この6月下旬、Change.orgのロゴが6色のレインボーカラーになっていたのにお気づきでしょうか。
 6月はPride Month。50年前に米国ニューヨークのストーンウォール・インというバーで起きた暴動を契機に機運の高まったLGBTsの権利獲得運動を記念し、世界中でレインボーフラッグが、いつもよりもはためく月間となっています。

 Change.org日本チームでは、Pride Monthを記念するアクティアビティとして、ドキュメンタリー映画「Major!(邦題:メジャーさん!)」観覧に伺いました。写真は上映後に撮った記念写真です。日本スタッフの遠藤まめたは、この映画上映を企画した主催のひとりでもあります。
 ストーンウォールの暴動は、「ゲイバーで起きた」「ゲイ・リベレーションのはじまり」と記述されることも多々ありますが、実は多様な人々がその場にはおり、特に最初に暴動の口火を切ったのはトランスジェンダーの人々だったと言います。この映画は、ストーンウォールの暴動を経験したなかで、ただ一人存命の有色人種のトランスジェンダー女性・Ms Majorの姿を追ったものです。
 この映画は、Ms Majorの偉大な足跡を記録する映像です。しかし、それと同時に、彼女に直接会った人々が「私はなにをするべきか?」「私も行動をするべきだ」と自らを奮い立たせてきた戦いの歴史の記録であり、また、これを観た観客が、自分自身なにができるか、なにをすべきかを深く考えさせられるものでした。
 映像のなかでは、Change.orgをつかった署名キャンペーンをMs Majorが発信するシーンも映っていました。アメリカも、日本も、世界にはまだまだ変えなければならないことがたくさんあります。映画のなかで繰り返されてきた言葉を、ここでも繰り返し、自分たち自身を奮い立たせていきたいです。

"I’m still fuckin’ here!
We’re still fuckin’ here!!"