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【悪童!?人格者!?】コート内外で注目を集めるオージーの人気者!ニック・キリオスのヒストリー#16

皆さん、こんにちは。
「Change Court」記者のtakableです。

 この記事ではテニス選手個人にフォーカスを当てて選手のヒストリーやエピソードについてご紹介していきたいと思います。
 「ニック」の愛称で呼ばれている、オーストラリア人のニック・キリオス選手についてご紹介です。
 この記事では、コート内外の言動から多くの注目を集める「悪童」と言われているが人格者であり"PLAY TRUE"をテーマに掲げる、ニックが今までどのようキャリアを歩んできたのか、どのようなサポートを受けて成長をしてきたのか振り返ってご紹介していきたいと思います。(2021.07.09現在、2022.08.15 ランキング・年表等更新)

※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。


ニック・キリオス
世界1の変幻自在サーブ、アグレッシブなグランドストロークとトリッキーなプレーで相手を魅了するプレーが特徴。母国オーストラリアの為に戦い貢献する仲間想いな選手。NBAのボストン・セルティックスが好き。

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「6歳テニスを始め、14歳でプロテニス選手へ決意!」


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2015.12.30の幼少期のニックのポッチャリ投稿 

 1995年4月27日オーストラリアのキャンベラでギリシャ人画家の父とマレージア人の元王族の母の元3人兄弟の末っ子として産まれました。6歳の頃母とテニスをしたことがきっかけでテニスを開始しました。10代の前半まではバスケットボールにも取り組み、今でもNBAのファンです。
 10歳の頃からは、オーストラリア人の元テニス選手、T.ラーカムをコーチとして7年間タッグを組み、14歳で競技をテニスにしぼり、15歳からジュニアの国際大会で活躍をします。

 
「18歳での大活躍」

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2019.11.21デビス杯の投稿


 2010年~2013年(15歳~18歳)までに6つの国際大会で優勝しました(2大会は日本)。ジュニアの大会と並行しながら、16.8でGS・Aの予選出場を皮切りに、オーストラリアと日本のシニアの大会へ参加します。
 2013年1月17.8歳で地元のGS・Aのjrで優勝、2月アデレードCでチャレンジャーデビューしSF、シドニーCでチャレンジャー初優勝、4月中国Fでフューチャーズ初優勝、5月GS・Fでグランドスラムとツアーデビューをし、1階戦でR.ステパネク[52]を破り、TOP100以上の選手に初勝利し18歳で世界ランキング182位でプロ挑戦年を終えました。


「21歳キャリアハイの13位!」

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2016.10.09東京500で優勝の投稿


 2014年肩の負傷でシーズン序盤戦に出場できませんでしたが、4月のアメリカのチャレンジャーを2週連続で優勝、6月ノッティンガムCで予選から優勝、GS・WではWCで出場し2回戦R.ガスケ[14]、4回戦R.ナダル[1]を下してQFに進出しました。この結果により、世界ランキングを66位として100位を始めて切りました。
 
 2015年は1月GS・AでQF、4月エリストル250でツアーで初めての決勝進出、5月マドリッド1000でR.フェデラー[2]に勝利し3回戦、GS・WはM.ラオニッチ[8]に勝利し4回戦、など、ビックマッチに勝利することで、キャリアハイの30位で終えました。
 
 2016年21歳キャリアハイを達成します。2月マルセイユ250、R.ガスケ[10]、T.ベルディヒ[8]、決勝でM.チリッチ[12]を下して、ツアー初優勝、ドバイ500SF、マイアミ1000SF、マドリッド1000、2回戦でS.ワウリンカ[4]を下してQF、GS・W4回戦、アタランタ250優勝、東京500優勝と、3つの大会で優勝をし、キャリアハイ(現在も含め)となる13位を達成した年になりました。


 コート内外での発言や行動で問題視をされ、これまでの罰金のレコードを持つなど、悪童ぶりが注目されてしまいますが、母国の森林火災での寄付、テニスアカデミー(建設予定)による社会貢献のプロジェクトの発起人でもあります。デビス杯、ATP杯の国別対抗戦も多く参加しており、母国の為に必死に戦い、ベンチでは誰よりも仲間を鼓舞する姿をよく見ることができます。自分の為に戦うというよりも、母国やチームの為に戦うマインドが強い選手です。
 NBAが好きなことも影響して、テニスの試合もエンターテイメント性が多く、観客を飽きさせないプレーが今後、どのような熟練の技を披露してくれるのか期待しています。
 今後もコート内外での悪童ぶりと母国のために最善を尽くしビックマッチに勝利する姿を見れることを楽しみにしています。
 

記録
✴︎19.8歳 2015年GS・AでQFに進出した最も若い選手(1990年A.チェルカーソフ以来)
✴︎19.1歳 2014年GS・WのQFにて144位WC出場しQF進出(R.ガスケに対し9つのMPを凌いだ) /4回戦でR.ナダルに勝利したことで、GSにて10代で世界1位に勝利した選手(2005年R.ナダル以来)

 

今後もこのような記事をあげていきますので、もしよかったよ〜という方は是非note内の「スキ」や「記事の保存」をお願いします。
 この選手の記事を読んでみたい!調べてほしい!というご要望ありましたら、お気軽にご連絡ください。それでは次の記事で。さようなら。


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PS.先日のビックフォエ、今回のニックもまた別の特集を組みたいです。



〜CC(Change Court)について〜
 CCは、テニスのジュニア育成に関する問題や課題を解決していくための考察記事です。
 「うちの地区こんな問題があるんですが…」、「これは正しいのかなぁ!?」、「これってどうしたらいいでしょうか?」そんなテニスのジュニア育成に関する悩みや課題を解決できるきっかけを皆さんと一緒に考察します。
 

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