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敬語は聞き手に対する敬意やへりくだりなどの気持ちを表す言葉づかいとされている。
しかし、私はへりくだることの必要性を感じない。
そして、相手を敬っているかどうかは言葉よりも、行動に表れると考えている。
私は年上の人に敬語を使わなければならないという常識に疑問を持っている。
そこで私は年齢による言葉の使い分けについて考えた。
私は年齢によって言葉を使い分けることについて反対である。
その理由はふたつある。
1つ目は、言葉の選択肢は多い方が良いと考えるからだ。
例えば「意外」の類義語を調べると、以ての外、予想外、不意など他にもたくさん出てくる。
しかし、それぞれ微妙にニュアンスが違うと思う。
私は、相手を敬うために言葉があるわけではなく、相手とのやりとりのために言葉があると思っている。
だから 年齢や、こうするべき、ではなく自分の伝えたい事を正確に表す言葉を選べることが重要だと考える。
2つ目は、年齢の差は埋まらないからである。
歳の違う相手と自分との間には常に一定の差があり続ける。
それによって阻まれた関係性や、手が届かなかった仕事があるのではないかと思う。
能力と年齢は比例しないが、それぞれに違う力と経験値があるということを理解するべきだと思っている。そのため、年齢を理由に言葉遣いや態度を変えるという事はとても失礼だと感じる。

それに対して確かに、常識的におかしいのではないかという考え方もある。
しかし私は、常識だからと何も考えずにいるのはおかしいと思っているし、言い回しが違うだけで失礼というのは受け入れられない。自分の想いを表しやすい言葉を使う方が良いと考える。
だから私は年齢によって言葉を使い分けることについて反対である。

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