【土の支配者】クレー王国スペインの無敵艦隊隊長として君臨!!!ラファエル・ナダルのヒストリー#75

皆さん、こんにちは。
「Change Court」記者のtakableです。

 この記事ではテニス選手個人にフォーカスを当てて選手のヒストリーやエピソードについてご紹介します。今回は「GS優勝者がいないから無理!」の仮説を「BIG4の選手は世界ランク1位を獲得するまでどのように活躍してきたの?」を「幼少期〜ジュニア期/GS初優勝歳/世界ランク1位獲得」までにどのような活動をしていたのか調べていきます。(2021.09.28現在、09.12ランキング・年表等更新)


※記事をより簡単に読んでいただくため表記独自のルールを利用しています。


ラファエル・ナダル
力強いトップスピンを放つグランドストローク中心で守りながらも責めるプレーできる。特にクレーコートでのスライディングをしながらのボール返球のスキルが高い。クレーコートでは無敵の選手。レアル・マドリッドのファン。

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「4歳から叔父による熱血指導がスタート」

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バルセロナFCで活躍するミゲルとラファ

 1986年6月3日スペインのマヨルカ島のマナコルで複数の会社を経営する父と香水のトレーダーを行う両親のもとうまれました。
 ナダル一家は資産家でスポーツ一家であり、父の兄弟は元スペイン代表のサッカー選手である「ミゲル」とテニスコーチ の「トニー」の2人です。この叔父がラファの人生のキーマンとなります。ラファが幼少時代の2名の活躍は、ミゲルはバルセロナFCのサッカー選手、トニーはテニスコーチとしてマナコルのマナコルテニスクラブで活動をしていました。

 幼少期は両方のスポーツやバスケットボールなどを経験し、サッカーとテニスで才能を発揮していましたが12歳の頃に、4歳からトニーと練習をしていたテニスに専念することを決意しました。トニーの熱血指導により、泣きながら練習をした幼少期でした。
 ジュニアの活動は、2大会のみでJrキャリアハイは145位9勝1敗(勝率90%)でした。
 

「16.10歳でTOP100を切る」

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 2001年9月15.3歳でフュチャーズデビュー、2002年地元マヨルカ250ではWCにより15.10歳で出場しました。結果として2002年はスペインで開催されたフューチャーズ6大会優勝を含む13大会に出場し、200位までランクングをあげました。

 2003年4月まではチャレンジャー を主体とし、16.10歳で96位に到達しました。その後はツアーを主戦場に切り替え戦います。4月モンテカルロ1000ではA.コスタ[7]、5月ハンブルグ1000でC.モヤ[4]など同国の英雄でGS優勝経験者や世界ランクTOP10以上の選手を16~17歳の間で倒せるレベルになり、49位でその年を終えました。

 「18.11歳GS・Fで初出場初優勝」

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 GS・F初出場初優勝のラファ

 GS初優勝は、2005年5月18.11歳のGS・Fでした。2005年2月コスタドサウイペ250、アカプルコ250で2週連続優勝、マイアミ100で決勝へ進みました。クレーシーズンに突入し、4月モンテカルロ1000、バルセロナ250、ローマ1000そして、GS・Fで4大会連続優勝(24試合連続勝利)をしました。
 その後芝のシーズンでは成績を収めることはできませんでしたが2005年は21大会出場で11大会で優勝し52%の確率で優勝し、19歳でランキングが2位に到達ました。

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 ランキング1位を達成したのは、2008年8月18日22.2歳の頃でした。2008年はGS・FとGS・Wの2つのGSでの優勝、北京オリンピック優勝、1000グレードで3つの優勝を重ねた結果4年6ヶ月世界ランキング1位を守り続けていたR.フェデラーを抜き1位を獲得しました。

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 2名のスポーツを生業としている叔父から影響を受け、幼少からスポーツに携わりました。経営者の父はラファの学業の成績から、勉学よりもスポーツに集中させたいと感じました。そこで、12歳でサッカーかテニスを選ぶ選択をラファに与えテニスに集中することをラファは選びました。
 クレーの帝王として、GS・Fでの無双ぶりは初出場初優勝をした2005年~2020年までの間で100勝2敗(勝率98%)、1セットも落とさず4大会で優勝など数々の記録を残しています。
 今後もGS・Fでの無双するクレーの帝王としての活躍を期待しています。現在は怪我で離脱中ですが、ロングラリーを決めた後の「バモス」の声と足と腕を突き上げる姿が見れることを楽しみにしています。

 
 

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叔父のトニーとラファ

記録
✴︎2003年ATP最優秀新人賞
✴︎2005年ATP最も上達した選手
✴︎2008年北京オリンピックで金メダルを獲得しキャリアゴールデンスラム達成(A.アガシにつぐ2人目)/2016年リオオリンピックではダブルスでも金メダル獲得
✴︎2013年ATPカムバック賞
✴︎世界ランク1の選手に22回勝利し、2020年にはキャリア1,000勝を達成
✴︎18年間連続でATPツアータイトルを獲得(2004年~2021年)
✴︎828週間TOP10入り


 今後もこのような記事をあげていきますので、もしよかったよ〜という方は是非note内の「スキ」や「記事の保存」をお願いします。

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PS.9歳で右から左にフォアハンドを換えた経緯や練習方法を伺いたいです!



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 CCは、テニスのジュニア育成に関する問題や課題を解決していくための考察記事です。
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