月が傷んでると起きること〜「マズローの法則」と「月」〜【占星術】
「鉄は熱いうちに打て」ということで、サクッといきましょう。
(気づけば8000文字超え…火星回帰パワーですね…)
◆「月」についてはこちらもぜひ読んでみてください◆」
(たくさんのスキをありがとうございます!)
「月」が深く傷ついている人に遭遇した話
かくかくしかじか、先日は色々あって波動の低い人にTwitterで巻き込まれてしまいました。(内容は想像させてしまうと皆様の波動を下げてしまいそうなので、割愛します)
その方は、かなり深く月が傷ついてるようでした。それは決してホロスコープを見た、とかっていう訳ではないです。
◆
そしてこれは余談ですが(読み飛ばしてもOKです)
二日経ってもなお、なんだか色々言ってるみたいなので静かに”一線を越えないか”一応様子見しています。
あまり常識的に考えて宜しくない言葉を使われているようなので、私に向けての言葉ということであれば、言葉や粘着がエスカレートしていったその際は然るべき対応をしたいと思います、ということをここに書いておきます。
放っておくのは簡単ですが、放置はそういう行為を黙認しているのと同じことですので、”オバサン”だのなんの言われたって私は黙りません。
最近の性加害のニュースなどを見て思うのですが、「泣き寝入りが泣き寝入りを生む世界」では秩序が保たれません。
私は太陽牡羊座で、月火星乙女座です。曲がった人間のする曲がったことが大嫌いですし、曲がった人間が美味しい思いをすることが罷り通る世界は御免です。
未熟な言動に対してはしっかりとお灸を据えて、本人には自分の未熟さを反省してもらわないと成長はありません。人間は日々学び、成長するべきなのです。
◆
と、まあ話は脱線しましたが。
私は水商売をする中でいろんな人間を見てきているし、学生時代は芸能活動をしていたこともあるので心無い言葉も言われ慣れてます。
私は占星術で見た時にネイタル11室で月とリリスが合です。なので、特にインターネットを通して月が傷つき、リリス=承認欲求に飢えた人を引き寄せやすいのです。
”色んな人が引用RTしていても、なぜか私だけ噛みつかれる” とかいうのが多々ある「絡まれやすい星周り」ってやつです。
なので、慣れているので酷く傷つくとかそういうのはあまりなく、メンタル面は基本的にノーダメージ。これは水商売のおかげかもしれません。
当時の在籍店の不手際で、いわゆる”反社”の人たちと対峙させられたこともあるので、メンタル”だけは”強いです。(これに関してはいいのか悪いのか)
ひとまず今回は色々と厄介に遭遇してしまいましたが、ある種ネイタルやトラジットのチャートを読む上での一つのサンプルにもなったのでここに書き留めておこうと思います。どんなことも学びになりますね。
それでは、「傷ついた月はきちんとケアしましょうね」という話から。
ケアの方法や予防なども最後に書きますね。
月はインナーチャイルドであり、月が”無傷”の人はいない
まず、「月」はインナーチャイルドあるという話をします。
占星術において月は「子ども」の象徴。年齢域でも月は0歳から7歳ごろまで。インナーチャイルドっていわば、誰の心にもある”内なる子供”のことなのですが、実際に心理学の世界でインナーチャイルドは「7歳までに形成される」と言われています。
そしてこれは大切なことなのですが、この現代においてインナーチャイルドが傷ついていない”無傷”な人はいないのです。それはどんなホロスコープを持っていようと関係ありません。
なぜなら、「月」=インナーチャイルドは受け身であり、外側からやってきた事象を受け身として解釈するからです。
例えば、ちょっと極端ではありますがわかりやすい例を。
よくある親子のやり取りであるかもしれませんが、どうしてもお母さんに聞いてほしいことがあったこの女の子のインナーチャイルドは深く傷つきました。
お母さんはキッチンで揚げ物をしていて目が離せなかったのかもしれませんし、急ぎで終わらせたいお仕事があったのかもしれません。
