ご飯の準備

食卓に納豆がでたことがない。
なので、納豆を食べる機会がなく、ビュッフェでも納豆を取ることはなかったしホテルの朝食で出てくる納豆とかはほかの人に渡していた。周りは受け取ってくれるし不自由もなかった。

大学生となりひとり暮らしとなった。
身の回りのことを全部自分でしないといけなくなった。水回りの掃除から毎日の掃除。埃は角にひたすら溜まるしトイレのサボったリンクってこれのことやったんか！と思いながら過ごす。

食事も自分で3食用意しないといけないけれど、時間のない(かつお金もない）大学生、何を食べたらいいのか分からず思わず検索する。

そう、ここで出てきたのがあの「納豆」なのである。

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何度かトライはしてみた。
だがしかし現在でも食べられない。

年齢が上がるごとに食べられるものは増えたり、子どものころは良さが分からなかったけど大人になってその味がわかる、みたいな話はよく聞く。
自分自身も、20代に入ってすぐくらいから、ブラックコーヒーをなんなく飲めるようになった。

子どものころから慣れ親しんだものじゃないと限定されてしまうんだろうか。
少しもったいないことをしたんだろうかと考えながらも、新しいものをもっと試してみたいという好奇心を保ちつつ明日の朝ごはんを考える。
美味しい食べ方を調べてもいいし、食べ方のわからない果物にも出会ったら調べてみればいいじゃない。そう思うとたまに美味しいレシピが流れてくるツイッターはやめられないな。