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【高テニスIQ】日本人初の快挙達成!Jr世界ランク1位!!!望月慎太郎のヒストリー#94

皆さん、こんにちは。
「Change Court」記者のtakableです。
 この記事ではテニス選手個人にフォーカスを当てて選手のヒストリーやエピソードについてご紹介していきたいと思います。
 今回は、「シンシン」の愛称で呼ばれている、日本人の望月慎太郎選手についてご紹介です。
 この記事では、「日本の選手は世界で活躍できる?」と言う疑問に対して、望月選手が今までどのようキャリアを歩んできたのか、どのようなサポートを受けて成長をしてきたのか振り返ってご紹介していきたいと思います。(2021.10.24現在)

※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。

望月慎太郎
ボールタッチの技術が高い選手。特にバックハンドとボレーのタッチが素晴らしい。コートの中に入って攻めるタイミングも鋭く、積極的にネットに出て得点を重ねていく。ニューヨークヤンキースが好き。

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「3歳テニスを始め、12歳でIMGへ留学!」

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IMGで練習するシンシン

 2003年6月2日東京都川崎市で生まれ、1歳の頃からラケットを抱えて育ちました。父や姉・兄がテニスをやっていたこともあり、3歳からテニスを開始しました。レニックスから10歳でTema YUKAで活動し、最高成績は全国大会でベスト4でした。小学生の頃は野球もプレーしており、9歳の頃にテニスに専念することを決めました。12歳からは盛田正明テニスファンド(以下MMTF)によりIMGへ留学を開始しました。 
 ジュニアの国際大会には13歳から出場し16.4歳までの間で49大会出場119勝45敗(勝率73%)を記録し、2019年のJr GS・Wでは日本人初となるシングルス優勝を16歳で達成しました。
 ジュニアの国際大会には13歳から出場し16.4歳までの間で49大会出場119勝45敗(勝率73%)を記録し、2019年のJr GS・Wでは日本人初となるシングルス優勝を16歳で達成しました。

「15.3歳フューチャーズ デビュー」

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2019年Jr GS・Wで優勝!

 ジュニアと並行しながら15.3歳でフューチャーズへ挑戦をしました。2019年までのシニアの大会結果は9大会に出場し15勝9敗(勝率62.5%)でした。2019年は8大会中6大会をメキシコで過ごし。12月のメキシコの2大会ではSFに進出できる力を身につけました。

「現在の活動」

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マイアミ1000には予選を突破して出場!


 2020年からはジュニアの活動を終え本格的にシニアの活動に絞り、多くの国を渡り歩きます。2020年5カ国、2021年10カ国へ参加をしています。2020年は17勝14敗(勝率54.8%)と勝率を下げてしまいましたが、COVID-19の影響により上位陣が下部の大会に流れてきたことや大会数の縮小があったことが原因です。この中でも50%以上の勝率を17歳で残せたことが素晴らしです。

 2021年は2月シンガポール250でWCによりツアーデビューを17.8歳で達成しました。このチャンスを活かし初勝利とはなりませんでしたが、翌月のマイアミ1000では予選を勝ち上がり本戦へ出場を決めることができました。
 その後はフューチャーズ中心に世界を回り、6月はGS・Wの予選に参加しました。8月から現在はチャレンジャーを主体に転戦をしており、631位からスタートしたランキングを391位まで上げています。

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 この成長の背景には、幼少~小学生では1歳年上の兄、IMGではアメリカやヨーロッパのエリートたちに負け続けたことがあります。「パワーでは勝てない」という実体験より、どうやったら勝利することができるか考えた結果、生み出されたのが「戦略的に相手を崩す」スタイルでした。この結果テニスIQが高まり、パワーで勝る相手にも勝利することができるようになりました。
 
 IMGの山中コーチ、錦織選手らが望月選手のことを「趙真面目」と語っています。Jr GSで優勝したことは自信にはつながりましたが調子には乗らず、真面目に目の前のことに集中している望月選手が今後どのように化けて、日本の人々を楽しませるエンターテイナーになっていくのか楽しみにしています。
 日本人が未だ達成できていない記録だけではなく、世界の誰も達成していないような快挙を達成する瞬間を見れることを期待しています。


 今後もこのような記事をあげていきますので、もしよかったよ〜という方は是非note内の「スキ」や「記事の保存」をお願いします。
 この選手の記事を読んでみたい!調べてほしい!というご要望ありましたら、お気軽にご連絡ください。それでは次の記事で。さようなら。

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PS.ウェアはアシックス、ギアはヨネックスにナイキから変更した理由を伺いたいです!


〜CC(Change Court)について〜
 CCは、テニスのジュニア育成に関する問題や課題を解決していくための考察記事です。
 「うちの地区こんな問題があるんですが…」、「これは正しいのかなぁ!?」、「これってどうしたらいいでしょうか?」そんなテニスのジュニア育成に関する悩みや課題を解決できるきっかけを皆さんと一緒に考察します。
 

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