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【相手を圧倒する】現役テニス選手も憧れるハマった時の圧勝劇!?マラト・サフィンのヒストリー#19

皆さん、こんにちは。
「Change Court」記者のtakableです。

 この記事ではテニス選手個人にフォーカスを当てて選手のヒストリーやエピソードについてご紹介していきたいと思います。
 「マラト」の愛称で呼ばれている、ロシア人のマラト・サフィン選手についてご紹介です。
 この記事では、17.9歳のデビューから数々の年少記録を達成し、29.9歳で引退したマラトが22、23歳頃までどのような、キャリアを歩んできたのか、どのようなサポートを受けて成長をしてきたのか振り返ってご紹介していきたいと思います。(2021.07.13現在)

※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。

マラト・サフィン
長身からの高速サーブと鋭い一閃で相手を仕留めるバックハンドが特徴。攻撃のリズムがはまった時の無双感とリズムが崩れた時の感情の爆発具合によるパフォーマンスの低下の両面ともに見ていて楽しい選手。シャッキー・オニールのファン。

マラト⑩

「6歳でテニスを始め、13歳でバレンシアへ留学!」

マラト7

14歳バレンシア時代の写真

 1980年1月27日ロシアのモスクワで産まれました。ロシアの名門スパルタステニスクラブのディレクターとして働く父とコーチとして働く母の影響から6歳でテニスを始めました。テニスを始めた頃は、サッカーをずっとプレーしたかったマラトに対し、6歳~13歳までは母が指導をしました。13歳の時にスペインのバレンシアにある、クラブ・デ・テニス・バレンシアのR.メンスアがコーチとして指導し、19歳の頃まで現地に滞在をしました。

 
 
「17.5歳からシニアツアー開始」

マラト8

2000.08.28 GS・Uにて P.サンプラスに勝利してGS初優勝


 ジュニアの国際大会の参加は6試合と少なく、17.5歳でチャレンジャーを回り始めます。17.7歳でチャレンジャー初優勝、17.9歳で地元モスクワ250の予選を勝ち上がりツアーデビューをしました。
 1998年の18.3歳でGS・FでGS初出場し初戦でA.アガシ[20]、2回線G.クエルテン[8]を倒して、4回戦進出しました。その後は勝てない日々が続きますが、夏のアメリカシーズンのロングアイランド250でSF、GS・U4回戦、と成績を出したことで世界ランキング49位でシーズンを終えました。

「20.9歳で世界ランク1位獲得」


マラト9

2000.11.13 パリ1000優勝をしたことで世界ランク1位達成

マラト6


 19.6歳でG.ルゼドスキー[9]を破ってボストン250でツアー初優勝、11月パリ1000で決勝と着実に大会で勝ち進むことができました。
 2000年の20歳の頃は4月からランキングを大きくあげます。バルセロナ250、マロッカ250で2週連続優勝、ハンブルグ1000決勝進出、GS・FでQF、ロンドン500QF、カナダ1000優勝、インディアナポリス250決勝、そして8月20.7歳の頃GS・UでP.サンプラス[4]を下してGS初優勝、タシュケント250優勝、モスクワ250SF、サンクトペテルブルグ250優勝、パリ1000優勝を達成したことで、20.9歳世界ランク1位を獲得しました。2週間だけの1位でしたが、2001年1月29日から4週間、4月2日から3週間の合計9週間の世界1位を21.2歳で達成しました。2000年20歳の最終ランキングは2位、2001年21歳は11と後退しましたが、2002年は2位でカムバックをしました。
 
 
 世界トップ選手を輩出してきたロシアの名門であるスパルタステニスクラブのコーチである母親とディレクターの父からの英才教育を受け、バレンシアに留学したマラトのテニスはエンタメ性抜群でした。攻めのリズムにハマった時相手を圧倒的に叩き勝つプレースタイルに憧れているテニス選手は多いです。
 引退後は政治家に転身したり、ロシアテニス連盟やロシアオリンピックの委員会に属して母国ロシアの為に貢献しています。今後はどんな活躍をするのかマットのキャリアを応援しています。
 

 今後もこのような記事をあげていきますので、もしよかったよ〜という方は是非note内の「スキ」や「記事の保存」をお願いします。
 この選手の記事を読んでみたい!調べてほしい!というご要望ありましたら、お気軽にご連絡ください。それでは次の記事で。さようなら。

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マラト3

マラト4


PS.A.ロディックもM.サフィンも引退の試合はJ.デルポトロでした。


〜CC(Change Court)について〜
 CCは、テニスのジュニア育成に関する問題や課題を解決していくための考察記事です。
 「うちの地区こんな問題があるんですが…」、「これは正しいのかなぁ!?」、「これってどうしたらいいでしょうか?」そんなテニスのジュニア育成に関する悩みや課題を解決できるきっかけを皆さんと一緒に考察します。
 

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