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「カオナシ」と人格障害

こんにちわ!ひとみです。

今回もよろしくお願いいたします(*^-^*)

前回は「愛着障害」について書いていました。
前回の記事はこちら

そして、こんなコメントをいただきました。

―以下転載―

アタッチメント大切ですよね!

わたしは、
コレに関しては

親以外でも、
ある程度時間が経ってからでも
補える筈だって

いつも信じています↑

―転載終わり―

わたしもそう信じています!

そのことも
これから書いていきたいと思っていますので
引き続きよろしくお願いいたします(*´▽`*)


さて、
赤ちゃんだったことのわたしを
お世話してくれる人が、

適切にわたしのことを理解してくれて
お世話してくれることで、

わたしはその人に対して
絶対の信頼を持っていくのだと書いていました。

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その過程の中で、
わたしは
「この世に存在していてもいいんだ」という
「わたしの存在を許してくれる存在がいる」という
実感を育んでいきます。

そして、
全く赤ちゃんではなくなったとき、
つまりある程度成長してきた段階で、

外との関係を作っていきます。

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わたしにとっては
外の世界は

限りない興味と
限りない恐怖があります。

気にはなるけど、怖い。

それを
お世話してくれる人の顔色を読みながら

安心であることや
やってはいけないこと

危険な目にあったときに
きちんと保護してくれることを
学んでいきます。

お世話してくれる人が微笑んでいれば、
わたしの目の前にいる人は安全な人。

痛い思いをしたときは、
ちゃんと駆け寄ってきて、
心配してくれる。

そして、
怖い思いをしたときには

一度お世話してくれる人のそばに来て
安心感や勇気をチャージして
また外の世界に冒険に行きます。

そうやって
お世話してくれる人との
絶対的な信頼感を基に
外との関係を作っていきます。

そこには絶対的に
わたしと
お世話してくれる人との関係が影響してきます。

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お世話してくれる人が
いつも大儀そうで面倒くさそうな場合

わたしも
外との関係は
大儀そうで面倒くさそうになります。

お世話してくれる人が
いつも明るく元気な場合

わたしも
外との関係は
明るく元気になります。

つまり、
適切な愛着関係を築くことができていれば、
外での人間関係も適切になるということです。

いつも愚痴ばかりいいながら世話されていたら、
きっと外との関係も愚痴っぽくなるでしょう。

そこで、
人格障害傾向の方は

相手の感情を理解することが苦手なので、
赤ちゃんの気持ちも理解しづらいし、
お世話するときに自分本位になりそうです。

その人からお世話されると、
やっぱりそういう傾向が強くなってしまうのは
当たり前なのかもしれません。

つまり「愛着障害」とは
自分がこの世に生まれて
自分の人生を生きてもよくて、

わたしは
この世にいてもよい存在なんだという

本質2

自己肯定感とか
セルフ・エフェカシーというものが
うまく育まれなかった障害だということになります。

もし、今あなたに子どもがいて

あなた自身が愛着障害だと感じているのなら、

今からでも
あなたの子どもが何歳でも、

子どもとの関係を見直してみてください。

今からでも
充分修正はできます。

あなたの子どもの話を
否定せずに
じっくり聞いてください。

もちろん
反論したいことはあります。

あなたを愛していないとか
傷つけたいと思っているとか
そんなつもりは毛頭ない。

だけど、
あなたの子どもが
そう感じていることは事実なんです。

だから、
とにかく黙って話を聞いてあげて、

「そんな思いをしていたのね、
 そんな思いをさせてしまってごめんね」
と謝ってみてください。

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その後で
いくらでも「そんなつもりはなかった、
 本当はこういうつもりだった」ということは
可能なんです。

ただ、後で言い訳をしたとしても、

あなたの子どもが
当時そう感じていて
傷ついていたという事実に

しっかりと向き合う必要があります。

もし、
あなたが愛着障害で
育ててくれた親に対して
複雑な思いを抱いているのであれば、

時間はかかるかもしれませんが
「その人はそんな人だからしょうがない」
と唱えてみてください。

その埋められない感情は
どこからも与えられません。

わたしがわたしを
許して
愛して
埋めていくしかないのです。

以前に書いた、
ネットで調べて出てきた答えに
「強くなれ」とありましたが、

それは受け入れろ、とか、
何を言われても折れるな、
みたいなニュアンスだったと思います。
諦めろ、とかね。

でも、わたしがたどり着いた結論は
どこからも埋めてもらえない感情は
自分が埋めるしかないということでした。

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そして、
その人格障害のような方は
埋められない感情を
どこかから得ようとして

相手にしつこく求めたり

自分の辛い感情を
他人に押し付けているのだと思います。

人格障害傾向の方って、
主に自己愛の強い傾向の方って

千と千尋の神隠しに出てくる
「カオナシ」のイメージです。

泥のお金を支払って
(つまり、自分には痛みがない)

千を手に入れるまで
色々なものを取り込んで、
どんどん巨大になっていきます。

だけど、
本当に欲しい千を手に入れることは
できません。

カオナシは千が欲しいのでなくて

千が持っているかもしれない
自分に向けてくれた優しさや
自分に向けてくれた感情を
求めているのです。

千を取り込みそうになって
やっと気が付くわけですね。

千のそばを離れようとしないカオナシですが、
銭婆のところに行って、
自分の居場所ができ、
落ち着くわけですね。

でも、
人格障害傾向の方は
そのことに気が付けるようなチャンスは
なかなかないですよね。

そして、
次回は人格障害傾向の方と
どう付き合っていくのかを
考えてみたいと思います。

だいぶ長くなってきましたので、
続きはまた明日~。

あなたの幸せの形を
教えてくださいね!

そして、今日が
ハッピ~でラッキーな日で
ありますように♡

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ここまでお付き合いいただきまして
ありがとうございます

コメント感想大歓迎です!
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