見出し画像

そうだ、京都に行こう!②

出張ついでに京都で一人フォトウォークを敢行したのだが、以前から行ってみたかった蹴上インクラインとねじりまんぽでの撮影を終え、その足で向かう先は南禅寺。予備知識が殆ど無く、あたかもブラタモリ宜しく気の向くまま足の向くまま、気になる風景があればシャッターを切るのでした。
旅のお供はLeicaQ2とE-M1markⅢの2台体制。

ここでも殆ど人は無く、ほぼ貸し切り状態。
新緑の眩しい季節となってきました
立派な常炉香が鎮座
殆ど人もいないので、刺される線香も数少ない

南禅寺の門を潜り、そのまま進むと常炉香を発見、線香に灯をともして先に進む。
歩いた先に南禅院、そして目的の水路閣を発見。

趣深い佇まいですね。来てよかった。
軽井沢(碓氷峠)の眼鏡橋のご先祖様かな?
天然のエイジングはひと味違う
今も琵琶湖から京都に水を運んでいる疎水
モノクロも映える景色
水路閣下の橋脚部にて
E-M1mk3+M.Zuiko12-100mmf4Proで撮影

取り敢えず撮りたいものも撮り終えたので、次の場所に移動。八つ橋を買いたかったこともあったのと、お約束の場所として京都といえば清水寺。

修学旅行専用観光地ですなぁ

清水寺に移動してみたら・・・そこは修学旅行の学生と先生と添乗員しかいない世界でした。
駐車場のバスを見ると、柏とか都内の学校名が表示されているのだが、そんなところからバスで来るなんて大変なんじゃないかな?などと余計な心配をしつつ、目的の生八つ橋を買いに参道を登る。

自分が修学旅行で来た時にはこんな素敵なモノはなかった!

『冷やしきゅうり』

なんぞこれ?
しかも冷えて美味しそうではないか。(当日は結構暑かった)

ごま油味を頂く。冷たくて美味しかった

よくぞこのようなモノを開発したな、清水寺の商人、おそるべし!などと考えつつ、足を進める。

あ、またこんなものがががが・・・

爽やかなレモン胡瓜!心惹かれる・・・
胡瓜のレモンパック

いや、もうダメですって。
爽やかな胡瓜、もうPOPを見ただけで降参です。冷やしきゅうりのハシゴ。
はい、美味しく頂きました。
冷やしきゅうりは清水寺の名物氷菓(?)だったんですね。でも、おみやげに買って帰れないのはとても残念。

修学旅行の一団に紛れて艶やかなお嬢様方が際立つ

コロナ前なら中国人をはじめとする外国人比率が日本人以上だったのですが、今はほぼ日本人のみ。大声で叫ぶ中国人がいないだけでこんなに情緒あふれる風景になるとは。インバウンドも重要だが、日本人観光客としては今の方が有難い。

修学旅行生がとても楽しそうなのがなんとも微笑ましい

そろそろ時間も残すところ小一時間となり、清水寺を後にして京都駅までブラタモリ。

清水寺から路線バスルートで京都駅まで歩いてみた。4㎞弱なので、散歩するには良い感じの距離。

京都のハイアットは泊った事無いので今度ゆっくり来た気にでも泊まりたい
時間が有ったら言ってみたかった三十三間堂
七條大橋の上から鴨川を見下ろす
モノクロで京都市内を撮影。なんとなく戦後間もない東京みたいな・・・
京都タワー。高層建築物が無い京都なので、さぞ見晴らしが良いだろう。

初夏の陽気の中、4キロばかり歩いたせいか、若干汗ばみながら先ほど清水寺で食べた冷やしきゅうりがまた食べたくなった。

そんなこんなで京都駅に辿り着き、午後から大阪でのお仕事が待ち受けるなか中央改札を抜けるとほんの一瞬だがホームに人がいなくなり、あたかも時間が止まったの如くの風景が出現した。

『ザ・ワールド!時よ止まれ!』なんて言ってません。

数時間の京都小旅行でしたが、とても楽しい時間を過ごせました。
LeicaQ2で殆ど撮影してましたが、古い街はLeicaで撮ると不思議と趣深い画像に仕上がってしまうのは気のせいでしょうか。

今後、コロナによる制限もなくなると思いますので、出張先をQ2でポチポチ撮っていきたいと思います。

おわり


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?