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2021年全国社会人サッカー福島県予選準決勝 観戦記!


7月4日、相馬光陽サッカー場で行われた準決勝の観戦記です。

準決勝の対戦相手は、河東FCさんです。全社の予選では初めて同じカテゴリー「県2部リーグ」所属チームとの対戦になりました。近年の対戦では練習試合も含めてあまり負けていない?イメージがあり、逆に勝てるだろうの甘い意識が出てしまうと、足元をすくわれるかもしれない。気を引き締めて!そんな試合前の気持ちでした。

シャンオーレの布陣はいつも同様に4-2-3-1。右SBにNO.17山崎が右SHにNO.26池田が初めて起用された。またボランチのポジションにはNO.19今井が初めての起用となった。また左SHにはNO.33渡辺が先発出場となった。

河東FCさんは4-2-3-1?

当日は朝から雨模様で午後1時30分のキックオフにも係わらず、若干肌寒い天候。
天然芝はややスリッピーなコンディション。シャンオーレのボールでキックオフ!

序盤、押し気味に試合は進も、いまいち落ち着きがない展開となっていた。
要因はいろいろあると思うが、ひとつは中盤の展開が少なく、リズムをつくれなかった事。DFラインから中盤を飛び越えてNO.21中鉢に当てる展開でしかチャンスが生まれていなかった。また、中盤でのパスミスや右サイドのポジショニングが後ろ過ぎて、FWとの連携が上手くいかなかった事があげられる。
やはり、右サイドとボランチ1枚がこの試合初めて組んだフォーメンションにより連携が難しかったんだと思ったけど、右サイドの2人はボールウォッチャーの時間が多かったかな。監督曰く、戦ってない!ここは反省!

10分以降、河東FCさんの方は、ロングボール前線にアバウトに蹴っていたので、シャンオーレは毎回DFからのパスからの組立が多かったが、最後シュートで終われない。
攻めているようで攻めきれない、重~い空気が流れた。
飲水タイムまでこんな感じで進んだ。ここまで、特筆すべきところが無かったので、
写真は無い(笑)

前半35分過ぎ、やっと先制点が生まれる。
中盤、NO.14三好から左SHのNO.33渡辺にパスが渡り、切り返した渡辺がクロスをNO.21中鉢へ供給!。胸トラップして落として、こぼれたところを後方で待っていたNO.19今井がシュート!ゴールネットを揺らし、待望の得点。1-0

左サイドから、NO.22佐々木がオーバーラップし相手を引き付けたことで、NO.33渡辺がクロスを簡単に上げることができた。やはりオフザボールでの動きが味方を助ける!
誰も言わないから私が言おう!ナイスプレー佐々木!ナイスクロス巧!(笑)

後半から、NO.26池田に代わって、左SHにNO.77吉成が入る。
後半に入ると河東FCさんの攻撃が活性化する。後半4分中盤でNO.14三好が後ろ向きでパスを受けたところにファール臭かったが、ノーファールでボールを奪われ左に展開され、初めてシュートらしいシュートを打たれ、NO.1矢部が触ってコーナーキックに逃れた。これが入っていれば全く違う展開もあったかもしれない。

後半16分、やっと追加点が生まれる。相手ゴールキックをDFが競り勝ち、NO.19今井→NO.7高橋→浮き球のパスをNO.21中鉢へ!それを中鉢がダイレクトでシュート!これが決まり2-0。このシュート、ストライカーは見る目線が違うのか?誰一人あそこからシュートを打つとは思わなかったでしょ!キーパーも打たれるとは思わなかったでしょうね。
ペナルティエリアの外から完全にGKの逆を突きゴールネットを揺らした!これ凄っ!

更に、リスタートのキックオフ後すぐ、右に展開されたところをNO.33渡辺がカットし、NO.7高橋へスルーパス!ゴールキーパーと1対1になりキーパーを抜いてゴールを決める。
これで3-0。いつものシャンオーレらしい攻撃が、やっとでき始める。

後半28分、相手ゴールキックを前線からプレスを掛けると、DFから1度ゴールキーパーに戻し、前へ慌てて蹴りだしたところを、NO.7高橋が頭で落とし、NO.19今井へパス!ダイレクトで高橋に、更にダイレクトでNO.21中鉢へ渡り、ツータッチでシュート!これは惜しくもゴールポストに嫌われるが、攻撃は続く。このシュートのこぼれ球を拾い左サイドでボールをキープ。最後はセンターバックNO.4芳賀が左からクロスを上げNO.7高橋がゴール前で受け中鉢の後ろにいたNO.19今井のシュートが決まる。これで4-0、今井は今日2得点目!このチームで初めてボランチのポジションで結果を残す!さすが県トレ!(笑)

このあとすぐ、3点目と同じようなゴールシーンが!デジャヴ?(笑)
また、リスタートのキックオフご直ぐにシャンオーレ右サイドに展開されたボールにプレスを掛け、たまらずGKにバックパスをしたところをNO.7高橋がカットし、またゴールキーパーと1対1、落ち着いて決めてダメ押しのゴール!これで5-0。
この前のゴールから河東FCさんの戦う気力が薄れ、安易なパスが多くなってきたところを確実にゴールにしていった。こういったプレーは絶対しないように!何点負けていても最後まで!
今回の全社予選でも前半0-3から後半追いつき、延長で勝ち越したチームがあったが、
気を抜かない・諦めない・戦う意識を最後まで!を肝に銘じて試合しましょう!

因みに、その0-3から逆転したチームは決勝で戦ういわき古河FCさんです。流石です!

後半31分にNO.21中鉢OUT NO.25金濱IN
後半35分に3人目の交代、NO.33渡辺OUT NO.20町島IN
後半途中出場した2人に求められるのは、チーム戦術の理解とフレッシュさ。前線からのプレスは勿論の事だが、声を出す事!間違ってもいいから声に出すことで、コミュニケーションを取る。
選手同士のプレーが分かるイコール、チームもプレイヤー自身も良い方向にいくと言う事。
特にカップ戦は、何が起こるかわからないから、あとから出てきた選手が劣っていては、勝てません!スタメンを勝ち取ってくださいな!ボトムアップ!!

(写真上)これはNO.25金濱のオフサイドシーン、後ろからきたNO.22佐々木へのパスに反応してしまった。


NO.20町島の惜しいシーン!。右サイドからのスローインをうまく受け、左サイドのNO.77吉成へパス!さらに吉成からのクロスをシュート!だが触れず!惜しい。
まだ19歳、期待してます(笑)

その後もあと一歩、触ればゴールという惜しいシーンは沢山あったが決めきれず、そのまま終了のホイッスル!
試合は5-0(1-0 4-0)であったが、特に前半は重い空気の展開でした。
しかし、これで3試合連続のクリーンシート。素晴らしい!NO.4芳賀とNO.8岡部のセンターバック2人が頑張ってます!この2人が勝利の立役者になっているのは間違いありません!次もお願いします!あとは得点決まるだけだね(笑)

これでシャンオーレ史上初めてのカップ戦決勝に進出です。
相手は天皇杯2回戦で負けた「いわき古河FC」さん。
みんなリベンジっていうかも知れませんが、決勝が格上相手なので、
ジャイアントキリングができる!これがカップ戦の魅力!
戦力がアップした新しいシャンオーレがどこまでできるか!期待してます!
みなさんも応援お願いします!

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