ですがお母さんにどんな事情があったとしても、お母さんにそのつもりは無くても、外側の事象を受け身で解釈するインナーチャイルドはこのように受け取ってしまうことがあります。
7歳までに形成されるものなので、深く傷ついてしまう要因は本当に些細なことなんだと思います。そして些細なことだからこそ、どんどん蓄積されていきます。
そのことに気がつかないまま、深い深い傷を抱えたまま社会の中で様々な人と関わっていく中で「生きづらさ」を感じていきます。
「太陽と月」はコミュニケーションのベース
では、なぜ月が傷つくと社会で生きていく中で「生きづらさ」を感じることになるのでしょうか。
それは占星術でいう「太陽と月」はコミュニケーションのベースになるからです。
太陽は”伝え方”となり、月は”受け取り方”となります。
良質なコミュニケーションというのは、”受け取り側”に鍵があるのですが月が深く傷ついてると、相手の言葉を正しく受け取ることができずに良質なコミュニケーションを築くことが出来なくなります。
これら良質なコミュニケーションを行う上で大事な要素を、月が深く傷ついてると遂行することが不可能になります。
そして、このように月が満たされないことで湾曲した解釈をしたり、間違った受け取り方をするようになると、間違った”伝え方”で相手に関わろうとしてしまいます。
受け取り方のベースである月が満たされていれば、自然と太陽側の伝える力は整います。自然に建設的なコミュニケーションにつながる伝え方ができるようになるんですね。
ですが、月が満たされておらず傷ついたままだと建設的なコミュニケーションとして、伝わる伝え方が出来なくなります。
おそらく、ここにあげたような関わり方をする相手とは会話をしたくないと思います。しかし、昨今のSNSではこのような会話の仕方をする人が多いですよね。(いわゆるクソリプや誹謗中傷など)
この世界の大原則として「自分自身の外側をコントロールすることは不可能である」ということは、占星術はじめスピリチュアルの世界に興味のある方なら一度は聞いたことがあるかと思います。
ですが、今回の私のように当たり屋的な感じで厄介なタイプの人間が些細なことで絡んでくることは、SNSをしていれば割と頻繁に起こりうることだと思います。
ましてやコロナ禍以降の日本人の心はゆとりを失い、どんどん精神的に貧しくなっていっていますので、今までそんな出来事に出会わなかった人でも今後出会う可能性があると思います。
そんな時に、ぜひ思い出してほしいことがあるのです。
「マズローの法則」と「月=インナーチャイルド」
「マズローの法則」を聞いたことがありますでしょうか?
アメリカの哲学者であるアブラハム・ハロルド・マズロー氏が提唱する人間の欲求に関する一定の法則のことで、「マズローの欲求5段階説」とも呼ばれますね。
人間がどのような内発的動機(内面で沸き起こる感情や欲求)で行動するかを説明する理論のことで、この法則をわかりやすく描いたピラミッドの図式はとても有名でご存じの方も多いかと思います。
よく「欲求不満」という言葉が使われますが、大体は「欲しいけど手に入らない」という意味合いで使われることが多いです。ですがこのマズローの法則の中での「欲求不満」というのは「〜したいけど出来ない」というものです。
心の中で「やりたい」と感じていることがあるのに何らかの理由で「出来ない」から不満なのです。ただし、そのほとんどは自分自身に呪いをつけているからであって、その呪縛が解ければ欲求は自然に満たされます。
金星と火星からみた「マズローの法則」
そして、ここからは「占星術」を交えた個人的な解釈なのですが、右側にある【欠乏欲求】に当てはまる4つの欲求までが満たされていないと「月=インナーチャイルド」が満たされたことにはならないと感じています。
まず左側ですが、これは金星と火星の象徴に当てはまるのかなと感じました。
これは、占星術を学ばれている方であればイメージしやすいかなって思います。”生理的欲求”や”安全欲求”は、物資的なものや「守られている」と感じる安心感のことなので金星的なものです。(神話のアレスとアフロディーテを想像して当てはめました)
