「男子校勢のすばらしき二次会よ」♪桑田佳祐 - 祭りのあと　#NowPlaying 2022.08.22

同窓会話、その後にも続きがありまして。世間的には同窓会の続きといえば、"数年ぶりに会ったら垢抜けて美人になってたあの子に一目惚れしてこっそりと抜け出す"「ここから君を奪って  夜空を抜けて」パターンや、"当時好きだったけれど思いを伝えられなかったあの子を2軒目に誘って…"の、「ずっと好きだったんだぜ 相変わらず綺麗だな」パターンあたりかと思います。

いや、そんなキラキラしたものなんてフィクションの世界ですよねきっと。そのまま食事の予定を立てて付き合い、これが今の妻ですなんて絶対にフィクションの世界ですよね間違いなく。いやそうだと言ってくれ。

男子校勢の同窓会明けなんてそんなものであるわけもなく、大体が居酒屋やファミレス、カラオケなどでバカみたいに飲んで騒いで店に迷惑を掛ける、そして数年後に「あれも今となっては良い思い出」と一方的な判断で美化するパターンでしょう。

こと私はそんな社会様に迷惑を掛ける図太さは持ち合わせていないので、そんなグループにいるわけもなく、同様な友人数名とひそやかな2次会を行いました。内容は熱りを冷やしながらターミナル駅まで1時間半歩く2次会。

えっ？ 変だろって？ いやいや、夜風に吹かれながらあの頃や現状を語り合う、これこそ風流ってものですよ知らんけど。卒業以来一番仲の良い友人も公園で彼の友人とゆったり喋っていたようで、どこか安心したのを覚えています。

東京の夜景を眺めながらあーだのこーだの駄弁る、もしかしたらいわゆる"付き合いで"来てくれただけかもしれないけれど、その"祭りのあと"感を一緒に楽しんでくれる友人たちとはこれからもずっと仲良くいられそうです。

いまだに足は筋肉痛ですが。

桑田佳祐 - 祭りのあと