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Hi there!
シンガポールクッキー専門店の
Changi Cookiesです。

当店のクッキーにはすべて
バターオイルことギーを使用しております。

バターをろ過して
✓乳糖
✓たんぱく質
✓水分
などの不純物が除去された純正な油なので
栄養素がぎゅっと濃縮された今注目のスーパーフード、ギー。

しかし日本では馴染みのない食材なので
「インドカレーで使われる食材」として認知されることが多く
ギー単体をご存じない方がまだまだ多いようです。

バターをろ過してつくられてるんだったら、
それってバターとほとんど変わらないんじゃないの?
と疑問に思われる方もいるのではないでしょうか。

_人人人人人人人人人人人人_
> そんなわけで!!      <
> ほとんど同じ条件で※    <
>(同じレシピ、食材、器具)   <
> つくって比較して      <
> 検証してみることにしました!<
 ̄YYYYYYYYYYYY ̄

※後述しますが、焼成温度と時間だけ少し調整しております。

ギー vs バター


色の違い

砂糖、卵、小麦粉、塩を入れたあとの生地の色を見てみましょう。

ギーを使った生地


バターを使った生地


まず発色に違いが見られる。
乳糖が除去されたギーは黄色みが強く、
一方バターは白っぽい。
乳糖の有無でここまで変わるようです。

手触り

成形して2時間以上寝かせた生地。

ギー生地
バター生地

ぎゅっと親指で押し込むと
ギーは弾力があり、押し返してくるかんじ。
一方、バターはそのままちぎれてしまいそうなほどふわっと柔らかい。

また、精製時に水分が除去されたギーは生地全体にまとまりがありますが、
バターは少しべたべたしていました。


いざ、焼成!!

さて、当店ではなるべく焼きムラを抑えるため
トレイを一度ひっくり返しております。
しかし、バターはひっくり返す時点で生地が結構だれていたので
焼成温度を5度下げ、時間を1分延長いたしました。

焼成結果はこちら


ギー生地
バター生地

生地の質感ですでに違いが見えるよう。
ギーの方がきゅっと締まっていて滑らかな質感ですが
バター生地は全体的に凹みが見られます。

横から見ると違いが明らか。

左: ギー生地 右: バター生地

ギーの方は厚みが出てますが、
バターは真ん中にかけて少し潰れてしまってます💦
生地もバターの方がしっとり水分量が高いようです。

実食タイム!!

①食感


ギーの方がぎゅっと締まっていて噛み応えがあり、
バターは柔らかい。カントリーマ〇ムさんのようにしっとり溶けるかんじでした。

②甘さ


これは想定外ですが、バターの方が甘く感じる!
どうやらこれは乳糖の影響のようです。

③口当たり


ギーはさっぱり、バターにはコクがありました。
ただ、バター生地の方は飲み込んだあとも喉の奥に甘さが残る印象。

④食後

特に違いを感じたポイント。
バター生地の方は、胃腸の弱い私の体に合わないようで
朝ごはんが食べられないほど、翌日までがっつり胃もたれしてしまいました。。。
この記事を書いてる今も胃にずーんと重みを感じています。


結論

ギーの良質な油分が胃の粘液がわりになるのか
守ってくれているようで
胃もたれを感じなかったのは嬉しすぎる。

甘いものが好きだけど胃もたれが怖くて食べたくない!
という胃腸弱民には
バターよりギーがとにかくおすすめ!!

Changi Cookiesのクッキーたちはすべてギーでつくっております。
本当に胃に優しいのかお試しくださいませ🌸

当店の視点が皆様の生活に少しでも励みになるような発見がありますように! サポートしていただけると嬉しいです💛 クリエイターとしての活動費に使わせていただきます🙏🌈