見出し画像

レトルトカレーでも食育を!

いかがお過ごしですか、長谷川ちゃみです。

子どもにはできたての手作りの味を!といつもがんばっているおかあさん、たまにはレトルトカレーもいいですよ。

食卓でこんなことを話せば、食育になるのではないでしょうか?

*****
1.レトルトカレーは、なぜ長い間腐らないのか?
2.レトルトカレーは、温め方を必ず確認しよう。
*****

1.
レトルトカレーが長い間腐らないのは、カレーを袋に密封した後に加圧加熱して袋の中の菌を殺しているからです。

小4の娘は、「カレーに良い菌を入れて悪い菌が増えたら戦わせるんじゃない?」と。

小6の娘は、色々考えた末に、牛乳を高温殺菌していることを習ったことを思い出して、「熱くして菌を殺している」までたどり着きました。
惜しくも、圧力をかけるところまでは、考えが及びませんでしたが。

2.
レトルトカレーの温め方は、以前は袋ごとお湯に入れて温めるものしかありませんでした。
でも、最近は袋のままレンジで温められるものが出ています。本当に便利。

注意しなければいけないのは、従来タイプのものを袋のままレンジで温めるのはとても危険ということです。

レンジで温められるものとそうでないものは、袋の材質と形が違います。
レンジで温められるものは、レンジにかけていい材料のみで作られています。そして、温めている間に袋の中で発生した蒸気が抜けるようになっています。

一方、お湯に入れて温める従来の袋は、アルミ箔が貼り合わされてできているものが多いです。
アルミ箔は、レンジにかけると火花が散る可能性があります。
また、従来の袋は、蒸気を逃がす仕掛けもありません。

レンジで温められるレトルトカレーは便利ですが、レトルトカレー=レンジで温められる と覚えてしまうと危険です。

子どもには、レンジで温められるものと温められないものがあるということを教えてあげましょう。

加工食品について、子どもと一緒に長持ちする理由を考えてみたり、正しい使い方を教えたりするのも、食育になるのではないでしょうか。

それでは、また。


サポートいただいたら・・・栗きんとんを食べたいです!