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TFT療法にトライ

新年度が始まり、一週間以上経ちました。
じっと自分のペースを守って生活している方、新たな環境に身をおき緊張が続いている方など、様々なスタイルで新年度を過ごしていることでしょう。
疲れたなと感じた時は、意識的に休みをとり、無理に無理を重ねないでいきたいものですね。
小休止があるからこそ、自分の生活を持続できますよね。

さて、前回は「TFT療法」について、おおまかな概要、タッピングする箇所等について書きました。
今回はタッピングをする際に、否定的な感情を呼び起こさないといけないので、自分が困っている・悩んでいることを正確に把握することが求められます。
作成するセンテンスは具体的であるとより効果的です。
例えば、「ミスをするのは嫌なのでミスをしたくない。」というセンテンスよりも「ミスをした時、そんな自分が我慢出来ない。」といった文章の方がより具体的ですよね。

そして、この文章を「たとえ、《    》としても、私は大丈夫」と《》の中にセンテンスにあてはめていきます。
上記のセンテンスをまとめると「たとえ、ミスをした時、そんな自分が我慢出来ないと感じたとしても、私は大丈夫。」といった具合です。
文頭に、「たとえ」、文末に「としても、私は大丈夫」と加え、口頭でのセンテンスへと完成させます。

次に、このセンテンスのキーワードを取り上げていきます。
ミスをすると自分を責めてしまう状態なので、「不安、怒り(自分に対しての)」が当てはまりますでしょうか。
もしかしたら、人によっては「不安」の根底には、「恐れ」といった感情もあるかもしれません。
口に出すセンテンスから、自分がしっくりキーワードを掬いとってみて下さい。

実際にやってみよう

①まず、空手で瓦を割ることをイメージした時のいわゆる「空手スポット」を親指以外の指4本でトントンとタッピングします。
タッピングしながら、作成したセンテンスを2回はっきりとした口調で声に出します。
その後もタッピングを続けます。

②つぎに、胸の真ん中からやや左の「誓いスポット」円を描くようにさす
 り、もう一度大きな声でセンテンスをはっきりと声に出しながら、円を描
 くようにさすります。

③今度はキーワードを声に出して言いながら、顔のスポット(まず、眉頭⇒
 眉尻⇒目の下⇒口ひげ⇒あごの順でタッピング)~手のスポット(Vスポ
 ット⇒小指⇒人差指⇒親指⇒中指)~上半身のスポット(鎖骨⇒わきの
 下)へとタッピングをおこないます。
 ここでは、キーワードを言うことで、自分がいかに動揺しているか不安に 
 思っているかをしっかりと感じるようにします。

④最後に、空手スポットをタッピングします。
 ここでは、キーワードではなくセンテンスをはっきり2回言いましょう。

終わった後、少しゆっくりとして、自分の内面を観察してみましょう。
不安は軽減されているでしょうか。

タッピングは科学的に実証されていないということも事実ですが、私はセルフケアとして時々日常に取り入れていますが、自分と向き合いリラックスできるものだ実感しています。
時間の隙間に、自分でできるので、セルフケアの一つとして、気軽な心持ちでトライしてみるのもいいかもしれません。

参考、引用文献 
『タッピング入門 シンプルになった<TFT&EFT>』ロベルタ・テムズ著 浅田仁子訳 春秋社






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