見出し画像

Personの影響力

1年前の記事だけれど、製品そのもののレベルを上げていっている流れがよくわかる。

インフルエンサー事業はいい意味でも悪い意味でもひとりの人間がブランドの将来に大きく寄与する。
良い例でいうとまさに引用記事のように製品のレベルを最大限に引き出すことができるところだ。

その商品力の高さは、古川氏の求めるものをいかに叶えるか、ということに尽きるという。その要望に応えるため、もともと2019年12月に商品を発売する予定を彼女の希望で白紙に戻して、商品を最初から作り直したりもした。白紙になっても頓挫せずDirect Tech側はビジネスサイドの調整に奔走し、パペルックは完成度の高い商品を作り上げるために古川氏に伴走し続けた。

製品開発はその担当者のやり切る力が必要だ。
プロダクト、というだけでなく、サービスであったり社内のちょっとした整備の導入であったりも同様だ。周りからのアドバイスや承認工程が多いほど個性やトガリが削られていって、なんでこうなった?みたいな事例は社会人あるあるなんじゃないだろうか。

その片方で悪い影響ももちろん広がりやすい。
自粛期間中にYouTuberたちが大勢で集まって飲み会をして大きく批判されていたニュースはそれぞれの業界で活躍しているYouTuberが銘々集まっており、メンバーを覗いてみるとYouTuberをあまりよく知らない私でも知った名前がいくつかあった。
そこからいくつか調べていくと、コラボ製品の発売取りやめになったケースもあるとのことだ。

そしてさらに、DaiGo氏のホームレスに対する発言も批判が殺到している。
誰にも侵されない生存権をないがしろにした彼の発言は許されることではないし、その後の対応もとてもよくなかった。
複数の団体からも非難を受けているし、どれくらいの意欲からは外部のだれもがわからないけれど、勉強場所として受け入れている「NPO法人 抱樸(ほうぼく)」さんがとても誠実な文章を出していらっしゃっているのでここでは割愛する。

++++++++++++++++++

個人が持つ力の大きさは拡大している。
SNSの登場から始まり、アーティステックな編集アプリを駆使し、マネタイズできるプラットフォームも増えていっている。独り言をつぶやく場所も今では投げ銭機能が付いた。

好きなものや人に直接送ることができる機能は嫌いじゃない。
なくなったライブの代わりに投げ銭機能がついた複数の配信アプリで配信を始めたアーティストのために、還元率の高いアプリを探していた知り合いもいた。

今後はどうなるだろうか。
同じBeauty Techからの記事でも今日の記事ではバーチャルキャラクターの台頭を取り上げていた。
原因のひとつとして人件費の高騰が上がっていたが、徐々にバーチャルも受け入れられていくんだろうなとも思う。
次は個人VSバーチャルになっていくんじゃないだろうか。

技術の進歩に目が離せない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?