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キャリア|就職支援した新卒学生が8年後どうなったか

今日はとっても驚く、そして嬉しい出来ことがあった。

8年前、私は某総合人材会社で新卒の就職支援をしていました。
入社は7月、学生の就活も第2クールに差し掛かっていた頃です。

まだキャリアアドバイザーとして駆け出しのころに
担当させてもらったのがS君。

『なんでもできると思う』と自信満々な性格で、
とわいえ、真面目で芯が強く、繊細なところも持ち合わせていた。

就職活動はなんでもできる!と豪語するが
なかなか面接が通らない。
そんな自分に向き合うことは辛かったと思うし、
怒りや不安も混ざってきて、
弱音も吐きたかっただろうに、
感情を表に出していくことに羞恥心も
あったと思う。

そんな彼が某メーカーに内定が決まったのは
10月末くらいだったと思う。

これは私にとっても支援させてもらった学生の中で、
初となる内定承諾だったので飛び上がるほど嬉しかった!

そんな彼が8年たって急に電話をしてきた。
初めは番号だけで誰だかわからずぶっきらぼうに
出るchamomin。(申し訳なかったな~・・・)

私が当初、3年は頑張れ!って言ったからだろうか。
『なんでも売れる!』と言った彼に、
『じゃあ、内定先の商品も売れるよね?
なんでも売れるようになって初めてスキルがあると
言えるんだよ』なんてきつい一言を浴びせたからだろうか。

彼は3年間きつい営業を全うし、
TOP営業マンまで上り詰め、
その営業力を武器に某大手保険会社に転職したとのこと。

こんな嬉しい知らせってあるのだろうか。
支援した学生さんが立派な社会人になり、
社会でも活躍を報告してきてくれるなんて。
しかも大学内での支援じゃなく、
たまたま登録に来た人材会社のアドバイザーに
事後連絡をくれるなんて。

こんな律儀で大人な対応ができるようになった彼を、
本当に誇りに思う。

彼曰く、
当時は本当に生意気な自分だったと。
なんでもできると思っていたと。

そんな自分を客観視でき、
自分が決めたことをどんな環境でもやり遂げ、
利益をたたき出す営業マンとなった彼。

人の成長を見届けることができて、
それが感謝の言葉で返ってきた。

だからキャリア支援って遣り甲斐なんだな~。

今日はすごくやる気が高揚してきました!

よし、まだまだ。アラフォーでも頑張るぞ!

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