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プロフィール

 僕がNoteにより「Change Court」というオリジナルの記事でテニス選手のストーリーや背景を調査した理由は、「日本の田舎出身でも世界で活躍するテニス選手を輩出できる」という僕の思う理想像に対する根拠を算出したかったからです。
 しかしながら、この理想像に対する課題である「留学費用の捻出が困難」に対して、「MOTIVATOR」というテニスのオンラインアカデミーを展開することで、留学に送り出すのが難しい方々でも外国のアカデミーでレッスンを受けているような環境を提供したいと思い、サービス開発につなげました。

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 1986・87年代に石川県金沢市でうまれました。生まれ育ちも金沢市で、実家の近所は熊や狸が出没するのどかで平和な街です。一番最近、金沢市に帰郷しバス停から歩いて実家に向かった時には、2匹の狸がお出迎えしてくれました。
 僕の祖父の実家は2005年に市区町村合併により村から市に変更しました。現在その土地の人口は37世帯87名、地域的には913人(2021年1月末)という「ど田舎」がルーツです。

 そんなど田舎出身の僕ですが、テニスとの出会いは、小学校5年生から喘息克服をするために、近所のテニスクラブでテニスを開始したことがきっかけでした。高校3年生までの8年の間に県大会を突破し県の代表として北信越大会にも出場させていただきました。

「身体的には全く恵まれてない!!!」 

 身体的には中1で145cmと中1男子平均の153cmよりも8cm低く、喘息・アトピー持ちの超アレルギー体質、幼少期は入退院を繰り返し、身体的には全く恵まれていませんでした。(同級生とは顔1つ分違うので、いつも見上げて育ちました)
 幼少期に身体が弱かったことも影響し、身長が伸びたり、運動神経が発達するよりも身体のリカバリーに栄養や成長の材料を注ぎ込まれた影響で、運動神経は最弱の部類で「ない」に等しい身体能力でした。(長距離・短距離関係なく走るのは今でもとっても遅いです)
 そんな中でもテニスは個人スポーツだったことやコンタクトスポーツではなかったり、身体の能力よりも、スキルや戦術により挑戦できるスポーツだったことで、身体的な能力や運動神経が低くい僕でも、気合・根性・想像力で試合に挑戦することができました。
 テニスを通じて身体的にも強くなり、高校生の頃には喘息を克服し、身長も日本人の平均身長の170cm程度まで伸び、身体的に同級生に追いつくことができました。運動神経だけではなく、頭も悪く勉強が全くできず赤点の連発でしたが、テニスは高校の進級・大学進学の助けにもなりました。
 こんな僕の目標は全国大会出場だったのですが、結局全国大会に出場することはできず悔しい思いをした18歳までのテニスの活動でした。

「18歳~25歳の8年間東京と外国で過ごす!」


 18歳以降は大学進学の影響で、18歳イギリス(北部)、19歳東京、20歳カナダ(西海岸)、21歳~23歳東京、24歳カナダと8年間で3カ国3都市(ヨーロッパ・日本・北米)に滞在しました。
 誰も知り合いがいない中でも、世界共通のテニスのルールにより、全く知らない土地や文化の方々とテニスを通じてコミュニケーションをとることで現地生活を有意義に過ごすことができました。
 最後に出場した大会は、24歳の頃でカナダの州大会でした。一般参加としては一番高いグレードで決勝戦まで進出することができました。この結果により、18歳の頃まで僕が抱いていた「ど田舎出身の僕の気合・根性・想像力のテニスは県外では通用しない」という仮説だったのに対して、「もしかすると、ど田舎出身の気合・根性・想像力テニスでも少しは通用したの?」という疑問に変わりました。
 その後、石川県に戻り高校生とヒッティングをさせてもらった時に、石川県の子どもたちのポテンシャルの高さに気がつきました。そして「日本のど田舎出身でも世界で活躍するテニス選手を輩出できる!」という理想像が思い浮かびました。

「ど田舎出身でも世界で活躍できる???」

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 この理想像に対して、当時の石川県にはワールドジュニア(デビスカップのジュニア版)やGS Jrに出場している日本を代表する選手が活躍(出身の町は2021年10月で人口37,500人)していたり、他のスポーツでも全国で活躍していることから、「石川県の子ども達は運動能力が高い」+「指導者はスキルを上達させるのがうまい」ことがわかりました。その反面、「高校生以降(15歳以降)は伸び悩む子どもが多い」ことが問題だと感じました。

 この問題の原因(仮説)として、下記の3点があります。
・子どもの身体の成長に対して能力やスキルに追いつかず怪我をする(怪我の発生)
・高校生以降の目標設定がなかったり(モチベーションの低下)、燃え尽き症候群により脱落(バーンアウト)
・極端に天気が悪く外で練習できる機会と時間数が少ない(悪天候)

