとめ
主人公が船に住んでいるのはいいなと思った 部屋の中もっと見たい 床の底が透けて水中が見えるのがよい
時代設定がわからない スマホたぶん出てきてないし、地域の繋がりの強さから勝手に古き良き昭和を感じたけど、ことぶきセンターの受付ロボを見て思ったより現代なのか…?となった
人物の嫌な面が見えづらいのはアニメのいいところ なんにでもホラーを見出しがち おわり
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