【新銃士】正確無比なフォアハンドとボレーで相手を貫く！？コランティン・ムテットのヒストリー#27

皆さん、こんにちは。
「Change Court」記者のtakableです。

　この記事ではテニス選手個人にフォーカスを当てて選手のヒストリーやエピソードについてご紹介していきたいと思います。
　「コー」の愛称で呼ばれている、フランス人のコランティン・ムテット選手についてご紹介です。
　この記事では、四銃士や黄金世代の次世代を担う、コーが今までどのようキャリアを歩んできたのか、どのようなサポートを受けて成長をしてきたのか振り返ってご紹介していきたいと思います。(2021.07.24現在)

※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。

コランティン・ムテット
広角に打てる弾丸のようなフォアハンドを生かしてネットに詰めボレーで貫く展開が特徴。ジュニア時代からフランスで次世代として期待される選手。ピアノを弾くこととラップを歌うのが好き。

「3歳でテニスを始め、12歳で留学！」

2016.09.24 17.5歳でフューチャーズ初タイトル獲得の投稿

　1999年4月19日フランスのパリで生まれ、テニスコーチの父の元、父の働くテニスクラブ・デ・パリでテニスを3歳で開始しました。
　2007年7歳頃からエリートを育てるためのテニス研究所である、ポールエスポワールで練習を積み、12歳の頃からはパリから900km離れたブルリにあるポール・フランス・ブルリへ留学をしました。14歳からはジュニアの国際大会に進出し、18.3歳までに39試合の国際大会で活躍をしました。ジュニアのキャリアハイは7位で、ジュニアと並行しながらシニアの大会にも参加しました。

「15.7歳シニアデビューから3年で155位へ！」

2018.01.13初のGSとツアーデビューの投稿

　2014年11月15.7歳ドミニカでフューチャーズに初参戦し3連戦を経験、2015年3月には初のフューチャーズ決勝進出、16歳フランスのボルドーCでチャレンジャー初出場を経験しました。
　2016年17.5歳ウクライナFで初優勝、翌週も優勝し、2週連続でフューチャーズを制覇、2017年18.6ヶ月ボルドーCでチャレンジャー初優勝をし、18.8歳で155位まで上り詰めました。
　

「22歳キャリアハイ68位へ！」

2021.04.30 D.シャポバロフに勝利しキャリアハイ67位

　2018年1月GS・AにてGSとツアー初出場を経験しました。この年からはツアーとチャレンジャーを主戦場に切り替えていきます。2月WCで出場したキト250ではWCで出場しQF進出しましたが、ツアーの壁は暑く2018年は、ツアー予選9試合の参加で6度の予選敗退、3度の予選突破、本線ストレートインは5大会で8大会でツアー本戦出場とチャレンジャー18試合を含む32大会へ挑戦しました。
　2019年はチャレンジャー16大会、ツアー10大会に出場しツアーレベルでは本戦にストレートで入れるようにもなりTOP100を切り、83位でシーズンを終えました。
　2020年21歳頃からはツアーのみに大会を絞り、シーズン開幕戦のドーハ250でM.ラオニッチ[32]、S.ワウリンカ[15]らを下し初のツアー決勝に進出、2月コルドバ250でG.ペリャ[22]らを下しQF、コロナの中断を挟んでGS・U3回戦進出など、 TOP30の選手への勝利やトーナメントで好成績を残し、77位を獲得しました。
　2021年初戦の1月メルボルン250でG.ディミトロフ[19]らに勝利しSF、4月バルセロナ500でD.エバンス[26]を下し3回戦、エリストル250でD.シャポバロフ[14]を下しQFに進出したことで、キャリアハイの68位を22歳で達成しました。　　

　幼少の頃から黄金世代や四銃士と呼べれる先駆者達の次世代エースとして期待されるものの地元のGS・Fでは2年連続1回戦敗退と結果が残せていません。今後得意の展開で相手のコートにボールを貫通させるようなプレーがどこまで練度を上げ試合に勝ち続けていくのか楽しみにしています。

記録
✴︎20.8歳　2020ドーハ250にてフランス人として最も若くしてツアー決勝進出(2006年リヨン250R.ガスケ依頼)
✴︎21.5歳　GS・Fで大会史上2番目に長い6時間5分間(最長は2004年F.サントロとA.クレマンのフランス人対決の6時間33分)
✴︎2020年8つのラップの曲をリリース

　今後もこのような記事をあげていきますので、もしよかったよ〜という方は是非note内の「スキ」や「記事の保存」をお願いします。
　この選手の記事を読んでみたい！調べてほしい！というご要望ありましたら、お気軽にご連絡ください。それでは次の記事で。さようなら。

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PS.12歳で南仏へ留学を決めた理由やタイミングを伺ってみたいです。

〜CC(Change Court)について〜
　CCは、テニスのジュニア育成に関する問題や課題を解決していくための考察記事です。
　「うちの地区こんな問題があるんですが…」、「これは正しいのかなぁ！？」、「これってどうしたらいいでしょうか？」そんなテニスのジュニア育成に関する悩みや課題を解決できるきっかけを皆さんと一緒に考察します。
　

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