恐らく、年金受給世代の男性は男女の役割に拘る世代なのだろう。蘭さんが定年を迎えた途端「じゃあ、お弁当作ってもらわなくっちゃ」と蘭さんの夫。え、お弁当欲しかったの？そりゃ作らないこともないけどその言い方はないよね。反発したい気持ちを抑えた。「じゃあ。。。もらわなくっちゃ」って何さ！

突然声が出なくなったのは提灯行列の2日後のこと。いつものようにおはようと言ったらパクパク金魚状態だった。喉が痛いわけでもないし熱もない何の予兆もなかったから本当にビックリ。まあ、直ぐに治るだろうと高を括っていた。ところが。。。健康て奴は人生経験だけでは全く太刀打ち出来ないんだな。

将来は独立開業すると言いながら組織から飛び出せなかったタエちゃんは、今や講演会を開けば席が直ぐに埋まる立派な先生になった。ポスターの写真も堂々としてる。凛として風格出てきたかな。何年経ったんだっけ？失敗したら↓なんて組織という保険に守られていたら今の成功は無かったかもしれないね。

ユキ江さんとヒロ子さんは長男に嫁ぎ舅姑に支えてきた。体重30キロ台のヒロ子さんは何度か体調を崩しては実家で静養することがあった。体重50キロ台のユキ江さんは健康だったが厳しい舅姑に耐えきれず里帰りすることがあった。現在90歳代になった2人の体重と健康は逆転した。2人はどう生きたか

字余りの無い#140字。決して文字数超過は受け付けてくれないし保存すら許してくれない。そう来たか！それならつぶやくのは140字と決めた。短い言葉の方がキレがいいと思うこともある。でも与えられた文字数が余っても繰り越せないからその都度使い切ることだ。この挑戦している感がたまらない。

自治会主催の健康セミナーに参加したユキ雄さん。食事は彩よくバランスを考えて食べる必要性を改めて確認した様子。朝食作りにもこれまで以上に気合が入り食材や調味料の注文が細かくなってきた。指示指図面倒臭いこと。でも、これで一人になってもやって行けそうね。と、妻は長旅の計画に心躍らせた。

夫が帰宅して手を洗いソファーに体を沈めた途端イビキをかいて眠ってしまった。車の運転中睡魔と闘っていたのだろうか。危なかったあ。日常でも朝起きたが早いか何をするより早く食べ物を口にしているとか、寝ていたと思ったら急に起き上がるとか、とにかく夫の行動にいつも驚かされる。動作MAXな夫

少し後悔。失敗したかな。先走った感じ。やめようか。どうしよう。続ける意義はそこじゃない。流されていいものか。いいわけない。どうしたいのか。どうなりたいのか。おかしいよね。どう考えてもミスったとしか言えない。ごめんなさいと言ってやめようか。どうするどうする。一瞬の気の緩み間違った。

おじちゃん先生、おばちゃん先生と慕い大好きだった幼稚園。甥や姪が通う頃、園は世代交代で親子間で揉めていると聞いた。数十年後、仕事を通して当該幼稚園に縁ができた。因果は巡り、園は再び世代交代の時期を迎えかつてと同様に親子間で対立していた。幼児教育に欠くことの出来ない普遍的要素とは。

苦手な食べ物が２つある。１つは茄子。茄子を食べると声が悪くなると少女雑誌で読んだ。ハスキーな声のお姉さんを見て茄子のせいだと思い込んだ。もう１つは茗荷。自宅の隣は精神科病院だった。塀1枚その先は入院病棟で自宅との境界に茗荷が生えていた。食べたら向こうへ行くことになるのかと怖かった

ある日祖父母と共に出かけた先は祖母の実家だった。お婆ちゃんのお母さんだよと紹介された曽祖母は寝たきりの状態だった。布団の中から笑顔で「ばあちゃんの手こんなになっちゃった」と包帯を解いて見せてくれた手はパンパンに膨らんで痛そうだった。人はこうして朽ちていくのかと悟り怖くなった幼き日

変わりない？元気にしてる？の問いかけに「楽しいよ」や「幸せだよ」と返されたら不安になった。楽しい事がたくさんあって幸せを感じるのは悪くない。でも「変わりないよ」や「元気だよ」だけを想定していたから深読みしすぎなのかな。大丈夫だよね。変わりないよね。元気だよね。次は何と声掛けよう。