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日本の企業とテニス:株式会社ファーストリテイリング

皆さん、こんにちは。
「Change Court」記者のtakableです。
 この記事ではテニスと企業についてご紹介していきます。「日本企業とテニスのつながり」に対して、日本の企業とテニスへの注目や貢献を振り返ってご紹介していきます。(2021.12.27現在)

※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。

ユニクロ×テニス


 ユニクロ×テニスは「選手が着用するウェアをサポート」しています 。ユニクロはウェアのサポートを行なっているプロスポーツ選手を「グローバルアンバサダー」(以下GAと記載)と総称してパートナーシップを組んでいます。
 これまでにGAを務めているプロテニス選手は3名です。現在は2名がGAとしてユニクロとパートナーシップを組んでいます。

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①錦織圭

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 2011年に世界の頂点を目指している錦織選手と、同じく2020年に世界一のアパレル製造小売業になることを目指しているユニクロの夢が一致したことで実現した契約でした。
 テニス愛好家の柳井社長は、「スポーツは国境を超える。スポーツウェアは未来のウェア。極限状態でも絶えられる機能性はカジュアルウェアにも通用する」と話し、錦織選手とともに「世界のベストプレーヤーを目指す」と契約の会見で発表しました。
 世界1位を目指す両者の目標を相互作用のパワーを活用してパートナーシップを行なっています。

※2020年のユニクロ(ファーストリテイリング)の売上は世界3位でした。


②N.ジョコビッチ

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 「世界中のあらゆる人々の生活や社会をより良い方向に変えていきたい」という両者共通の価値観、考え方に基づいて成立した契約でした。
 災害や貧困で苦しむ地域・人々に希望を届ける様々な社会貢献活動についても、共に取り組むなど、ユニクロブランドの考え方を伝える存在として、ユニクロと同選手は協力をしていくと契約の会見で発表しました。
 セルビア人の世界No1テニス選手として活躍するN.ジョコビッチとのパートナーシップでした。
 

③R.フェデラー

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 「私たちは世界を良い場所に変えるというゴールを共有し、多くの人々をより豊かな世界に導いていく。ユニクロはR.フェデラー選手のテニス界における前進を支援するとともに、新たなテクノロジーやデザインを通じたイノベーションを推進していく」と契約の会見で発表しました。
 テニス界だけではなく、スポーツ界にとっても生きるレジェンドであるR.フェデラーとのパートナーシップを行なっています。

 今までにプロテニス選手と3名のパートナーシップを組んでいますが、3名ともに世界ランキングは1桁で2名はGS優勝20回以上、世界ランキング在位週200週以上と実績も十分な選手とのパートナーシップを組んでいます。

イベント×ユニクロ

レーバー・カップ

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 2019年から開始された、プロテニス選手の団体戦です。チームヨーロッパとチームワールドに別れ3日間をかけて戦う新しいテニスのイベントです。R.フェデラーのマネジメント会社Team8が設立にも関わっています。

 2021年のレーバー・カップ2021では、大会関係者に公式ウェア(カジュアルウェアおよびフォーマルウェア)を提供するオフィシャルサプライヤー契約をしました。

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 レーバーカップの公式HPには、オフィシャル「ライフウェア」とユニクロのテーマが記載されていました。
 
マッチ・イン・アフリカ

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 アフリカの子どもたちの教育と体育のプログラムを支援するロジャー・フェデラー基金の活動の一環として2020年2月に南アフリカのケープタウンで開催しました。
 R.フェデラーとR.ナダルのシングルスのエキシビジョンやマイクロソフトのB.ゲイツとのダブルスのエキシビジョンも開催しました。1試合としてはテニス史上最多記録となる5万1954人の観客を集めるイベントとして大盛況となりました。

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ライフウェアデイ

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 GAの錦織とともに、テニスを通じた次世代教育イベントを開催しました。
錦織とテニスを楽しむだけでなく、ここでしか味わえない体験とともに、未来についての学ぶことや、夢を持つことの大切さを子どもたちに届けるイベントを開催しました。

 ユニクロはGAとのパートナーシップにより、「ユニクロブランドの象徴」として活動をサポートしています。そして、ユニクロのテーマである「ライフウェア」としてユニクロを伝えることがゴールになっています。

GAとパートナーシップを組むユニクロのメリット
・世界最高の選手とのスポーツウェアを通じたイノベーション(技術開発)をカジュアルウェアにも活用することで、繊維業としての技術革新
・コンセプトの共有とブランド力の強化
・ファンだけでなく、社員の励みにもつなげるインナーブランディング

 上記の目的を達成するための「コンセプト」の象徴(シンボル)として世界で活躍するプロテニス選手とのパートナーシップによる相互作用でのパワーを利用して、企業と選手が世界No1という目標を達成することが、ユニクロの目指す企業×テニスです。

 2012年にN.ジョコビッチ、2018年のR.フェデラーとの契約発表には驚きました。「ユニクロすごいなー!やるなー!次は!?」と驚きと興奮、そして期待値がぐんとあがりました。
 今後も、ユニクロ×テニスのスポンサーシップはどのように成長していくのか、次はどんな驚きを提供してくれるのかを楽しみにしています。今後のユニクロやGAの活躍も期待しています。

 今後もこのような記事をあげていきますので、もしよかったよ〜という方は是非note内の「スキ」や「記事の保存」をお願いします。
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 それでは次の記事で。さようなら。


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