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ゲストハウスをやらないことにした理由

来たる2024年3月15日は「一粒万倍日」と「天赦日」、「寅の日」が重なる「最強開運日」だった。
そんなスーパーラッキーデーに、我が家・通称「ちゃんみねハウス」の引き渡しを受けた。

以前私は「ゲストハウスを作りたい!」と野心を燃やしていた。
しかし、さまざまな事情を検討した結果、やめることにした。
正確には「一旦保留」とした。

今回はその理由について書き留めておきたい。

理由①営利にこだわりたくない

どんな事業においても、運営する上で重要なことは「収益化」だ。
しかし私がやりたいことはお金を稼ぐことではない。

勘違いしないでいただきたいが、単にお金を稼ぎたくないという訳ではない。
お金はほしいし、あればあるだけ嬉しい。
しかし「ゲストハウス運営」において営利を目的として営業することは、私の本意ではないということだ。

私が理想とするのは、「家族のように接することができる人」を増やすことだ。
「家族のように接することができる人」というのは
「気兼ねなく言いたいことを言い合い、ほとんど気を遣わず、食住を共にできる人」
と私は定義付けている。
海賊団の一味というイメージが近い。
婚姻関係や血のつながりがなくても、心が許しあえていて信頼しあえる関係。

海賊団イメージ

ゲストハウスや民泊という形態では、どうしても「ゲスト」と「オーナー」という関係性ができてしまう。
この境界線はなるべく作りたくない。

そしてゲストハウスにするとどうしても「宿泊」が来る目的になってしまう。
「宿泊」に限らず、ただ集まって談笑したり、ゲームをしにきたり、子どもたちの成長の様子見にきたり。
そんな、親戚の家に遊びに行くのに近い感覚で来てほしい。

だからうちは超気軽に「ホームステイ」できる家を目指すことにした。

1st customers!Special thanks!!

理由②単純に手続きが面倒

ゲストハウスを運営しようとすると様々な行政手続きが必要だ。

建築基準法上の用途変更、旅館業法の営業許可、消防法の法適合etc.
民泊であれば簡素化できることもあるが、自分たちが住む家にそこまでするのはオーバースペックに感じた。

なので今後、中古物件をリノベしゲストハウスを別棟として作るという可能性はあるが、今のこの家を法適合させてゲストハウスにすることは恐らくないだろう。
あくまで自分たちが住むのがメインの家。
そして他の家に比べて、頻繁に誰かが遊びにくる家。
それで十分だと思った。

理由③やりたいことが他にもたくさんある

ゲストハウスを開業したらしたで、おそらく手一杯になるだろう。
しかしゲストハウスはあくまでやりたいことの一つにすぎない。

コミュニティーマネージャーについても、もっと極めて仕事の幅を増やしたい。
コミュニティ運営についても力を入れたい。
農業もやりたい。
子ども向けの金融教育もやりたい。
デイトレなどの投資も時間を取ってちゃんと集中してやりたい。
資格勉強もしたい。

多分これらを同時並行にするのは限界がある。
時間も体力も足りない。

やりたいことに少しずつ手を出し、アクションする。
その上で徐々に幅を広げていく。
今はそのようなフェーズにいる。

まずは今の生活を安定させて、余裕を持たせることを優先すべきと判断した。
ゲストハウスはその先でやりたかったらやれば良い。
ゲストハウス運営は人と人を繋ぐ「手段」であって「目的」ではない

変わらない価値観

「幸せ」や「豊かさ」は必ずしもお金で買えるものではない。

私は
都内の高層マンションに住みたい訳ではない。
高級な外車を乗り回したい訳でもない。
常にブランド服を着たい訳でもない。
毎日セレブな食事をしたい訳でもない。

程よく利便性があり自然豊かな地で生活し
不便なく家族で移動でき
好きな服を着て
身体に優しい食事を摂れれば良い。

これらに加え、「家族のように接することができる人」がたくさんいて
「心許せる人との繋がりが持続」
すれば
それはすなわち「幸せ」ではないか。
心を許せる人と共に過ごす時間が「本当の豊かさ」ではないか。
Well-beingにこの要素は特に欠かせないと思っている。

これらの要素が体験でき、享受できる家。
それが我が家「ちゃんみねハウス」であると思っている。

第一回UNO大会

最後に

「ゲストハウス」として利用しようと期待していた方は申し訳ない。

そんな訳で、我が家では「ホームステイ」として受け入れはするが
ゲストとしてはおもてなししないので悪しからず。

代わりに、子どもたちとは目一杯遊んでもらいたいし、家族の一員として一緒に温泉に入ったり、ご飯を食べて談笑したりしてほしい。
必然的にスマホやPCを眺める時間も減り、デジタルデトックスもできるだろう。

第二回UNO大会

どんな形であれ、訪れてきてくれた人全員が「幸せ」に「豊か」になれる場所であるようにこちらとしても尽くす!
なので「いらっしゃい!」ではなく「おかえり!」
「さよなら」ではなく「またいつでも来てね!いってらっしゃい!」
という気分できてほしい。

共感してくれる皆さまのご来家、お待ちしております!!



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