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フィードバックを受ける

フィードバックをうけるのは得意ですか?
私はちょっと苦手意識がありました。というのも、以前の職場で「フィードバックを受けるのが苦手な人」といった評価を受けたことがあり、それ以来、苦手意識が強くなっていた気がします。

キャリアサポーター・アカデミーで模擬カウンセリングを行う

私が今、受講しているミートキャリア主催のキャリアサポーター・アカデミーでは、プロのキャリア支援者と3回の模擬カウンセリングが受けられるようになっています。プラスして、受講者同士でも予定を合わせてロープレを行うことができます。こういった講座に参加するメリットですよね!

毎月、違ったテーマ(キャリア形成〜とか、転職〜とか」で、違った相談者のお悩みが割り振られており、それを想定した60分のカウンセリングをします。

私の場合、転職エージェントで働いていた経験もあるので、「転職」と言うテーマにおいて30〜60分の面談をしたことはありますが、それ以外のテーマはあまり経験がないので、いろいろなシチュエーションが経験できるのはありがたいです!!

私もこの1ヶ月で、受講者同士のロープレ+講師の方との模擬カウンセリング、そしてカウンセリングに対してのフィードバックを受けてきました。

フィードバックを受ける

「私はフィードバックを受けるのが苦手な人なのかもしれない」という思いから、正直なところフィードバックを受けることに後ろ向きになっていました。

「せっかくフィードバックをいただいているのに、受け入れられるだろうか」
「そもそも私はフィードバックを受け入れられる心のある人間なのだろうか」
「フィードバックを受けているときの表情は大丈夫だろうか・・・」
とか、不安がいっぱいでした。

さて、実際にカウンセリング&フィードバックを受けてみてどうだったのか。

全然問題なかった!

すごく素直にフィードバックを受け入れることができました。
よかった!フィードバックを受けるのが苦手な人間ではない!

どんなフィードバックだったのか?

具体的な内容は伝えないものの、何が良かったと思ったかを振り返って考えてみたくなりました。

Good / Mottoの視点でのフィードバックだった
そもそも模擬カウンセリング自体をすること自体不安ですし、フィードバックを受けることにも不安があります。なので、まずは今できていること、良いところ、強みになるところからGoodな部分を伝えてもらうことで、不安が払拭されたような感覚がありました。
できなかったことに対しては、「ここがダメです」ではなくて、「こうすればもっと良くなる」という伝え方で、ネガティブな印象よりも「納得感」の方が高まりました。

具体例が多く、フィードバックのその先を見せてくれた
Mottoポイントの部分で、「こうやったら上手くなる」「改善するとこんないいことが起こる」といったことを具体的な事例とともに教えていただけたので、「それならできそう」という気持ちになれました。
フィードバックをもらったはいいものの「で、どうすれば??」になりがちですが、よくあるモヤモヤがなかったのもよかったです。

丁寧に向き合ってくれた
事前に自分が思う課題の共有→模擬→フィードバックの流れだったのですが、「なぜ課題と認識しているのか??」ということを丁寧に掘り下げてくれました。思いがあって行動している部分があるので、行動だけのフィードバックだけじゃなくて、その行動を選んだ背景を丁寧に聞いてもらったことで、納得感があった。

結果として、

  • いま、できていること、できていないことの現在地がはっきりした

  • できていないことに関しては、何を意識して、行動を変えればよくなるのかイメージすることができた

  • 課題と認識していることも深掘りしたことで、自分の中で腹落ち感があり、そもそもの認識自体も変えられそうだと思えた

こういったことを得ることができ、フィードバックを受けたことで非常に前向きな気持ちになれました。

今回のフィードバックを受けて思うこと

苦手意識が芽生えたきっかけになったときのフィードバックは、今回体験したこととはちがうかたちだったかもしれません。フィードバックを受ける側の感情面や理解面(納得感)はそこそこに、フィードバックをする側の思いを優先した結果、「この人はフィードバックを受けるのが苦手なんでしょうね」という評価につながったように思います。人間関係は難しいですね。

今回の体験を経て、フィードバックなりアドバイスなり、相手のことを伝えるときには、相手の感情への配慮と内容への納得感は意識していきたいと強く思いました。


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