 上記の原因の解決には、「練習環境を充実させる」ことが必要です。
・指導者(親やコーチ)の教育・身体のリテラシー向上
・世界基準のサーフェス(コート)での練習と試合
・天候

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※タンパはIMGアカデミーが設立されている地域

 「練習環境の充実」をするには、アジア圏の子どもたちは「中学の時期にプロを目指して北米やヨーロッパへ留学」をすることが原因の解決です。
 この原因の解決に対しての課題は、「留学資金の捻出が困難」です。普通の高校留学で年間400万円~600万円、テニスの留学となれば年間800万円~1,000万円という莫大な費用がかかります。国税庁による民間給与実態統計調査(2020年分、2021年9月発行)によると1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は433万円で、留学費用1年分の約半分であり、「留学資金の捻出が困難」であることが課題です。

 そこで、まず最初に、原因の解決策である「練習環境を充実さえる」に対する解決策の「留学」に対して、世界で活躍するテニス選手は何歳から練習環境を変化させているのかを年齢で算出しました。
 この結果として、日本だけではなく外国の選手たちもプロを目指すときには環境を変えていること(親が元選手や育ったテニスクラブが名門を除く)、そしてその年齢の平均値を出すことで、留学する年齢を明確化しました。

 また留学だけではなく、デビュー歳や世界ランキングを照らし合わせることで、年齢的と出来事で明確な目標を算出し、根拠として納得できる材料をデータとして表しました。

根拠として欲しかった年表の材料は、下記の年齢でした。
・テニスの開始時期と他のスポーツ経験
・専門性の高い環境への変更(留学や個人コーチ)
・世界ランキングTOP100・TOP10やツアー初タイトル・GS優勝の達成

上記を調べた結果、記事100名の平均値は下記の表になりました。

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 この年表を考察をしながら算出したことで、僕自身の経験上の仮説の理想像から「日本の田舎出身でも世界で活躍する選手を輩出できる」という数値上の理想像を掴むことができました。
 しかしながら、このデータは年齢的な理解をする材料であるだけで、課題である留学に対する解決策ではありません。

 課題である「留学資金の捻出が困難」への解決策と「日本のど田舎から世界で活躍できる選手を輩出する」という理想の達成には、石川県のように環境的に不利な地域の子どもたちでも効果的に効率よくテニスが上達するためのオンラインアカデミーを提供することを思いつきました。
 子どもたちの能力については確信があるので、子どもたちをターゲットとするのではなく、子どもをサポートする親や大人の方々に、留学は資金的に難しいけど、
「テニスが上手くなってもらいたい!」
「テニスを通じて人生を楽しんでもらいたい!」
「テニスを通じて成長してもらいたい!」
 このように思っている方々へ、外国のアカデミーのような一流のスペシャリストの方々の経験やスキルをシェアいただくことで、子どもの成長に寄与できるサービスを開発したいと思いました。

 このサービスによるメリットは、「子どもにとって最高の成長サポート」ができるようになります。
①子どもの怪我のリスクを下げながら、身体の成長の促進(怪我の予防とリカバリー対策)
②親子間・コーチ間で強力なタッグを組むことができる(満足感の向上)
③外国の教育に関する知識や目標の設定が明確化できる(キャリアデザイン)

 留学資金の捻出の他にも、最近はCOVID-19の影響により外国への渡航が難しくなりました。「留学が難しい」、「いい練習環境が近郊に少なくて困っている」、「留学しなくても育て上げる!」このような想いを持った方々に対して、まるで外国のアカデミーにいるような感覚になるレッスンをお届けします。
 MOTIVATORのサービスにより、「夢に挑戦したい!」と願う子どもたちをサポートします。

 以上が、僕がNoteを続けた理由です。その理由は、「日本の田舎出身でも世界で活躍する選手を輩出できる」という根拠を算出したかったからです。そして、「留学費用の捻出が困難」という課題に対して、「MOTIVATOR」というテニスのオンラインアカデミーを展開することで、留学に送り出すことが難しい方々でも外国のアカデミーでレッスンを受けているような環境を提供し課題の解決をするために、サービスを開発しました。


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PS.日本人男子初のGS優勝の瞬間を現地で観戦したいです!!!

PPS.祖父の出身の地域(旧吉野谷村)は気合と根性が強い方が多いような気がします!


〜CC(Change Court)について〜
 CCは、テニスのジュニア育成に関する問題や課題を解決していくための考察記事です。
 「うちの地区こんな問題があるんですが…」、「これは正しいのかなぁ!?」、「これってどうしたらいいでしょうか?」そんなテニスのジュニア育成に関する悩みや課題を解決できるきっかけを皆さんと一緒に考察します。
 

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