感情の咀嚼

今日は、職場で会議がありました。

海外メンバーとの会議でかつ進行担当だったので

色々準備をしていきました。

撃沈しました。

会議が終わってしばらくして、

「英語で会議やったことない…」
「入社してまだ2ヶ月目…」
「そもそも業務分かってない…」
「訛り強すぎて分からない…」
「実力不足で何も聞き取れない…」

という、溢れ出んばかりの不満が
増えるワカメのようにわっさわっさと
出てくるじゃありませんか。

ただ、私は踏ん張りました。

声に出さなかったんですよね。

超えらい。

声に出すかどうかで、大きく変わるものです。

声に出してしまえば、

表情、声色、態度その全てが

言葉に乗って私の体を動かし

周囲の人に伝播するのです。

声に出すと楽じゃないですか。

人に構ってもらえるじゃないですか。

でもそこをグッとこらえて心の中で咀嚼すると

今度は悔しくなってきます。

（このスタートからペラペラ話せたら
超絶かっこいいんじゃね？）

ここまで及ぶのに15分。

人間偉いものです。

人に話すとその場はスッキリするけど

惨めというか、

虚しくて、

スッキリしません。

悔しくなったあとは、

次はどうしようかなと冷静にもなれます。
今日やれることやったぞと褒めることもできます。

食べ物もよく噛むと
味がわかって満腹中枢も刺激されます。

感情も同じかもしれません。

ただ、食べてて噛みきれないものもありますよね。

歯の奥に引っかかってたり

小骨が刺さってたり。

そんな時は、ぺって吐き出してしまえばいいんです。

感情もぺって吐き出して

周りに聞いてもらって

スッキリしちゃえばいいんです。

様々な出来事が、口の中に入ってきて、

美味しい、不味い、辛い、苦い、甘い、
酸っぱい、塩っ辛い

人それぞれ感じるものは違います。

噛める時は噛み締めればいいし、

噛めない時は吐き出して

好きな物食べて下さい。

まだいけると思って食べ過ぎ（頑張りすぎ）は、
注意ですよ。

なんでも腹八分目、です。