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日の出+台風+通り雨=爆焼けのち虹

暑い夏がもうすぐ終わろうとしているなか、台風の季節も徐々に本腰を入れて日本列島に迫ってきました。

台風(というか雨)は嫌いなのですが、実のところそうでも無かったりします。

その理由はと言いますと・・・

台風が来ると空模様が乱れて予想外に爆焼けする!

という事に尽きます。

先日、台風11号が大雨を日本列島に降らしまくって大変な事になっておりましたが、東京エリアはそれほど大きな影響が有りませんでした。空模様はかなりの荒れ方でしたが・・・。

この日の日昇時刻は5時15分。天気予報は曇。

4時半過ぎに起きて空を見上げると、東の空がオレンジ色に染まりつつ有るのを確認し、半分寝ている状態で防湿庫からカメラを取り出し、マメシバを連れて江戸川に向かう。

台風が来るときは距離が離れている場合、空一面の曇ではなくところどころに晴れ間を覗かせる様な状況が確率的に多い。

地平線の向こう側に朝日がまだある夜明け直前の状況

陽射しは地平線の向こうから仰角の光を放つため、雲の下面が照らされる形となるのだが、何故か台風の時の朝日は朱色・ピンク色・オレンジ色に空が染まる事が多く、観ている者の心を魅了する。

地平線の下から照らされる雲は不気味な位の立体感を醸し出す

ここまで立体感が出ている雲は早起きした人しか見る事が出来ないと思います。早起きさんへのご褒美というのでしょうか。

早起きに付き合わされるマメシバも朝焼けを見上げてました

この日のお供のカメラはLeicaQ2。ファームウェアが4.0となり、iDR(インテリジェント・ダイナミックレンジ)機能で色飛びする事無く、雲の立体感を見事に収めていました。SS1/1000・ISO100・NATで撮影したものです。

空を見上げ、ただただ見惚れるだけ。

朱色・ピンク色と染まった空は、夜明け直前にはオレンジ色に染まっていくのですが、色の移ろいと共に仰角の陽光を地平線の向こうから照らされた雲の下面が不気味な位立体的で、木星の大赤班でも観ているかの様な錯覚に陥りそうになりました。

マメシバも見惚れる(?)朝焼け
漸く朝日の登場。立体感の有った雲が突如としてプレーンな空模様に・・・

朝陽が昇ってくると、それまでの立体的な空模様がどこに行ってしまったのだろう?というくらい平坦な空模様に代わってしまうのですが、いわばこれが普通の朝焼け。日の出までの20分くらいに見たものは幻だったのだろうかと思えるくらいです。

この日、ドラマティックな朝焼けを拝むことが出来ただけでもかなりの満足感を得られたのですが、更に素敵なおみやげを神様から頂きました。

綺麗な半円クッキリの虹が出現!

台風の影響で、いきなり雨が降ってきましたが、その雨のおかげで綺麗で大きな虹を見る事が出来ました。LeicaQ2の広角側は28mmなので虹全体を写すことは叶いませんでした・・・残念。

ドラマティックな朝焼けと見事な虹を見る事が出来たこともあり、個人的には台風11号有難うと感謝したい。(台風で被害に遭われた方には申し訳ありません💦)

こんな偶然の巡りあわせが有るから、台風の時期の朝焼け撮影は子供の様なワクテカ感満載になってしまいます。
これから本格的な台風の時期を迎えるので、変かもしれませんが物凄く期待している自分です。

でも、豪雨は止めて欲しいなぁ・・・(;´Д`)

おわり

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