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終盤に入った2022年秋アニメについてかいつまんで話す

・前回

投稿おっせえ~~~~~!!!もう12月半ばなんですけど・・・。

ただでさえ2回目の記事は遅れがちですが、今回はポケモンがあったので尚更遅れました(開き直り)。ポケモンが出るの分かってるんだから計画通りに進めろとあれほど・・・。

今回も半分は前に触れた作品で、半分は新しく触れるものといった感じです。実りのある感想を書くぞ!!!


※下書きを書いた時期がバラバラ過ぎて、最新話の内容と嚙み合わない箇所があるかもしれません。
また、1作だけかなり重要なネタバレを含んでいるので気をつけて下さい。恋愛なんちゃらというアニメの事です。


・うちの師匠はしっぽがない
大正時代の大阪が舞台で、人間を化かそうとして街にやってきた豆狸が落語に魅せられ、落語で人を化かす為に落語家を目指す話になっています。落語といえば「昭和元禄落語心中」がありますが、上方落語か江戸落語か、大正か昭和かの時代設定など、落語を題材としていながらも違いは結構あります。絵柄が可愛くてコミカルな感じもありますが、落語に関しては忠実に詳しく描かれているので、私のように落語について門外漢でも安心して見られます。
大変な事に巻き込まれる事もありますが、基本的には活気に溢れた世界観が軽快で良いですね。落語の話とキャラの人生が重なる部分も抑えられているので、落語を題材とする強みも出ています。そして長尺の落語のシーンもあり、声優の皆さんの力量に平伏するばかりです。


・ポプテピピック TVアニメーション作品第二シリーズ
実に相変わらずです。今回も待望のヘルシェイク矢野が登場した上に、1期から更にパワーアップしていて良かったです。よくこういう事が思いつくものだとただただ驚かされます。Bパートは何をやるんだろうと思ったら山ちゃんの独壇場という何と贅沢な構成。こんな好き勝手やるアニメは今後あるのでしょうか・・・。
他の回も90年代アニメ風だったり、ギャルゲー、乙女ゲー風だったりと1期に比べてバリエーションが増えています。クソアニメに力を入れると更に上質なクソになるんだな・・・。


・Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-

毎週癒しを届けてくれる作品。チェンソーマンの次の日に同じ時間枠で放送しているとはとても思えない。
同じ目標のために、各々が得意分野を活かして小さな成功体験を積み重ねる姿を見ると、DIYが人と人を繋げているんだと女の子同士の友情に弱い私は感慨深くなります。そしてマイペースなせるふと、せるふを放っておけないぷりんの関係性も素晴らしい。毎回はあはあ言いながら見ています(末期)

そういえば円盤の数量限定版の特典が間に合わなくて発売延期するという話ですが、材木の確保が必要になるという意図せず作中の展開とリンクしてしまったのが何か面白かったです。もしいらなくなったテーブルとかタンスとかが必要になったら探してみます。


・ヤマノススメ Next Summit
最高のアニメーション。初日の出やお参りとか雪山とか、冬ならではの登山の楽しみ方から渓流釣りまで、4期も色々な顔を見せてくれます。何より30分あるのが最高。5話からの新エピソードで30分枠の有難みを噛み締めています。
登山部が登場したり、同級生とお参りに行ったりとあおいの人間関係も着々と広がり、成長と4期までの積み重ねを感じます。私はキャラの成長を感じるのが大好きです。自分にはもう何の成長も見込めないので・・・。
今月で終わる事が受け入れられなくて今から動悸がしますが、最後まで全力で楽しみます。


・モブサイコ100 Ⅲ
遂に3期まで来ましたが、いよいよ最終章に突入していきます。3期も相変わらず作画も良くて面白いですね。
序盤から中盤はサイコヘルメット教とかブロッコリーを巡る話が続いて胡散臭い雰囲気が漂っていましたが、最後のエクボとの別れはあまりにも寂しい・・・。それでも戦闘シーンは流石の作画でしたし、空を飛ぶブロッコリーはラピュタのような神々しさすらありましたし見どころは多かったです。
実はモブサイコはリアルタイムでは見ていなくて、2期の放送前にやっていた再放送で初めて1期を見たのですが、ここまで追えて良かったと改めて思いました。最後まで見届けたいと思います。


