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3.13 sut 日記。乙女と友達と最近の仕事
うら若き乙女と縁のある春である。
訴えられそうな書き出しですね。お隣に歳の近そうな女性が引っ越してきたり、職場にこれまた歳の近い女性が入ってきたりした、それだけですよ。
職場では10近く離れたお兄さんお姉さんたちに囲まれているので、20代の人がいるだけで少しほっとする。逆にタメ口での話し方が分からなくてあたふたした。敬語だと標準語で喋るけど、タメ口だと語尾やイントネーションが完全に訛る。職場でのいつもの自分とは違うことに、新鮮さとドキドキを覚えている。
にこにことする彼女を見て、自分もかつてこうだったんだろうかとか考えた。随分殺伐としたツラをするのに慣れたものである。にこにことする彼女はとても美しく、私ももうちょっとこういう感じでいよう、とふにゃふにゃの決意を握りしめた。
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夜、友人と軽いお茶に出かけた。お金や仕事の話になって、未来が私たちにはあるんやねえと半ば頭を抱える。
「県外に出たいなって思ったりする?」
実家住みの彼に尋ねた。
「今は思わんかな、むしろここを楽しいとこにしたいなって思う」
「まじか〜」あまりに眩しい回答にまた頭を抱えてしまった。
これからどこに行きたいだろう、どこに行くことができるんだろう、そういうことを薄っすら不安に思う。何のよりしろもなく新しい土地に住むのはあまりに不安だ。けど、これからもずっとここで暮らすんだろうかと思うのも、漠然と不安なのであった。何をよりしろとすればいいのか、そういうことでモヤモヤしているんだろう。
「ここを楽しくしたい」と思うのは、彼の生まれ育った町だからだろうか。私は今でもよそものだという意識が少しあって、「この町もこうなれば」と考えることに後ろめたさを感じている。「このお店がこうなれば」的なことは職場に対して考えるので、それと同じような前向きさでいいのかな。そんなことを考えました。
その他は粛々と仕事。
色々と懸案事項が片付いてきたぞーと思っている間に、新たな懸案事項が生まれていることに気付いた。こえー。誰にもせっつかれないけど、自分自身をせっつかずに済むように、ビビらず向き合っていたいものです。疲れたよ〜
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