反対に「社会的に認められたい!」という欲求は、火星そのものかと思います。
(先日書いたnoteにも通じる話かと思います。まだご覧になってない方は、こちらも是非読んでみてください。)
太陽と月から見た「マズローの法則」
問題は右側です。私はこう解釈しています。
金星の物質的欲求・安全欲求も、火星の社会的欲求・承認欲求も、月が傷ついてると全部「したいのにできない」ものとして捉えられてしまうと実体験を通して思うのです。
例えば、月が傷ついてたとしたら、
・どれだけ食べても足りない(過食)
・どれだけ買い物しても満たされない(買い物依存)
・どれだけ信頼できる人間関係があっても不安になる(孤独感)
・どれだけ受け入れてくれる人がいても他人と比較して無価値観に陥る(他者承認欲求)
こういうことが起きてしまいます。
そして今回私が見舞われたような、SNSなどでのディスりや誹謗中傷などはを繰り返す人というのはこの最後の「承認欲求の欠乏」(他者承認欲求)にあたります。
この手のディスりや誹謗中傷をする人たちというのは、
が本当の欲求なのです。
ただし、この本当の欲求を叶えるために本来やらなくてはいけないことは
であり、そのために必要な行動をしなくてはなりません。
ですが、このように月が傷ついている=未熟な状態では、そのような行動を起こすことができません。
なぜなら月は、私たちの「心のガソリンタンク」なので月が傷ついている=未熟な月というのは”タンクの底にヒビが入っていてガソリンが漏れ出している状態”なのです。
いわゆる、”エネルギー漏れ”というやつです。
なので、本来この人たちが進むべきステップは、
……なはずなのですが、それをしようとしません。
なぜならそれをしようとすると誰だって膨大な時間がかかりますし、人によっては強烈な痛みと向き合わないといけないからです。それを本能的にわかってるんですよね。
人間には恒常性(ホメオスタシス)が備わっていますから、よほどのことがない限り限界突破なんてことはしません。現状維持に向かいます。
と、なると手軽に「それっぽい」欲求の叶え方をし始めます。
それが「”他者の足を引っ張ることで自分が優位に立っている気分”を手軽に味わおうとする」ことです。
自分の価値を上げることはせず、外から他人を貶めることで”相対的に”自分の価値が上がったような気になるのですが、もちろんこの行為が本質的な解決にはならないのは誰がみてもお察しの通り。
……なのですが、ここに大きな問題があります。
という行為は、一時的な優越感を伴うので病みつきになってしまうのです。
こういったSNSでの悪口や誹謗中傷をすると、やる気や快楽に関与するホルモン「ドーパミン」が放出されてしまいます。
この「ドーパミン」は快楽物質で一度放出されると”それ以上の快感が欲しくなってしまう”という特性があるということが科学的に証明されています。
これと全く同じ原理が、SNSでの悪口や誹謗中傷をすることでその人の脳内に起こり始めるのです。
だから、世間で社会問題とされているのにSNSでの悪口や誹謗中傷がなくならないのです。アルコールや薬物と同じ「依存症」なのです。
SNSの悪口や誹謗中傷は「負けるが勝ち」
以上のことを踏まえて”SNSで悪口や誹謗中傷を繰り返す人”というのは、ひたすらに心=月が傷つき本人が無自覚のまま内側の本音が「そうじゃない!」と叫び続けている状態である…
ということはお分かりいただけたと思います。
ただ、これに関しては私たち側で対策できることはあまりありません。先述の通り、外側の現実=相手をコントロールすることは不可能だからです。
”SNSで悪口や誹謗中傷を繰り返す人”である本人が、「いい加減目を覚ませ!」と別のところから途轍もないしっぺ返し(いわゆる宇宙からの強制終了)を喰らい、自分が今まで人生という名の時間を”無駄かつ無意味な行動”に浪費してきたことと向き合わされる日が来るまでは改心しないということです。残念ながら。
自分の内側にある魂にコテンパにやられて初めて目を覚ますのです。
