10年前、オーストラリア留学で写真を撮り始めた時の写真31選
こんにちは。美術家兼写真家の新造真人です。今年で写真を撮り始めて10年になります。2013年の1月5日にオーストラリアに留学しました。当時は高校3年で卒業まで間近というところだったのですが、色々と思うところがあり、そのタイミングで休学をし、初めての海外、はじめての南半球に向かいました。真冬の日本から飛行機で半日移動すると、真夏のオーストラリアに到着しました。
文字通り、見るもの全てが新鮮で、あらゆるものを写真に収めました。自販機にスーパー、夕焼けの湖、意味を知らないであろう日本語のタトゥー、ハイカラな学校行事、現地の人にはなんでもないであろう校舎、仲良くなったクラスメイト、高層ビルから望む大都会、朝焼けの道。エトセトラエトセトラ。
写真を撮り始めて最初の1年は、年間で10万枚の写真を撮りました。もっと、もっと、もっとたくさんの景色に出会いたいとクラウドファウンディングに挑戦しみなさまからお金をいただき、たくさん飛行機に乗って、電車に乗って、足がクタクタになるまで毎日歩いて、いろいろな場所に出かけました。そうして撮影した31枚の写真を振り返ってみようと思います。
ぼくが多くの時間を過ごしたのはQueensland州のAtherton高原です。Great Barrier ReefのあるCairnsから車で三時間ほど山を登るとそこにたどり着きます。途中にはKurandaというヒッピーとアートの町があります。Athertonはとても小さな町で、当時は、どうしてこんな田舎に、、、と思いましたが、今思うと、あそこで多くの時間を過ごすことができたのは、人生の財産になりました。
いただいたサポートは、これまでためらっていた写真のプリントなど、制作の補助に使わせていただきます。本当に感謝しています。