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2021年春アニメ 印象に残った回5選

前回

今回もやります。

◇前置き
今年の春アニメで“印象に残った回”を5本選びました。
あくまでも私が見た範囲の中で、私の感性の元で選んだものなので「あのアニメのあの回が無いじゃねえか!」と思ってもそこは目をつむってください。
あと、その回についての説明を入れると文が長くなって書いている私がだんだんと嫌になってくるので説明は極力省きました。その為見た人にしか伝わらない内容になっているかもしれませんが、それはごめんなさい。
ここまで前回のコピペ。

クールの終わりになってようやくこの記事の内容を考え始めるんですけど、もう1回観なおす余裕がないので自分の記憶を呼び起こすのが大変ですね・・・。

では行きます。


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・ゾンビランドサガ リベンジ 第四話「純情エレクトリック SAGA」
どの回にしようか迷いましたが、2期も安泰だと確信した4話にしました。
愛がアイアンフリルにスカウトされる現場を目撃し、アイアンフリルにいっても仕方ないと諦めていた純子。そんな中「今までの自分をぶっ壊せ」と巽幸太郎にエレキギターを託されて覚醒。アイアンフリルの前座という完全アウェーのライブではたえのドラムをバックにギターをかき鳴らし絶唱。今までの自分をぶっ壊し、文字通りギターもぶっ壊す。もうこの時点で最高なんだよね・・・。その後、愛が乱入して純子と手を取り合おうとしたところがまた美しい。そして最後はフランシュシュ全員が感電し1期でも披露した「目覚めRETUNER」で締めて前座としての役割を果たします。そして愛も無事引き抜かれず。やっぱりこのアニメが大好きだと改めて思った回でした。


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・不滅のあなたへ #5「共にゆく人」
12話も来るものがあったけど、どちらかと言えばこっちかなーと思い5話。
脱獄を図るもハヤセに追跡されてしまうマーチ達。そんな中でハヤセが放った矢からパロナを守るために、マーチが身を投じて守るもその矢が致命傷となり死んでしまいます。せっかく生贄にならずに済んだと思えばこんな死に方って・・・。その後、マーチの亡骸と共に村に帰りますが、マーチの両親も自分たちが止めればと悔やむに悔やみきれないシーンや、フシを追いに来たハヤセを見つけパロナが矢を放つも「外れた」のではなく「外した」と復讐しきれないシーンと何とも居た堪れないシーンが続きます。フシはマーチの姿を獲得しマーチの姿で村を離れ、最後の「共に旅に出たのである」というナレーションで終わるという悲しいような怖いような終わり方が強く印象に残りました。不滅のあなたというのはフシだけではなく、フシと関わり、亡くなってからフシに姿を獲得して貰った人の事も指すのではないかと今作のタイトルの意味を思い知らされる回でした。
全20話なので2クール目は短めですが今後も楽しみです。


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・86-エイティシックス- Episode7「忘れないでいてくれますか?」
儚くも美しい花火が86に訪れる今後を予見させ、86はどう足掻いても死ぬ定めである事をレーナが知る転機となった回。いろんな所で怒られるレーナ視点で見ると、こういうアニメは新生活が始まる時期である春クールに放送するのが合っている気がします(?)
この回の前に出た桜とか、終盤に出た紅葉とか、美しくも後に散ってしまうという86達の命と重なっている描写が残酷ながらも素晴らしかったです。特に燃え尽きて草の上に転がっている黒く焦げた花火の描写は来るものがあります。
あと、このアニメは2クールもやるのですが、登場人物がこんなに死んで2クール目は何をやるのでしょうか。何にせよ2クール目も楽しみですね。今度は一体何を見させられるのだろうか・・・。


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・スーパーカブ 第7話「夏空の色、水色の少女」
まずサブタイが良いですね。水色の少女って向井秀徳がギリギリ歌詞に書いていそう。
この回は文化祭の話。文化祭といえば今期アニメだけ見ても、幼なじみに告白したり美術部の部長と展示で勝負したりと大きな見せ場になるイベントですが、この作品ではとにかく文化祭は他人事。小熊は自分たちのクラスが何の出し物をやるのかも知らなかったし、準備を手伝う描写も無くただただ無干渉。小熊も礼子もカブの事しか頭にありません。
それでもクラス内に起きたトラブルの為・・・というよりは原付を下に見られた事が癇に障ってと言った方が正しいと思いますが、カブによってトラブルを解決し、何だかんだ貢献はします。
そして文化祭当日を迎えるわけですが、小熊と礼子はまたしても自分たちとは無関係と言わんばかりにカブでどこかへ行こうとしていました。出席だけ取りに来たのでしょうか?このとことん好きな事に夢中で他の事には無干渉な姿はちょっとだけ見習いたい気がします。それにしても椎ちゃん可愛い・・・普通に萌え・・・。8話以降も椎ちゃんは大活躍です。


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・オッドタクシー #13「どちらまで?」
どう終わるのだろうかと思っていましたが、実に良い最終回でした。小戸川が子どもの頃に書いた日記で「な る ほ ど」とこの作品の世界観について全てを把握しました。

・オッドタクシー
様々な思惑が交錯し物事がますます複雑化して来ていて見応えがあります。ここまで風呂敷を広げると最終回までにどう収束するのか気になって仕方ありません。
そういえばキャラは全員動物なんですけど、BEASTARSみたいにその動物の習性で行動するといった描写が見られません。カバのキャラについて話が出た時、明らかにカバなのに「カバみたいな顔」というセリフもありました。人間でも出来る話をわざわざ動物にしている辺り、何か皮肉が込められているのかもしれません。

前にオッドタクシーについて書いた事を再度見てみると、我ながら目の付け所は良かったけど、核心に至るまでの詰めが甘かったですね。これは無理よと思いながらも、最終回のこの日記のシーンまで分からなかったのは悔しい・・・。

そして何が真実で何がブラフかが描かれ一気に伏線回収。小戸川も元に戻って良かったねと思っていた最後の最後にまさかあの子が!そして後部座席で笑いかけるところで終わるというクリフハンガー・・・。このままハッピーエンドでも良かったかもしれませんが、最後の最後まで不穏な空気感を徹底させるという憎い終わり方です。これにはやられましたし、ただハッピーエンドで終わるよりはこういう終わり方の方が良いとまで思いました。実に良いアニメですね。けもフレといい、モルカーといい、テレ東と動物アニメは相性がいいですね。


◇締め
以上で春アニメのまとめとします。自分が春クールに見たアニメのリストとにらめっこしながらいくつか候補を決めて5本に絞りました。おまけで2つくらい書こうとも思いましたが、前回も5つだったしそこは守りました。

もう既に夏クールのアニメも始まっていますが、まとめも終えてようやく気持ちが切り替えられそうです。では夏クールも楽しみましょう~。

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