量子力学的に、この世界はエネルギーですから発したエネルギーが全て自分に返ってくるのです。こうした重たいエネルギーを繰り返し発し続ける人には、それ相応の事故や病気・事件など大きなしっぺ返しとして跳ね返ってきます。
早く気づいて、幸せになってもらいたいものですね。
【水商売出身の私が教える】私の月が傷付けられた時の対処法
最後に、外側は変えられないのでこちらはこちらのできることをしないといけません。
まず、大前提として相手の目的が
で、あるならば相手はあなたを無意識に比較対象として「上に見ている」ことになります。下に見ている相手を引きずり落とすのはおかしいですよね。
この事実と前提をいつも頭の片隅に置いておきましょう。焦る必要はありません。
そして、(よほど強靭なメンタルの持ち主でない限りは)もしも向こうから一方的に傷付けてきたら基本的には「ブロック」でOKです。
そして該当の投稿は消してしまってOKです。
この時に
と、言ってくる人が「必ず」と言っていいほどいますが気にしなくていいのです。
「ブロックして逃げた」=”欲求の捌け口(サンドバッグ)として構ってほしかった” になるのですが、こんなこと言う人間に対しては、
と心の中で叫んで華麗にブロックしてください。そして「はいツイ消しwwww」と煽ってくる人間には
と言う強靭メンタルで華麗に削除、浄化しまくりましょう。誹謗中傷や悪口を浴びた=ゴミを投げつけられたのと同義です。
自分の元ツイはネガティブなこと書いてなくても、ネガティブなコメントのついた投稿はフォロワーさんの目に入った時にフォロワーさんにまでネガティブが伝播してしまいます。
大事なのは、「心の中で」がポイントですよ!
文章に起こしてしまうと、盛大に煽ってしまうので・・・w(メンタル的に丈夫な方はそれでもいいかと思いますが、用法容量に注意です)
そして、別垢がある場合は覗きに行ってもOKです。しつこくツイートをしていたり、逆上して発言がエスカレートしていたらきちんとスクショをとっておきましょう。
最初にも述べましたが、「泣き寝入りは泣き寝入りを生む」のです。あなたが泣き寝入りしたら、次また違う誰かがターゲットになります。なぜなら相手はドーパミンに支配された”依存症状態”なのですから。辞めたくても辞められません。
度を超えた言動であれば、迷わず然るべき場所へ相談を。
いきなり弁護士さんへの相談が不安という方は、まずワンクッション挟める相談窓口を積極的に利用してくださいね!相談費用を安く抑えられることもあります。
そこまでできたら、ご自愛していきましょう。
自身の中の月や金星が喜ぶようなご自愛をどんどんしていきましょう!
向こうからやってくるナイフを拒む・回避することはなかなかできません。ですので、基本的にこちら側が一方的に傷つきがちです。
ですから、そんな目に遭ってしまったのであれば、ケチったりする必要はありません。
自分の心が一番満足する方法を選びましょう。間違っても、お金のことを気にしていい場面ではないです。自分の心が最優先ですよ!
【まとめ】月は癒すに限る!
この記事をかくにあたって、インスピレーションが浮かんできました。決して、私は専門的な勉強をしたわけではないのですが…
高校生の頃、若いイケメンの先生が担当してくれた倫理の授業だけはちゃんと聞いていて、その時にこの「マズローの法則」を知りました。
それがなぜだか、浮かび上がってきたので久しぶりにあれこれ調べてみたら占星術の解釈のぴったりハマった気がして、今回このように書きました。
「月」をテーマにこれだけ色々書けるのは、本当に月って面白い存在だと思います。
ぜひ、こちらのコメントでもTwitterでも感想を頂けたら嬉しいです!
(もちろん「誹謗中傷アンチコメント」や「スクショ晒し」はそのまま華麗に通報なり然るべき対応させていただきますので悪しからず)
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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