・ぼっち・ざ・ろっく!
勢いが衰えないどころか、回を重ねるごとに勢いが増し、カオスになっている気がします。序盤からちょくちょく実写も混ざっていましたが、ストップモーションや美しいダムの映像など、ぼっちちゃんの発作や奇行を表現する演出はバラエティー豊富ですね。狂ってるよほんと・・・(誉め言葉)
毎週見るたびにキモオタスマイルを浮かべてしまいますが、オーディションや初ライブで結束バンドの為に貢献するぼっちちゃんの姿には成長を感じ、熱い気持ちにさせられます。そしてダムの映像が流れて笑ってしまうのですが、それも今作らしくて良いです。途中のタイトル回収も良かったです。虹夏ちゃんが言ったんだね・・・。
あと、ぼっちちゃんのファンの2人が中の人的にキャロル&チューズデイで興奮しました。ポプテピみたいに意図的にこの2人にしたのではないかと思うようなキャスティングです。


・夫婦以上、恋人未満。
夫婦実習と呼ばれる授業の一環で、高校生の男女が疑似夫婦として共同生活を送る事になる学校で、明らかにそりが合わない陰キャとギャルがペアになってしまうというあらすじ。どのクールでも、いつの時代でもギャルは求められるもの。
高校生の男女を一緒に住まわせるとか普通では無いですが、今期はあの「恋愛フロップス」があるのでどうにもこっちの感覚がおかしくなって「2人暮らしならいいんじゃない?(混乱)」と考えてしまいます。
最初はお互い好きな人がいるから、条件を満たすと許可されるカップル交換の為に頑張るのですが、段々と気持ちが変わっていき回を重ねる毎にラブコメ要素が強くなっていきます。揺れ動く気持ちの中で「これは勉強だから・・・」と実習の一環でしかないと自分に言い聞かせるシーンは何とも切ない。
以前「恋と嘘」というアニメがありましたが、自分の中ではそれを彷彿とさせてより切ない気持ちになりました。ちなみに恋嘘では莉々奈が凄く好きでした(何の話)


・恋愛フロップス
で、前述したあの恋愛フロップスですが、急展開を見せてきました。「オリジナル作品でわざわざテンプレラブコメをやる~?」と思いながらも、そういうので育ってきた人間だからそれはそれで楽しく見ていましたが、まさかこういうトリックがあったとは・・・。その急展開を見せた回も、前半はヌーディストビーチでドタバタエロラブコメをやっていたわけですが・・・。あのやたら血が滴っている肉を切るシーンは怖かったですね・・・。
全員AIだというのは予想外でしたが、各国で女の子を研究した結果が官能小説で漢字を学ぶ子だったり、殺し屋だったり魔法少女だったりするのは何か面白いですね。一体何を参考にしたんだ・・・。各国から来た女の子達がクラスメイトというのもISみたいだなと思っていましたが、そんなからくりだったとはつゆ知らず。
後半は大きく流れが変わっていよいよどうなるか分からなくなってきましたが、どう収拾を付けるのか楽しみになってきました。あと、幼い頃に朝と会った事を匂わせる記憶についてはどうなるのかも気になっています。もう一段階大きな展開を隠しているのかもしれません。


・万聖街
「羅小黒戦記」を制作したスタジオによる中国発のアニメ。1話が3分くらいと短いのでそれを何話か繋いで30分枠として放送しています。原作はweiboで連載しているweb漫画との事ですが、中国でもネット上の漫画がバズるとアニメになるんですね。
話としては悪魔、吸血鬼、天使、ミイラ、狼男がシェアハウスをするという日常系のような話ですが、主人公のニールには秘密があって・・・といった感じです。基本的には可愛らしい絵柄からも分かるようにポップで笑える話ですが、4話(放送回)になると戦闘シーンもあります。作風から「羅小黒戦記」のようなスピード感はありませんが、見応えある作画になっているのは流石です。
今年は「時光代理人-LINK CLICK-」もあり、良質な中国のアニメが出て来ています。まだこのような作品があるのか気になります。


◇締め
途中から急展開を見せるといえば、去年「ゲキドル」というアニメが放送されましたが、恋愛フロップスの7話を見た時それが頭をよぎりました。あのアニメも途中から別アニメのような変化を遂げたので、アニメの印象は1話とか最初の1ヶ月(3,4話)で決めつけてはいけないなと思いました。それと同時に、こういうどういう展開に転ぶか分からないアニメを毎週追っていく楽しさを再確認出来たので、配信サービスが充実して後から一気見出来る環境になっても、こうした楽しさだけはこれからも体験していきたいと思いました。

次回は印象に残った回の記事を投稿します。それを投稿すれば今年1年のまとめは終了となりますが、投稿時期は年を跨ぐ気がします。
今年も色々なアニメを見ました。来年も見られる分だけ手当たり次第に見ていこうと思います。


去年は1年間で見てきたアニメのまとめを書きましたが、後になって蛇足な気がすると思ったので今年は書きません。違うアプローチで書こうと思えば、その違った何かを投稿するかもしれませんが、今のところ何も思いつかないので恐らく書かないでしょう。

ではまた印象に残った回の記事で会いましょう。

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