目覚めたら…。
当然ですが、ベッドの上で点滴してました。
食事出来るかって言われて、完食したのを覚えています。
看護師さんに「食欲ありますね。」って言われたのは、覚えています。
別に身体を激しく動かす訳ではないので、麻痺しているとかそういう実感もなく、入院翌日からリハビリが始まっていました。
まずは自力でトイレに行くところから。
最初は管がついていましたが、入院2日目に外されました。
頭痛がある訳でも無かったので、転倒など万一のことがあるといけないので、用を足すときに看護師さんを呼んで、車椅子でトイレに移動。終わったら、看護師を呼んでベッドに戻る。まずはこれから。
リハビリ病棟に移るまでは、病室、病棟で手すりに掴まっての歩行とか、手足を動かしたり、簡単な動作を救急病棟選任の理学療法士さん、作業療法士さんの元でやってました。
印象的だったのが、麻痺した左手に微量の電流を流してもらうと、わずかだが指を動かせるようになったこと。
その時頭に浮かんだのが、なぜか「仮面ライダーストロンガー」
今夕方放送中の暴れん坊将軍を観ているが、公儀御庭番木場才蔵役がストロンガー役の荒木茂さんなのはたまたまだ。
普通なら、電気を通されるんだったら、タイムボカンの悪役を思い出すところだろうが、違った。
これは、リハビリで入院中で一番印象的な出来事だった。のちに、電気を通して下さった作業療法士さんに「あれがタイミング良かったんですよ。」って私はいつも言っていた。
後に電流を流すリハビリが存在することを知った。(これに関してはまた書きたい。)
私は運良く横浜市の脳卒中治療専門病院に入院することが出来た。
これに関してはコロナが落ち着いていたこと、自分自身の症状把握が当たっていたこと、周囲の人々の判断が適切だったことが幸いしたと思っている。感謝しかない。
これは転院する前に聞いたのだが、緊急病棟でリハビリ担当される作業療法士さん、理学療法士さんって重要なポジションだそうだ。
発症後1週間は、リハビリにとって重要だから…ということらしい。
次回は病棟を移ってからのことを書きたいと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?