野の医者と癒しと治癒
こんにちわ！ひとみです。
今回もよろしくお願いいたします(*^-^*)
今回は心理学者
東畑開人先生の
「野の医者は笑う」という本について
ご紹介というか
書いていきたいと思います。
他にも
「居るのはつらいよ」という
面白い著書を書いておられます。
心理学の先生にも
こんなに柔らかい方が
いらっしゃるんだなって
ホッとします。
もう少し難しい本も
勿論書いておられます。
東畑開人先生を
ご紹介したかったわけではなくて、
「野の医者は笑う」という
本について
書いていこうと思います。
だけど、
内容を書いてしまううわけにはいかないので、
わたしが感じたこと
この本を読んで
痛いところを突かれた感じ
みたいなことを書いていこうと思います。
「癒し」っていう言葉は
実はあまり好きじゃないんですが、
というのも、
ゴールが、ある意味ないものに
簡単な形をつけてしまうことで
安っぽく感じるからなんですね。
癒されたところのゴールを
どこに持ってくるのか
っていうこともありますが、
本気で感じるものって
稀だと思うんですよね。
温泉に入ったり、
誰かから褒められたり
自分が満たされたり。
どこを「癒し」とするのか。
温泉に入って「癒される」感じって
ある意味安っぽくないですか？
…それはともかく、
「癒される」ことと
「治癒される」ことは、
何が違うのか。
この著書には
たくさんの「野の医者」が出てきます。
ここで使う「野の医者」とは
医師とは違うけれど、
ヒーリングとか
レイキとか
占いとか
沖縄のお話なので、
「ユタ」さんとか。
現代医療とは違う形で
誰かを癒したいと思っている人たち
のことです。
この「野の医者」さんは
自分の稼ぎや
自分自身のことは後回しにして
人を癒すことを
生きがいのようにしています。
わたし自身は
誰かに癒されたと感じたことは
ありません。
ただ、
とても苦しかった時に
「受け止めてもらえた感じ」を
感じられたときに
驚くほど
「ホッと」したことがありました。
癒されることって
どんなことなのか。
治療されることって
どんなことなのか。
そんなことを感じながら
読んでいました。
わたし自身も
誰かを癒すことに
主眼を置いていました。
これは、
誰かに癒されたかったことの
裏返しだったのかと
実感しました。
だけど、
「癒す」ってキリがないんですよね。
わたしは、
これについては
ある仮説を立てています。
なぜ癒されることに
キリがないのか。
幸せもそうだけど、
辛さもそうかもしれないけど、
「その瞬間」
振り返った瞬間に感じるものだから。
温泉に入った瞬間の
その時に感じるものが幸せであって
温泉を出たときとか
温泉に入る前は
幸せじゃないことになります。
温泉に入る前は
「幸せな体験ができそう」だから
ある意味幸せだけど、
「癒す」っていうのは
瞬間的なものなんですね。
そして、
最大の仮説ですが
他人からもたらされるものでは
ないということですね。
温泉に入るお膳立ては
誰かにしてもらえるのかもしれないし
温泉というインフラは
自分では準備できないし。
だけど、
他人に代わりに
温泉に入ってもらっても
幸せでも何でもないですよね(笑)。
まぁ、
日頃の奥さんをねぎらって
たまには温泉にでも
行ってきなよってなって
奥さんが温泉に入っていることを
喜んでくれる旦那さんは
いるかもですけど。
誰かに代わりに
癒してもらうことは
できないんじゃないかな。
自分でしか自分を
癒せないと思うんですよね。
先に書いた
「受け止めてもらえた体験」も
自分の辛さが分かってもらえた
という段階であって
これまで誰にも理解されなかったことが
誰かに理解してもらえた
共通の認識ができた
ということだけなんです。
子どものころに
遊びの中で
勝手にルールを決めて
それが共有された感じ。
「そこは電流が流れとるで
触ったら負け」とか
「ブランコかーわって」
みたいなもの。
ちゃんと言葉が通じていて
共有された感じ。
でも、
そこから先は
自分がやるしかないんです。
辛さに向き合って、
ちゃんと傷口が塞がっていくところを
見届けるのは。
随分「野の医者は笑う」から
離れたかもですが、
癒すっていうことの本質を
きちんと考えたいですね。
簡単に言葉を使っていても、
それは本質ではないと思うし。
あなたはどう感じますか？
あなたの意見を教えてください。
…さて、だいぶ長くなってきましたので、
続きはまた明日～。
あなたの幸せの形を
教えてくださいね！
そして、今日が
ハッピ～でラッキーな日で
ありますように♡
ここまでお付き合いいただきまして
ありがとうございます
コメント感想大歓迎です！
よろしくお願いいたします。
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