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英中バイリンガル保育園 in ロンドン🇬🇧

今、次男は長男の通っていた英中バイリンガルを掲げる保育園(nursery)に通っている。

朝8時から9時で登園、午後4時までにお迎え。これを週2日で約800ポンド/月。約15万円である。去年9月に値上がりして、みんな結構文句言ってた。日本でフルタイムで入れていた時よりも大幅に高額。信じられない。ママ友に「よく旦那さん払ってくれてるよ〜!」と言われ、まぁ、確かにそう。感謝してる。自分の時間確保するためにそんなにお金使うの馬鹿馬鹿しいかな…と思いつつも、私は最初の1年間の自宅保育頑張ったってことで…。

ちなみに英中バイリンガルとか付加価値が高い保育園だから保育料が高額…という訳ではなく、周囲はどこもこの水準のよう。むしろちょっとお得なほうだった。
朝8時から午後6時まで週5で預けたら、約1800ポンド。子供複数人いたら、給料飛ぶわ…。給料の水準違うといえども、あるレベルの経済力ないと厳しい世界すぎる。
私立だからか。公立はどうなんだ。そもそも近くに公立あるのかな。全然聞かない。

保育園といえども日本と違って、働いていなくてもお金を払えば預けられる。そうゆう意味では幼稚園に近いというか、こども園的と言うべきか。
なので、働いてないお母さんでも、自分の時間確保と子供の社交の練習に週に2回とか午前中3日とかで最低限預けている人は結構いる。保育園とPlaygroupと習い事掛け合わせて1週間のスケジュール組んだり。
満3歳からは、週に15時間分の保育料を政府が補助してくれる(近々範囲が拡大するはず)ので、2歳までは自宅保育で頑張って、3歳になって保育園入れる人も結構いる。収入とか障害あるとかによっては政府の補助も他に色々あるっぽいけど。日本の保育園のほうがもっと福祉寄りで、こっちはもっと商業的ぽい気がする。

駐在家庭は日本の会社からも補助あると思うけど、年少さんの3歳以上のところが多いのでは。だからわざわざ2歳の子を保育園入れるのはただの贅沢なんだろうけど、日本では飛行機に乗らないと帰れない実家といえども、その実家すらもないし、夫も異国でしごとして疲れてるし出張もあるし、友達も少ないこっちでは、子育てサポートの基盤が脆弱過ぎるっていうか、週に2日だけでも自分の体力と気力の回復に役立つし、ありがたみが尋常でない。

教会のplaygroupも通ってるけど、保育園の方が、ママと離れるの訓練にもなるし、その年頃にあった発達を促す遊びや活動も色々してくれるし、同年代の子との触れ合いにもなるし、色々1日のルーティンを学べて、やっぱ保育園はプロだよねと思う。
日本にいた時、長男は4ヶ月ぐらいで保育園行きだしたけど、ただ預けるってだけでなくて、私も親として初心者だし、先生とか周囲のママさんから、子どもへの声かけの仕方、お菓子やご飯のメニュー、遊び方、手遊び歌とか、色んなことを保育園から学べた気がする。

通ってる保育園は、英中バイリンガルの他に、モンテッソーリ、外遊びも掲げてて、別に英中バイリンガルに興味ないけど、外遊び重視とか、環境が気に入ったとか、単純に近所なだけというご家庭も多い。
うちみたいに英中バイリンガルに惹かれて入れてる中華系のご家庭ももちろん。広東語の家庭であったとしても、ハロウィンクリスマス的定番行事のほかに、旧正月とか中秋節とかの中華圏イベントも結構やってくれるので、そういうのも評価ポイントなのかな。
少し遠くから車で通ってる中華系の人もいた。長男のの仲良しさんは中国語のために午前中にこちら、午後は家の近くの保育園と組み合わせで通ってて、忙しいな〜という感じだった。

長男がここでやってる中国語の放課後クラス含め、西洋系の人でも中国語教育推しだったり、子供が中国語覚えてるのに結構喜んでたりして、びっくりした。日本でも子供に英語習わせるのは定番だけど、英語が母語のこちらでは、影響力の増加が著しい中国語の人気がどんどん強くなってるのか。家で子供が中国語の歌を歌い出したり、数を中国語で言ったりするのを聞いて、おぉ!子供はやはり吸収力ある!と感じるようで。

ここの保育園は先生全員が中国語を話せるわけではなく、何人か中国語話す先生がいるって感じ。なのできっかけ作りっていうか、遊び程度の中国語。メインは英語。でもやっぱ保育園で覚えたことは飲み込み早かったりで、プラスになったはず。毎日、サークルタイムっていうみんなで集まってやる活動の時に、簡単な中国語覚えたり、歌を覚えたりしてるみたい。親も呼ぶイベントの時にそれをお披露目してる。

長男が通ってた時は、クラスの担当に中国人の若い先生がいて(広東語もいけたらしい)、その先生がサークルタイム以外の遊んでる時にも長男に中国語をポツポツ教えてくれてた模様。帰り道に「ママはリーベン(日本)なんでしょ?」と突然聞かれて、いつ覚えたのとびっくりしてたら、「Miss 〇〇が教えてくれた〜」みたいな。

来る前に調べたら、ロンドンに英中バイリンガル保育園いくつかあったし、何校か経営してるところもあった。そのほとんどの保育園が中国語の補習校みたいのも併設してるし、子供向けの中国語レッスン・補習校(小さい子向けも)は東京よりたくさんあって、全然見つけやすそう。日本だと中国語の前に英語になるし、日本より商売になるか…。東京でも認可外だったらそういう保育園結構あるのかな。インター的な。

以上、我が家の保育園事情いろいろ。