ある日祖父母と共に出かけた先は祖母の実家だった。お婆ちゃんのお母さんだよと紹介された曽祖母は寝たきりの状態だった。布団の中から笑顔で「ばあちゃんの手こんなになっちゃった」と包帯を解いて見せてくれた手はパンパンに膨らんで痛そうだった。人はこうして朽ちていくのかと悟り怖くなった幼き日
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