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性被害のこと~被害が被害であると認識できるようになったきっかけ~

性被害後、しばらくは被害が被害であることの認識ができなかった。それどころか現実であったことの認識すらうまくできていなかった。

被害が被害であることの認識ができなかったことと、断れなかった自分が悪かったんだという思いから、不倫だったなどとの歪んだ認識をしようとしていた。

だからはじめの頃、恋人には「不倫した」なんて説明してしまった。このせいで、恋人のことをものすごく傷つけてしまった。

はじめから被害が被害であると認識できていたなら、わたしと恋人との関係はこんなに拗れなかったと思うし、わたしの不調もこんなにひどくならなかったかもしれない。

けど、その当時の私には生きていくためにはそうするしかなかったんだと思う。

ただずっと、あれはいったいなんだったんだろうというもやもやが頭のなかを巡っていた。したいだなんて思ってなかったし、相手が怖くて断れるものじゃなかったし、どうしたらよかったんだろうと考えていた。
いったい、起こったことがなんだったのかよく分からなかったのだ。

そんな中、被害が被害であったことを認識できるようになったきっかけが、noteの記事だった。

これを読んで、したくなかったことだったんだと気が付くことができた。
いままで気が付かないようにしてきたものが、やっと見えるようになってきたのだ。

被害のあとから、なんだか頭がまわらないそんな日々が続いていたが、ここからさらに体調は悪化していくようになる。

悪夢がつづき眠れない、食欲がわかず何を食べたらいいのか分からない、得体の知れない不安感、突然涙が止まらなくなる。

そして、去年の12月恋人とまた喧嘩をしたときに、このことを伝えた。

恋人にnoteの記事を見せたけど、彼は読もうとすらしなかった。

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